bachelorってどっちの?―#気になる英語調べ隊 2264

(2024.8.21)

bachelor って、
『独身男性』と『(大学の学部を卒業した)学士』の意味があるので
ちょっとややこしい感じがします。

以前、ぼくは似たような発音の別の単語かと思っていたのですが、
同じ単語に両方の意味があるということですね。

そもそも、bachelor の語源は「若い騎士」の意味のフランス語だそうです。
独身男性も大学卒業した学士も、まあ若い騎士みたいなものなのかもしれません。
(そうかな?)

英辞郎でbachelor の所を見たら、上の二つの意味の他に
『(まだ交尾したことのない)雄の若いオットセイ』というのも載ってました。

まあ、そういう若い雄のオットセイも、若い騎士みたいなものかもしれませんし・・・。
(そうかな?)

英語で「絵日記」は?―🖌―#気になる英語調べ隊 2263

(2024.8.20)

夏休みの宿題というと絵日記を思い出す人が多いかもしれません。

この『絵日記』は英語では picture diary や illustrated diary だそうです。

例えば
「息子は夏休みの宿題の絵日記を書いている」は
My son is writing a picture diary for his summer homework.
のようになります。

大人になってから絵日記なんかつけたことないけれど、
かえって今やったら面白いかも。

ノエル団長の言うOBSって何?―🖥―#気になる英語調べ隊 2262

(2024.8.19)

ホロライブの白銀ノエル団長の配信で、たまにOBSという言葉が出てきますが、
これって何のことでしょうか?

この場合のOBSは Open Broadcaster Software の略で、
ライブ配信や録画を行うためのPC用ソフトのことです。
多くの配信が、このOBS Studio というソフトにより行われているようです。

なので、Youtubeでの配信でOBSという言葉が出てくれば、この配信用のソフトのことを言っている可能性が高いです。

ただ、こういうアルファベット文字の略語は、違う文脈では違う意味になりますのでご注意を。
例えば、大分県でOBSと言えば、
大分放送(Oita Broadcasting System)の略称と思う人の方が多いかもしれません。

BB cream と CC creamは?―🧴―#気になる英語調べ隊 2261

(2024.8.18)

オンライン英会話 Bizmates のレッスンで読んだ英文に、
BB cream とか CC cream という言葉が出ていました。

Longman Dictionary によると
BB cream は、blemish balm (beauty balm) creamのことで
a type of face cream that is used to improve the appearance and feel of your skin, especially by covering marks
「BBクリームはフェイスクリームの一種で、肌の見た目や化粧ノリを改善するために使用され、特に傷跡をカバーするもの」だそうです。

ここで、blemish は『傷、欠点』で、balm は『香油、芳香のある軟膏、慰め』などの意味で、合わせたblemish balm は「傷をいやすもの」ということだそうです。
もともと、BBクリームは医療用で用いられたものが一般化した感じですね。

同じくLongman Dictionaryによると
CC cream は colour control cream のことで、
a face cream designed to make your skin have a more even colour and look better 
「肌の色を均一にし、見た目を美しくするフェイス・クリーム」だそうです。


男性でこういう化粧品を使う人も多くなっているようですね。
ぼくでも使ったら違いが出るんでしょうか?

エゴサの英語は?―💻―#気になる英語調べ隊 2260

(2024.8.17)

『エゴサ、エゴサーチ』とは、自身の名前や情報をネットで検索することですね。

これは 英語でも egosearching と言います。
エゴサはこれを日本語化した略語ということになります。

他にも類似する英語としてegosurfing 、self-googling や vanity search が辞書に出ていました。
(vanity search の vanity は『虚栄心、うぬぼれ』の意味です。)

impressionは物まね ―👁―#気になる英語調べ隊 2569

(2024.8.16)

impression は
『印象、感じ、気持ち』などの意味で使われますが
この他に芸としての『物まね』の意味もあります。
(impersonation という単語も『物まね』の意味になります。)

