cherry-picking は?―🍒―#気になる英語調べ隊 2345

(2024.11.11)

cherry-picking はどんな意味でしょうか?

単純に『サクランボ狩り』でも正解ですが、これと異なる意味も有ります。

cherry-picking は比喩的に『選り好み、いいとこ取り』の意味にもなるそうですよ。
多くの中から、自分にとって都合の良いものだけを選ぶことですね。

動詞は、cherry-pick 『いいとこ取りする』になります。

例えば、以下のように使えます。
You shouldn’t cherry-pick data.
「データを都合よく選ぶべきではない」

(バイアスのかかった情報だけ見ているのは危険ですね)

cold constitution は?―🥶―#気になる英語調べ隊 2344

(2024.11.10)

cold constitution という言葉を辞書で見つけたのですが、
どんな意味でしょうか?

cold は『寒い、冷たい』ですね。
constitution と言うと『組織、構造、憲法』などの意味がありますので、
cold constitution で「冷たい組織」とか思うかもしれませんが、
辞書に出ていたのは違います。

実は、constitution は『体質』を意味する場合があり、
cold constitution で『冷え性』の意味になるそうです。

例えば
「私は冷え性だ」なら
I have a cold constitution.
のように言うことができます。

ちなみに、
I am sensitive to (the) cold. でも同じような意味になります。
『冷え性』もsensitivity to (the) cold のようにも言えます。

また
I have bad (poor) circulation.
「私は血行が悪い」のような言い方でも、
実質的に「私は冷え性だ」という内容にもなります。

寒くなってきましたね。
足の先が冷たく感じる僕は冷え性なんでしょうか。
年のせいかもしれませんが。

 

camo は?―🪡―#気になる英語調べ隊 2343

(2024.11.9)

ソーイング・ビー(The Great British Sewing Bee)という、
アマチュアが裁縫を競うBBCの番組をよく見ています。

その中で camo という単語を使っているのが聞き取れました。
これは『迷彩柄の生地、迷彩服』の意味で、
camouflage 『カモフラージュ、偽装、迷彩』を短くした言葉ですね。

その単語が使われたのは、迷彩柄を取り入れた服が画面に映っていた時だったので、
camo = camouflage = 迷彩 が自然に理解できました。
こういう出会い方をした言葉は、
すっと頭に入ってきて、しっかり定着するような気がします。


「声がかれる」の英語は?―🎤―#気になる英語調べ隊 2342

(2024.11.8)

「声がかれる」は英語では become hoarse だそうです。

hoarse は『かすれた、かれた、しゃがれ声の』の意味の形容詞です。
発音記号では hɔ́rs で、馬のhorse と同じです。
(紛らわしいということで、前にも取り上げてました。→ここ

かれた声なら hoarse voice ですね。

例えば
「彼女は歌い過ぎで声がかれた。」なら
She became hoarse because she sang too much.
Her voice was hoarse because she sang too much.
のように言えます。

ホロライブの白銀ノエルさん、Xで別人並みの「かれた声」を披露していました。
おだいじに。
(白銀ノエルさん関係の英語いろいろ→ここ

president-elect は?-📰―#気になる英語調べ隊 2341

(2024.11.7)

president-elect は『(就任前の)次期大統領』のこと。

LIVE UPDATES: President-elect Trump already meeting with transition team, strategizing how to fill administration
「ライブ更新: トランプ次期大統領、すでに政権移行チームと会談し、政権運営の戦略を練る」

もうちょっと接戦になると思ったのですが、
共和党のトランプ氏があっさり勝った感じで、
もう就任準備モードですね。

大谷選手関係:「関節唇断裂」の英語-🏥-#気になる英語調べ隊 2340

(2024.11.6)

大谷翔平選手のワールドシリーズでの肩の負傷は実は関節唇断裂で、既に手術を受けたそうです。

この『関節唇断裂』は、英語では labrum tear です。
labrumは『唇、関節唇』の意味の単語です。
tear は『断裂』で、この場合の発音は tέər「テア」ですね。
(『涙』のtear は、tíər「ティア」ですけど。)

Xにもこの件のポストが出ていました。
Dodgers star Shohei Ohtani has surgery to repair labrum tear in shoulder after World Series injury
「ドジャースの大谷翔平選手がワールドシリーズで負傷した肩の関節唇断裂を修復する手術を受けた。」

大谷選手、手術が必要な状態で試合出ていたんですね。
手術はうまくいったようで一安心ですが、
オフシーズンはゆっくり休んでほしいと思います。

日本の政党の英語名-🗾-#気になる英語調べ隊 2339

(2024.11.5)

