「器の小さい」の英語は?―🫙―#気になる英語調べ隊 2355

(2024.11.21)

ドンブリとかではなく、人について『器の小さい』というのを英語でどういうでしょうか。

『器の小さい』は比喩的に、
「人として度量が狭い、細かいことを気にする」などを表す言葉です。
『尻の穴が小さい』も同じような意味ですね。

英語だと
small-minded 、petty-minded 、narrow-minded や
small-hearted という言い方が有ります。

たとえば、
サッカーの国際試合の前にピッチのサイズを自分たちに有利となるように変えるような人たちのことは
They are small-minded.
「彼らは器が小さい」
と言っていいと思うんですけど。

smooth over は❓―〇―#つぶやき英単語 2490

(2024.2.26)

smooth over には、『丸くおさめる、穏便に済ます』の意味があるそうです。

使ってみましょう。
He tried to smooth over the argument between the two friends.
「彼は友人二人の言い争いをなんとか丸くおさめようとした」

また、smooth over は、『言い繕う、かばう』の意味にもなります。

例えば、こんな感じです。
He is trying to smooth over his past wrong remarks.
「彼は自分の過去の間違った発言を取り繕おうとしている」

smooth には、動詞として基本的に『平らにする、ならす』の意味がありますから、
この延長で平穏におさめるというニュアンスが出てくるのでしょうね。


「蒸し焼きにする」の英語は?-🍽️-#つぶやき英単語 1807

(2022.11.19)

『蒸し焼きする』を英語で何と言うでしょうか?

料理の方法はいろいろありますが、蒸し焼きというのは
「直接火にあてずに加熱し、食品から出る水分で蒸すように焼くこと」です。

辞書を見ると、『蒸し焼きする』に当たる smother という動詞が出てきます。。

ですが、smother という単語の他の意味を見ると
『窒息死させる、息苦しくさせる、厚く覆う、抑圧する、隠蔽する』など
ちょっと穏やかじゃありませんね。
(『(火を)覆って消す』という意味もありますけど。)

そもそも昔ながらの蒸し焼きの方法として、
「芋とかの食材を葉っぱで包んで土に埋め、その上で焚火する」というのがあります。

これだと、smotherの「覆う」というイメージに合いますし、
芋の立場からすれば「息苦しい、出してくれ」的な状況なので、まあ理解できるかと思います。

使ってみましょう
Next, smother that salmon and mushrooms by wrapping in aluminum foil.
「次に、鮭とキノコをアルミフォイルで包んで蒸し焼きにします。」

His mother smothered the taro for us in a traditional way.
「彼のお母さんがタロイモを昔ながらの方法で蒸し焼きにしてくれた」

これ語呂合わせすれば覚えやすいかも。
「蒸し焼きする」のはSのmother で smotherだ。
あるいは、
「窒息死させる」のはSのmother でsmother ・・・・。


「煙が目にしみる」の英語は?―❤️‍🩹-#つぶやき英単語 1703

(2022.8.9)

The Platters などが歌っていた「煙が目にしみる」という曲はジャズのスタンダード・ナンバー で、原題は Smoke Gets in Your Eyes です。
(英語から直訳したら「煙が目に入る」ですけど。まあ煙ですから目に入ればしみますね。)

もし、「煙が目にしみる」=「煙で目がひりひりと痛い」とはっきり言いたい場合には、
My eyes smart from the smoke. 
のような表現が使えます。
この場合、smart は『ひりひり痛む、ずきずきする』の意味の動詞です。

また、eye-smarting で『目にしみる』の意味の形容詞になるので、
「目にしみる煙」は eye-smarting smoke と言えます。
例)I hate the eye-smarting smoke from cigarettes.
  「煙草の煙が目にしみるのが嫌だ」

