harry は❓-🧙‍♂️-#つぶやき英単語 2143

(2023.10.5)

harry は
『うるさく悩ます、うるさく求める』や
『執拗に攻撃する、侵略する、蹂躙する』の意味の動詞です。
この発音は hǽri です。

ハリー・ポッター のHarry は固有名詞なので頭が大文字な所が違いますが、
それを除けば綴りは harry と同じで、発音も同じです。

これと一字違いのhurry は
『大急ぎ』や『急ぐ、急がせる』の意味でお馴染みですね。
この発音は hə́ːri なので、harry とは違います。

せっかくなので、みんなまとめて使ってみましょう。
As the opposing players harried Harry, he did hurry to where the golden snitch shone.
「相手の選手たちがハリーを執拗に攻撃する中、彼は金色のスニッチが光った場所に急いだ」

なんか、こんなシーンあったような気がします。

feel in one’s bonesは❓-🚢-#つぶやき英単語 2036

(2023.6.23)

1912年に沈没した英豪華客船タイタニック号の残骸を探索するツアー中に行方不明になっていた潜水艇タイタンの件について、
映画「タイタニック」のジェームズ・キャメロン監督のコメントがBBCの英語記事になっていました。

その記事中のキャメロン氏の発言で
“I felt in my bones what had happened. For the sub’s electronics to fail and its communication system to fail, and its tracking transponder to fail simultaneously – sub’s gone.”
というのが有りました。

ここで、feel (it) in one’s bones
『~と(直感的に)確信する、直観(予感)する』の意味のイディオムになります。

なので上のキャメロン氏のコメントは、
「私は何が起こったのか直感した。
潜水艇の電子機器、通信システムと追跡用トランスポンダが同時に機能しなくなった。
ということは、潜水艦は消滅したのだ。」
というものです。

この他にも
潜水艇のテクノロジーに問題があり、その製造者がそのことを知っていて、技術承認を得ようとしなかったと述べています。

本家のタイタニック号が沈んだのは、この船の技術を過信していたことが原因の一つと考えられます。
今回の、タイタニックの残骸を見に行った潜水艇タイタンの場合も、全く同じような過信があって事故につながった可能性が有ります。

原因の究明が待たれます。

Star Wars でお馴染みの optative sentence -☆彡-#つぶやき英単語 1982

(2023.5.4)

optative sentence は『祈願文』だそうです。英文法の参考書に載っています。
このoptative は『願望を表す』という意味の形容詞で、主に文法用語として用いられるようです。

祈願文 optative sentences のパターンの一つに、May を頭に文頭においた形が有ります。
例えば
May the King live long! で
「王様万歳(=王様が長生きしますように)」
のように 願望を表す文になります。

実は、映画 Star Wars でお馴染みのあのセリフ
“May the force be with you!”
「フォースが共にあらんことを!」も、
このパターンの祈願文 optative sentence です。

何で、このStar Wars の祈願文の話になったのかというと
今日は5月4日、 May the fourth だから・・・・。

dementia は❓-🏥-#つぶやき英単語 1905

(2023.2.18)

dementia は『痴呆』です。
例えば、senile dementiaなら『老人性痴呆症』です。
この頃は『認知症』という場合が多いかもしれません。

最近のニュースで、frontotemporal dementia という病気があることを知りました。
日本語だと『前頭側頭型認知症』だそうです。

The family of Bruce Willis announced that he has frontotemporal dementia.
The actor was previously diagnosed with aphasia, which prompted him to retire from acting last year.
「ブルース・ウィリスの家族が、彼が前頭側頭型認知症であることを発表した。
この俳優は以前、失語症と診断され、昨年俳優業を引退していた。」

このニュースが、ダイハードのブルース・ウィルスさんのことだったので、
ちょっとショックです。
こういうのは他人ごとではありません。
一日一日を大切に生きないといけないと思います。

英語で「一卵性双生児」は❓-♊―#つぶやき英単語 1850

(2022.12.28)

『一卵性双生児』は英語では monozygotic twin です。

monozygoticが『一卵性の』の意味 です。
dizygoticだと『二卵性の』なので、dizygotic twinが『二卵性双生児』 になります。

一卵性双生児は遺伝子も「同一=identical」なので、identical twin とも呼ばれます。
これに対し、二卵性双生児には別の言い方として、fraternal twin という言い方が有るそうです。このfraternal は『兄弟の』という意味です。

使ってみましょう。
Fred and George are monozygotic twins, right?
I think they look too much alike to be dizygotic twins.
「フレッドとジョージは一卵性双生児だよね?
 二卵性双生児にしては似すぎてると思う。」

The Weasley twins Fred and George in the Harry Potter films were actually played by identical twins James and Oliver Phelps.
「映画ハリー・ポッターに出てくるウィーズリー家の双子フレッドとジョージは、
実際に一卵性双生児のJamesと Oliver Phelpsが演じました。」

僕は、ハリー・ポッターの映画は特に2本目までが好き。


slam dunk の意味いろいろ-🏀-#つぶやき英単語 1846

(2022.12.24)

バスケットボールのダンクシュートというのは、高く跳んでゴールの真上からボールをたたき込むシュートですね。
slam dunk は『強力なダンクシュート』のことになります。
(ちなみにダンクシュートは、英語ではshoot という単語は使わずに、dunk shotまたは単にdunk と言うそうです。)

このslam dunk は、バスケ用語以外に
『簡単なこと、簡単に達成できること』や『必然的結果』などの意味になるのだそうです。

使ってみましょう。
The movie has attracted the interest of people of all ages.
So, the box-office success is a slam dunk.
「その映画は幅広い年齢層の人びとの関心を集めている。
 だから、興業的な成功は必然だ。」

