(2022.3.21)
漫画やアニメの「僕のヒーローアカデミア」は、特異な能力を持つ人たちがプロのヒーローとして活動している社会が舞台になっています。
その中で、プロヒーローたちが「相棒」や「部下」として自らの事務所で雇うヒーローのことを「サイドキック」と呼んでいます。
このサイドキックの元となる英単語が sidekick で、『親友、仲間、相棒、助手』というような意味です。これ、ヒロアカでのサイドキックのイメージで理解しておいて間違えではなさそうですね。
このsidekickの語源ですが、Weblio(Wictionary )での説明によると
From side + kick, which in the late 19th and early 20th century was a slang term for the front side pocket of a pair of trousers, was known as the pocket safest from theft. Thus, by analogy, a “side-kick” was a person’s closest companion.
「 side + kick から。これはズボンの前側ポケットを指す19世紀末から20世紀初頭の俗語であり、盗難から最も安全なポケットとして知られていた。だから、その類似性でside-kick はその人の最も親しい仲間ということになった。」
他でも読んだことがあるのですが、この言葉はスリが使っていた隠語だったそうですよ。
ヒロアカのヒーローの相棒・助手 の呼び名 サイドキック が、もともとスリ同士の隠語に由来した言葉だというのは、ちょっと面白いんじゃないでしょうか。
最後に例文です。
Bakugo is one of the sidekicks of a professional hero, the Best-Jeanist.
「爆豪は、プロヒーローであるベストジーニストの助手(サイドキック)の一人です。」