(2021.11.3)
11月3日は文化の日で祝日ですが、晴れの特異日としても知られています。
『特異日』とは、ある天候や気象状態が前後の日に比べてひときわ多く現れた実績のある日のことです。
これは、英語では singular day や singularity といいます。
形容詞のsingular を辞書で見ると、『並外れた、まれにみる、非凡な、奇妙な、珍しい』などの訳語が載っており、これが「特異な」ということでしょう。
(ちなみに、英文法でsingular といえば『単数形(の)』などの意味になりますね。)
また、singularity には『たぐいまれなこと、非凡、奇妙さ、単独、単一』や『特異性』の意味があります。
「特異性のあるもの」もsingularity ということができて、これが気象用語なら『特異日』ということになります。
例文です。
It is said that November 3rd is a singular day of fine weather in Tokyo.
「11月3日は東京での晴れの特異日と言われています。」
今日、実際に日本中で見れば雨マークのところありますよね。
この11/3が晴れの特異日というのは、東京での話だと思うんです。
こういうのは、場所を限定して言わないと不正確な発言になるかもしれません。