前にも書いたかもしれませんが
smart という単語には、形容詞としても『(痛みなどが)刺すような、ひりひりする』の意味が有ります。
(他にも『きびきびした、賢明な、抜け目ない、身なりのきちんとした、(機器などが)情報処理機能を持つ、高性能な』などおなじみの意味にもなります。)

動詞のsmart は、体の痛みだけでなく精神的な痛みについても『心が痛む、悩む、憤慨する』などの意味で使われます。
例) He is smarting under a guilty conscience.
「彼は良心の呵責に苛まれている」

また、名詞として『痛み、うずき、苦痛、悩み』などの意味にもなります。
smart の語源は、「痛みを感じる」の意味の古期英語だそうです。


英語で『駄菓子屋』は?―🍭―#つぶやき英単語 1548

(2022.3.8)

今日の言葉:駄菓子屋 small-time candy store

辞書サイトのWeblioで、英語で『駄菓子屋』をどう言うか調べたら
small-time candy store と出ていました。
(small-time って何?)

small-time は『取るに足らない、重要でない』という意味の形容詞で、
  small-time politician 三流政治家
  small-time thief コソ泥
などのように使われるそうです。
もともとは演劇関係のスラングで、「給料の安い舞台」から来ているらしいです。
time には時給って意味も有るんで、それが小さいということでしょうかね。

駄菓子屋さんは子供たちに愛される立派な商売だと思いますけれど、
駄菓子の「駄」は確かにsmall-time と似た意味ですね。

small-time の反意語は big-time で、『一流の、大物の、大~』の意味になります。
big-time actor 一流俳優
  big-time crime 大犯罪 

駄菓子屋のイラスト

駄菓子屋がsmall-time candy store というところまでは納得したんですが、
あんな感じの駄菓子屋ってアメリカやイギリスにあるんでしょうか?

These cuts smart. は❓-🩹-#つぶやき英単語 60

(2014.8.6)

These cuts smart. は「切り傷が痛む」の意味です。

smart というと、『きびきびした、頭の良い』の意味の形容詞を思い浮かべますが、
『ずきずき(ひりひり)痛む』や『心が痛む、悩む、憤慨する』の意味の動詞としても使われます。
形容詞のsmart にも『(痛みなどが)ひりひりする、刺すような』の意味がも有ります。

例えば、My eyes smarted from the smoke. は「煙で目が痛んだ」です。

smart の語源である古語英語のsmarten は、『痛みを感じる』の意味だそうです。
動詞のsmart の『痛む』の意味は、これを直接引き継いでいるというわけです。

なので、smart の『鋭い、頭が切れる』というイメージは、元の『痛む』という意味から派生したものと考えられます。


クイズ black□□□□□, white□□□□□―❔―#つぶやき英単語 31

(2014.6.27)

クイズです。
① black□□□□□
② white□□□□□

①にも②に続く共通の5文字を入れて、それぞれちゃんとした意味のある単語のなるようにしてほしいのですが。
③ gold□□□□□
④ silver□□□□□
⑤ gun□□□□□
⑥ lock□□□□□
⑦ sword□□□□□

にもその5文字を入れると意味のある単語になり、
⑧ tune□□□□□
⑨ joke□□□□□

や、ついでに
⑩ Aero□□□□□も有りうるかなという5文字は何でしょうか?

⌛


答えは smith です。正解の方、拍手👏!

① blacksmith 鍛冶屋
② whitesmith  ブリキ職人、銀メッキ職人
③ goldsmith  金細工師
④ silversmith 銀細工師
⑤ gunsmith  鉄砲鍛冶
⑥ locksmith  錠前師
⑦ swordsmith 刀鍛冶
⑧ tunesmith 作曲家
⑨ jokesmith ギャグ作家、ネタ職人
⑩ Aerosmith  エアロスミス=アメリカのロックバンド

-smith が『鍛冶、製造者』の意味なので、
これが付くと「~職人」の様な単語になりますね。
⑩だけはバンド名なのですが、ロック職人といってもいいかもしれません。