Ohtani gets plunked だとぉ―(# ゚Д゚)-#気になる英語調べ隊 2698

(2025.6.21)

ドジャースの大谷翔平選手がパドレス戦で死球を受けました。
たぶん、報復死球というやつです。

Shohei Ohtani gets plunked and Dodgers fans are NOT happy
「大谷翔平選手が故意の死球を受けてドジャースファンは不満」

plunk はもともとドスンというような擬音語で、
動詞としても『(重い物を)ドスンと落とす』などの意味で使われます。
野球に関するスラングとしては、
plunk は『わざと死球を投げる』の意味になるそうです。
「ドスンと当ててやる」的なことでしょうか。

なので、get plunked は『故意死球を当てられる』になります。

なお、死球は英語では hit by pitch で、デッドボールは和製英語だそうです。
(関連投稿→大谷選手に当てないでほしい:「死球」の英語は❓

まあ、わざとではない hit by pitch はしょうがないとしても
『故意の』intentional や 『報復的な』retaliatory がつくのは
だめですよね、ぜったい。

a hand of bananas は?―✋―#気になる英語調べ隊 2697

(2025.6.20)

この頃、バナナって大きな房で売ってるのは少ないかもしれませんが、
あのつながった状態だと大きな黄色い手みたいですよね。

英語にも同じような感覚はあるようで、
『手』の意味でお馴染みの hand には『(バナナの)房』の意味にもなるそうです。
[Weblio調べ]

ここには、hand の『手の形をしたもの』という意味が載っていて
その用例の一つとして『(バナナの)房』が出ている形です。
(同様に『時計の針』もhand だそうです。)

a hand of bananas は『ひと房のバナナ』という意味になります。
房に何本もバナナがついているので、当然、複数形の bananas です。
これ、そんなによく使われる表現ではないみたいですが、面白いので覚えておいてもいいのでは。

『ひと房のバナナ』は a bunch of bananas の言い方も有り、こちらの方が一般的なようです。
a bunch of flowers 『花束』や a bunch of grapes 『ひと房のぶどう』のように、
a bunch of は他の物にも使われます。

その点、『房』の意味のhand は バナナ専用と考えておいた方が無難でしょう。
手みたいな形の果物が他に有れば、使ってもいいのかもしれませんけど。

「夏至」の英語は?―☀️―#気になる英語調べ隊 2696

(2025.6.15)

『夏至』は summer solstice
1年で最も昼の時間が長い日ですね。

solstice は、『(太陽の)至(し)』=太陽が赤道から北または南に最も離れる時のことだそうです。
こういう状態は1年に夏至と冬至の2回あり、『冬至』が winter solstice です。

使ってみましょう。
Next Saturday, June 21, is the summer solstice.
「次の土曜日、 6月21日は夏至だそうです。」

「お直し、裾上げ」の英語―👖―#気になる英語調べ隊 2695

(2025.6.11)

服の『お直し』は英語で何と言うでしょうか?

alteration という単語が使えるようです。
この単語の基本的意味は『(部分的な)変更、改変』ですが、
『(衣服の)寸法直し、裾上げ』の意味にもなります。

例えば
We offer free alterations for clothes purchased at our store.
「当店でお買い上げいただいたお洋服のお直しは無料です」
のように使えます。

動詞 alter が『変更する、作り変える』の意味で、
『(衣服を)お直しする』の意味にもなります。

例文
Our staff will alter your trousers.
「当店のスタッフがズボンのお直しをいたします」

僕の場合、ズボンの裾上げですっごく長さ切ることになるんですけど
あれは何ででしょうか。

「〇〇酸」の英語いろいろ―🧪―#気になる英語調べ隊 2694

(2025.6.8)

塩酸や硫酸などを英語で言いたい時に「何だっけ?」と思わなくていいように、自習をしておきましょう。

『酸』は acid ですから、「 ~ 酸」は ~ acid ということになります。

acetic acid 酢酸

amino acid アミノ酸 
 essential amino acid 必須アミノ酸

boric acid ホウ酸

butyric acid 酪酸

carbolic acid 石炭酸

carbonic acid 炭酸

chromic acid クロム酸
 dichromic acid 重クロム酸 

citric acid クエン酸

fatty acid 脂肪酸
 saturated fatty acid 飽和脂肪酸
 unsaturated fatty acid 不飽和脂肪酸

formic acid ギ酸(蟻酸)

glutamic acid グルタミン酸

hyaluronic acid ヒアルロン酸

hydrochloric acid 塩酸

hydrocyanic acid 青酸 (=prussic acid)

hydrofluoric acid フッ化水素酸

inosinic acid イノシン酸

lactic acid 乳酸

linolic acid リノール酸

nitric acid 硝酸

nucleic acid 核酸
 ribonucleic acid(RNA) リボ核酸 
 deoxyribonucleic acid(DNA) デオキシリボ核酸

oleic acid オレイン酸 

oxalic acid シュウ酸

phosphoric acid リン酸(燐酸)

picric acid ピクリン酸

salicylic acid サリチル酸

silicic acid ケイ酸(珪酸)

sulfuric acid 硫酸

sulfurous acid 亜硫酸

tartaric acid 酒石酸

uric acid 尿酸

等々

化学でも生物関係でも、いろいろな酸が出てきますので、
英語名も覚えておいて損は無しですね。

beside oneself は?―😾―#気になる英語調べ隊 2693

(2025.6.2)

beside は『そばに、横に』ですが、
それでは beside oneself はどんな意味になるでしょうか?

「自分のそばに」ということで幽体離脱みたいですが、そうではありません。

beside oneself は『我を忘れて、逆上して』という意味になるのだそうです。

例えば
He was beside himself with rage when he realized her betrayal.
「彼女の裏切りに気づいたとき、彼は怒りで我を忘れてた」
のように使えます。

うれしくて我を忘れるのはいいですが、
怒りや嫉妬で我を忘れると、結果はろくなことにならないと思います。
そういう時こそ、冷静に。


ノエル団長の言葉より:FAQはファッキューではありません―🖕―#気になる英語調べ隊 2692

(2025.6.1)

ホロライブの白金ノエルさんは、
最近までFAQをファッキューと読んでいたらしいです。
今日の配信で言ってました。

FAQ は frequently asked questions の略です。
frequently が『しばしば、頻繁に』なので、
FAQは直訳すれば「しばしば尋ねられる質問」、要するに『よくある質問』ということですね。

FAQの読み方は「エフエーキュー」が普通で、さすがに「ファッキュー」はないかなと・・・。

でも、こういう見る機会は多いけれど、あまり口にすることがない言葉って、いざという時に正しい読み方が分からない事って有りがちな気がします。
まあ、間違えるのも勉強のうちですね。