ノエル団長関係:「嘘だと言ってよ」の英語は?-💻-#気になる英語調べ隊 2336

(2024.11.2)

本日、白銀ノエルさんがモンハンワイルズOBTの配信をやってて、
システムトラブル(?)の時に「嘘だと言ってよバーニィ」と言ってました。

英語でこれを言うと、Say it ain’t so, Bernie! となります。

これ自体はガンダム関係の台詞らしいのですが、それもオリジナルではなく
100年以上前の元ネタが有ります。

1919年に、アメリカ大リーグ・ワールドシリーズでの八百長にからんで
ホワイトソックスの8選手が追放されるブラックソックス事件が起こりました。
この中のジョー・ジャクソン選手が裁判所から出てくる時に、
子供が Say it ain’t so, Joe! 「嘘だと言ってよ、ジョー!」と叫んだとされています。
(実際は “It ain’t true is it, Joe?” 「本当じゃないよね、ジョー」だったらしいですが。)

ぼくは、ガンダムの方はよく知らなかったのですが、
大リーグの方のエピソードはなぜか知っていました。
それぞれの世代の常識というものがあるということでしょうか。

(白銀ノエルさん関連→ここ

「サザンカ」の英語名は?-🤔-#気になる英語調べ隊 2331

(2024.10.28)

サザンカ(山茶花)は、ツバキ科の植物で、晩秋に花をつける特徴を持ちます。

その英語名は sasanqua だそうです。
日本の固有種らしく、和名がそのまま英語名になっているんですね。

最近撮った写真です。
この時期に咲いているので、サザンカ sasanqua だと思います。

sauce は生意気❓―🍽️―#つぶやき英単語 2483

(2024.2.20)

sauce は調味料の『ソース』ですけれど、
『生意気、ずうずうしさ』という意味もあるのだそうです。

What sauce! は、「なんて生意気な」の意味になります。
(ウスターとかソースの種類の話では無いんですね。)

この形容詞がsaucy ですが、これは
『生意気な、ずうずうしい、気のきいた、しゃれた、(性的に)いかがわしい、わいせつな』などの意味になるそうです。

なので
「とんかつソースはとても生意気だと醤油が言った」なら
Soy sauce said the tonkatsu sauce is very saucy.
になると思います。
(自分でも意味が分かりませんけど・・・お腹がすいてて・・・。)


山本投手関係:「傷口に塩」の英語は❓―🧂―#つぶやき英単語 2229

(2023.12.28)

「傷口に塩」は、「傷口に塩を塗る」としても使われ、
「良くない状況で重ねて悪いことが起こる」「傷ついた心をさらに痛めつける」といった意味になります。

「傷口に塩を塗る」は英語では pour salt on the wound になります。
pour salt は「塩をかける」ですけど、そこを除けば日英ほとんど同じ表現ですね。

日本語でも「傷口に塩」だけで通じますが、 英語でもsalt on the wound だけで使われる場合も有るようです。

また、「傷口に塩をすり込む」という言い方も有りますが、
英語でも rub 『すり込む』という動詞を使って、同じように rub salt in the wound とも言うようです。

日本語でも「泣きっ面に蜂」など類似の表現も有りますが、
英語でも
add insult to injury  「ケガさせたうえで侮辱する」
twist the knife 「(刺した)ナイフをひねって傷口を広げる」
等の表現が同じような意味になります。


MLBのドジャースに入団が決まった山本由伸選手ですが、
彼の代理人が
「山本はサンフランシスコは大阪に似た美しい街と思っていて、
ドジャースじゃなければサンフランシスコ ジャイアンツに山本が入った可能性が有った」
と明らかにしたそうです。
Reddit には、これに対するジャイアンツファンらしい人のコメントで
 Salt on the wound… 「傷口に塩・・・」
というのが出ていました。
(確かにジャイアンツファンにとっては聞くだけツライかも)

savvy は❓-📖-#つぶやき英単語 2140

(2023.10.2)

savvy は、動詞なら『知る、わかる』の意味だそうです。

例えば、
Savvy? 「分かったか?」のように使えます。

名詞や形容詞の用法も有り、
『実際的知識』や『(事情に)精通している』の意味になります。

例文です。
We need his political savvy.
私たちは彼の政治的知識を必要としている。

The IT-savvy students can use the system easily.
ITに精通した学生たちは、このシステムを容易に使うことができる。

このsavvy って単語、
なんかvが二つ並ぶ見た目が面白いので好き。
そんな理由でも、覚えちゃえばこっちのものです。

(前にも、この単語のことは書いてました→これ

英語で「サモア人、トンガ人、フィジー人」は❓-🌏―#つぶやき英単語 2079

(2023.8.4)