映画 THE FIRST SLAM DUNK が好調なようですね。
Kinokuniya USAさんでもプッシュしているみたいです。

In celebration of the release of the movie THE FIRST SLAM DUNK comes the release of THE FIRST SLAM DUNK re:SOURCE, a book full of special illustrations and interviews with the author! A bonus manga chapter featuring the story of Ryouta is also included!
映画 THE FIRST SLAM DUNKの公開を記念して、スペシャルイラストと著者インタビューが満載の「THE FIRST SLAM DUNK re:SOURCE」が発売!
さらに、リョータの物語を描いたおまけ漫画も収録!

que sera seraは?-🎥-#つぶやき英単語 1738

(2022.9.13)

que sera sera 『なるようになるさ』

Que será, será というと、古い映画が好きな方には、ヒッチコック監督のサスペンス映画
『知りすぎていた男 (The Man Who Knew Too Much)』の中でドリス・デイが歌っていた曲の印象が強いかもしれません。アカデミー歌曲賞をとった曲だそうです。
この歌詞の中で Que será, será が繰り返されています。



この曲のタイトルは’Que será, será ‘ですが、’Whatever will be, will be’と呼ばれる場合も有り、この二つは同じ「なるようになる」という意味なんですね。
Que será, seráの方はスペイン語由来とされています。

ケセラセラのような楽観的な感覚というのも、ある場合には必要だと思います。
Even when we encounter difficulties, we may find a way out by murmuring ‘Que sera sera’.
困難にぶつかった時でも、「なるようになるさ」とつぶやいてみれば、案外と道が開けるかもしれません。

cabby ってシャーロックが言ってた―🚖-#つぶやき英単語 1641

(2022.6.7)

今日、Amazon Prime Video でSHERLOCKのシーズン1の第一話を見ました。
カンバーバッチ(Benedict Timothy Carlton Cumberbatch)さんが主演のやつです。

2010年のドラマなので、なんか今さらな感じですが、
僕は初めてだったので、楽しめました。
面白いじゃないかという感想です。

その中で、ワトソンとホームズの会話で cabby という単語を使ってました。
これ『タクシー運転手』のことなんですね。

なんか簡単な言葉なのに今まで知りませんでした。

まあ、知らないことが多いから、発見も多くて楽しいということですね。
特にドラマで聞き取って覚えるのは、いい感じです。

英語で「麻痺せよ」は?-⚠-#つぶやき英単語 1567

(2022.3.26)

ハリー・ポッター HARRY POTTER の話には、いろんな種類の呪文が出てきます。
もちろん、魔法の呪文なので英語ではないわけですが、中には英語のままというのも有るんです。

僕は気が付いたのは、「 麻痺せよ」という呪文です。
麻痺せよの元の呪文は Stupefy で、日本語版の本でも「ステューピファイ!麻痺せよ!」と書かれているところも有ります。

stupefy という単語は実際に辞書に載っていて、
『(人を)麻痺させる、無感覚にさせる、ぼうっとさせる』の意味を持つ他動詞です。
他にも『びっくりさせる、仰天させる』の意味にもなります。

使い方はこんな感じです。
He was stupefied with the drug.
「彼は薬で朦朧としていた」

We were stupefied by the news.
「私たちはそのニュースに唖然とした」

ハロウィンのイラスト「黒猫の魔法使い」

呪文のStupefy は、「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」の闘いのシーンなどにも出てきます。機会が有れば、チェックしてみてください。


ブルーサーマルの thermal は?―🛩―#つぶやき英単語 1553

(2022.3.13)

ブルーサーマルというアニメ映画が公開されていて、僕の所にも良い評判が聞こえてきます。グライダーが出てくる話なんですね。

このブルーサーマル blue thermalについて、ちょっと調べました。
サーマル=thermal という単語は、一般的には形容詞で『熱の』の意味ですが、
この場合のthermalは名詞で、Weblioに『上昇温暖気流』という訳語で載っています。航空・飛行関係用語で、カタカナのサーマルでも通じるようです。

Oxford Dictionary にも説明が出ています。
thermal  Noun
An upward current of warm air, used by gliders, balloons, and birds to gain height.
「サーマル (名詞) : 上に向かう温かい空気の流れ。グライダー、気球や鳥が高度を上げるために用いられる」

Wikipedia(英語) のthermal の説明の中では
thermal column (or thermal) と書いてありますので、thermal column という言葉のcolumn が省略されて、上昇気流を表す名詞のthermal になったと思われます。
(元は形容詞∔名詞だったのに、みんなが名詞を省略して使うので、形容詞が名詞になっちゃったパターンかもね。)

ハンググライダーで飛ぶ人のイラスト(男性)

ブルーサーマル =blue thermal については、コトバンクに出ている説明ですと
「サーマルが上空に昇っていっても雲にならない状態を言う。特に、しっかりしたサーマルコンディションであって、雲のない時などに使われることば。」だそうです。

アニメ映画「ブルーサーマル」の公式サイトでは
「“ブルーサーマル”とは、青空の下で発生する上昇気流のこと。」と説明しています。
それに、ブルーサーマルは「つかまえたら幸せになれる風」なんですと。

この映画の舞台(のモデル?)は、埼玉県熊谷市の妻沼グライダー滑空場らしいですよ。
(ちょっと行って幸せになれる風つかまえてこようかな? 高所恐怖症だけど・・・)