日本の主な政党の英語名 Political parties in Japan

自由民主党:Liberal Democratic Party(LDP)
立憲民主党:The Constitutional Democratic Party of Japan(CDP)
日本維新の会:Japan Innovation Party(JIP)
国民民主党:Democratic Party for the People(DPP)
公明党:Komeito(NKP)
れいわ新選組:Reiwa Shinsengumi Party
日本共産党:Japanese Communist Party(JCP)
など

衆院の選挙も終わりましたけど、
問題山積みで、これからどうなるんでしょうか?

steel oneselfは?-🔨-#気になる英語調べ隊 2338

(2024.11.4)

steel oneself という表現があります。
steel は名詞なら『鋼』ですが、ここでは動詞です。

動詞のsteel は、 steel oneself の形で以下の意味になります。
: to make (oneself) ready for something difficult or unpleasant
 「困難なことや不愉快なことに対して備える」
: to fill (oneself) with determination and courage
 「決意と勇気をみなぎらせる」
Merriam-Webster

研究社の新英和中辞典でも
「心を固くする、心構えする、心を鬼にする」などの訳が出ていました。

使ってみましょう。
She had to steel herself for bad news.
「彼女は悪い知らせを覚悟せざるをえなかった」

Because of the quality problems, we steeled ourselves for a decline in profitability.
「その品質問題のために、私たちは収益の低下を覚悟していた。」

鋼が硬いというイメージから、このような表現ができたと思うと、
なかなか面白いと思います。
(オンライン英会話、Bizmates のレッスンで覚えた表現です。)

ノエル団長関係:ボンレスハムは?-🐹-#気になる英語調べ隊 2337

(2024.11.3)

英語関係の日々の個人的な気付きをつづる本ブログですが、
本日は、ホロライブの白銀ノエルさんの配信で出てきた『ボンレスハム』についてです。

白銀聖騎士団のノエル団長に合わせて、ファンは「団員さん」と呼ばれています。
ちなみに団員は、画面やイラスト上ではハムスター hamster の姿です。

で、今日のノエル団長の配信で話題になったのが、団員の中のガチ恋勢の名称でした。
大空スバルさんのファン「スバ友」のガチ恋勢が「アヒージョ」と呼ばれているので、その白銀聖騎士団バージョンという感じですかね。

で、コメントでいくつかの案が出て、『ボンレスハム』というのが最有力候補になりました。
これ英語では boneless ham で、「骨(bone)の無い(less) ハム(ham) 」ということです。

ノエル団長の魅力で「骨抜きにされている」ことと、団員が「ハムちゃん」であることが意味として入っていて、これでいいんじゃないかという感じになりました。
ボンレスハムの別の書き方として「ボンレス公」とすると、聖騎士のイメージにも合うとの意見もありました。(それもいいかも。)

ちなみに、 「食品のハム はそもそも骨が無いもの」と思っている方も多いと思いますが、海外では bone-in ham 『ボンインハム(骨付きハム)』が主流だそうです。
たぶん日本人の好みから、骨を抜いた boneless ham の方が国内では普及しているのだと思われます。

「ボンレスハム」や「ボンレス公」は、
名称として面白いので定着するのではないでしょうか。

(白銀ノエルさん関係いろいろ→ここ

ノエル団長関係:「嘘だと言ってよ」の英語は?-💻-#気になる英語調べ隊 2336

(2024.11.2)

本日、白銀ノエルさんがモンハンワイルズOBTの配信をやってて、
システムトラブル(?)の時に「嘘だと言ってよバーニィ」と言ってました。

英語でこれを言うと、Say it ain’t so, Bernie! となります。

これ自体はガンダム関係の台詞らしいのですが、それもオリジナルではなく
100年以上前の元ネタが有ります。

1919年に、アメリカ大リーグ・ワールドシリーズでの八百長にからんで
ホワイトソックスの8選手が追放されるブラックソックス事件が起こりました。
この中のジョー・ジャクソン選手が裁判所から出てくる時に、
子供が Say it ain’t so, Joe! 「嘘だと言ってよ、ジョー!」と叫んだとされています。
(実際は “It ain’t true is it, Joe?” 「本当じゃないよね、ジョー」だったらしいですが。)

ぼくは、ガンダムの方はよく知らなかったのですが、
大リーグの方のエピソードはなぜか知っていました。
それぞれの世代の常識というものがあるということでしょうか。

(白銀ノエルさん関連→ここ