XのPOSTでも『物まね』の意味でimpression が使われていました。
Elizabeth Rose Bloodflame is HERE and has a SUPER COOL talent: flawless impressions of HoloEN members!
「 エリザベス・ローズ・ブラッドフレームは、
ホロENメンバーの完璧な物まねという超クールな才能を持っている!」

(こういう才能がある人がうらやましいです。)

ノエル団長が言っていたガンレットとかガントレットとか-⚔―#気になる英語調べ隊 2568

(2024.8.15)

ホロライブの白銀ノエル団長が、
お披露目になったシスター+黒騎士衣装の手の防具について、
「ガンレットかガントレットかどっちなんだ? まいいか、とにかく『こて』です、日本語訳(笑)」
と言ってました。

英語でこれは gauntlet で、『(中世の鎧の)こて』です。手を保護するための装甲手袋のことになります。
このgauntletの発音は、辞書サイト英辞郎によると
発音記号で gɔ́ntlit、 gɑ́ntlitあるいはgɔ́ːntlitです。
この音のカタカナ表記は、
ゴントゥリト、ガントゥリト、ゴーントゥリトのようになるそうです。

ノエル団長の疑問にお答えすると、
この語をカタカナ語として使う場合には、「ガントレット」でいいと思います。
クリント・イーストウッドの映画 The Gauntlet は、「ガントレット」の邦題でしたし、GAUNTLET(ガントレット)というゲームも有ったらしいです。
なので、カタカナ語としては、ガントレットで既に認知されているんじゃないかな。

ノエル団長のガントレット

ついでに言うと
throw down the gauntlet というイデオムは、『挑戦する』の意味になるそうです。
これは、中世の騎士が挑戦のしるしにこて gauntlet を投げたことに由来するようです。

これに対して
pick up the gauntlet や take up the gauntlet は
『(こてを拾って)挑戦に応じる』の意味だそうです。

不用意に、こてを投げたり、拾ったりしないようにした方が無難かもしれませんね。



焼いたりしない roast は?―🍖―#気になる英語調べ隊 2567

(2024.8.14)

他動詞のroast は、食品の関係で使われ、
『(肉の塊・野菜などを直火やオーブンで)あぶり焼きにする、ローストする、
(豆などを)いる、ほうじる』
などの意味になります。

このroast は、食品とは関係なく
『(処刑や拷問のため)火あぶりにする』の意味でも使われることもあるようです。
物騒ですね。

その延長と言うのでしょうか、もはや実際に火で焼くとかではありませんが、
roast は『(人をからかったりあざけったりして)酷評する』という意味でも使われるそうです。
(酷評というのも、程度によっては「公開処刑=火あぶり」的なものになりますからね。)

例えば
The candidate roasted the his opponents in his speech.
「その候補者はスピーチの中で対立候補を酷評した。」
のように使えます。

いい意味でも悪い意味でも言葉にはエネルギーが乗る場合が有りますから、
使いどころを間違えませんように。


pitch in は?―🤾―#気になる英語調べ隊 2566

(2024.8.13)

pitch in は投げ入れるみたいに見えますが、
『協力する、力を貸す』の意味になるそうです。

他にもpitch in は『懸命にやりだす』『 勢いよく食べ始める』の意味でも使われるそうです。

例えば
He pitched in with the party preparations.
「彼はパーティーの準備に協力した」
のように使えます。

fall under は?―⚠―#気になる英語調べ隊 2565

(2024.8.12)

fall under ってなんか落下するみたいに聞こえますが、
これで『~の分類に入る、~に該当する』や『~の支配下(監督下)に入る』の意味になるそうです。

使ってみましょう。

「この動物は爬虫類に属する」
This animal falls under the reptile category.
(=This animal belongs to the reptile family.)

「その地域は隣国の支配下に置かれた」
The area fell under the control of the neighbor country.