英語で「イオン化傾向」は❓-🧪-#つぶやき英単語 2048

(2023.7.4)

化学の授業で習う『イオン化傾向』は、英語で ionization tendency と言います。
ionizationが『イオン化』で tendencyが『傾向』なので、そのままな感じですね。

イオン化傾向は、金属が溶液(主に水溶液)中で、陽イオンになろうとする性質のことです。
このイオン化傾向が大きい順に金属元素を並べたものは、イオン化列=ionization series と呼ばれます。

主な金属のイオン化列はつぎの通りになります。
元素記号 [英語名、日本語名]で表記しています。

Li [ lithium、リチウム ] > K [ potassium、カリウム]> Ba [ barium、バリウム]> Ca [ calcium、カルシウム ]> Na [ sodium、ナトリウム ]> Mg [ magnesium、マグネシウム ]> Al [ aluminum、アルミニウム ] > Zn [ zinc、亜鉛 ] > Fe [ iron、鉄 ] > Cd [ cadmium、カドミウム] > Co [ cobalt、コバルト ]> Ni [ nickel、ニッケル ]> Sn [ tin、スズ] > Pb [ lead、鉛 ] > (H [ hydrogen、水素 ] ) > Cu [ copper、 ] > Ag [ silver、銀 ] > Hg [ mercury、水銀 ] > Au [ gold、金 ]

(元素記号と異なる文字で始まる英語名を斜体字にしておきました。)

この中ではリチウムは最も陽イオンになりやすく、金は最も陽イオンになりにくいことになります。

化学の勉強されている方は、せっかくですから元素の英語名も覚えてしまえばいいかと思います。

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