『サモア』は Samoaで、『サモア人』は Samoan

『トンガ』は Tongaで、『トンガ人』は Tongan

『フィジー』は Fiji で、『フィジー人』は Fijian

『イタリア』は Italyで、『イタリア人』は Italian

『チリ』は Chileで、『チリ人』は Chilean

『イングランド』は Englandで、『イングランド人』はEnglander、English man

もう一度
『サモア』は Samoaで、『サモア人』は Samoan

『アルゼンチン』は Argentina で、『アルゼンチン人』は Argentine、Argentinean

ラグビー日本代表の試合
7/22 Japan 22 – 24 Samoa
7/29 Japan 21 – 16 Tonga
8/5 Japan vs Fiji
8/26 Italy vs Japan
Rugby World Cup ↓
9/10 Japan vs Chile
9/18 England vs Japan
9/29 Japan vs Samoa
10/8 Japan vs Argentina

Go Japan!

駅伝の「たすき」の英語は❓-🎽-#つぶやき英単語 1857

(2023.1.3)

英辞郎によると、駅伝などで走者から走者に渡す『たすき』は英語でsashと言うそうです。
sash で調べると、サッシュ(腰に付ける幅広の帯だが、軍人などが位を表すためにつける場合は肩から斜めにかける。)と出ています。
駅伝のたすきは「軍人がつけるサッシュ」に似ているので、英語で言うならsashということになるのですね。

スポーツ用品メーカーのASICSのウェブサイトで、駅伝のことを英語で説明していて
その中でも sash という単語が使われています。
Simply put, Ekiden is a type of long-distance relay race. Each team has its own sash, also known as a tasuki, which is worn by the runner and then handed off to the teammate running the next leg of the race.
駅伝とは、簡単に言うと長距離のリレー競技の一種です。
チームごとに「たすき」と呼ばれるサッシュがあり、それをランナーが身につけて、次の区間を走るチームメイトに引き継ぎます。

駅伝がもう少し国際的に認知されれば、Tasukiも普通の英英辞典に載ってくるかもしれません。既にEkidenはWiktionaryに載っています

1月3日は箱根駅伝の復路の日ですね。
見ていると、どの選手にも頑張ってほしいという気持ちになります。

「造り酒屋」の英語は?-🍶―#つぶやき英単語 1804

(2022.11.16)

日本酒を作る『造り酒屋』のこと、英語では何と言えばいいでしょうか。

研究社 新和英中辞典では
『造り酒屋』は sake breweryとなっています。

brewery は『醸造所』の意味です。
日本酒 のことは、sake でいいんですね。
発音は、「キ」っぽい感じですけど。
(同じつづりのsake で『のために』の意味の単語も有りますけど、
こちらは発音は「セイク」です。)

使ってみましょう。
Can we taste the daiginjo at that sake brewery?
「その造り酒屋では大吟醸酒の試飲もできるのですか」

Azuma-Sshiraguku(東白菊)is the brand of a sake brewery in Saitama.

僕は基本的にお酒は飲まないのですが、
いい日本酒はやはり美味しいような気がします。
冷でちょこっとなら。

サボる、サボタージュあるいはsabotage―#つぶやき英単語 1646

(2022.6.12)

サボるという言葉が、sabotageから来てるのはご存知ですよね。

sabotageは
『労働争議中に労働者が機械・製品などに故意の損傷を加えること』『妨害破壊行為』のことです。過激ですね。

これに対して、
日本語の『サボる』は、「(仕事、授業、練習などを)怠ける、怠けて休む」という意味ですから、sabotage とは内容が異なります。

また、カタカナの『サボタージュ』も、sabotage と同じではないのです。
日本では、労働争議の戦術としての「怠業」をサボタージュと呼んでいて、
業務能率を落とすことはしても、破壊行為までは含まないイメージです。
(日本語のサボタージュ=怠業は、英語ではslowdown や go-slow と言うそうです。)

逆に、英語のsabotage は怠業という意味を含まないのだそうですよ。
そんな生ぬるいのはsabotage じゃないということでしょうか。

sabotage の語源はフランス語で、フランスの労働者が争議中に木靴 (sabot) で機械などを破壊したことに由来するらしいです。
そもそもの成り立ちから破壊ありきなんですね。




salvage は?-🚢-#つぶやき英単語 1626

(2022.5.23)

『(ダイバーによる沈没船の)引き揚る作業』を salvage というのですね。
これは『(沈没船を)引き揚げる』の意味の他動詞としても使えます。
salvage の発音はsǽlvidʒ サルヴィジに近く、日本語風発音のサルベージとは異なります。

沈んだ観光船の引き揚げに関するニュースでも、この単語 salvage が使われていました。

Divers begin descent for salvage of sunken Hokkaido tour boat
「沈没した北海道観光船の引き揚げのため潜水士が降下を開始」

salvage の語源は、「救助」の意味のラテン語だそうです。

なので、salvage は『(海難・火災・災害などでの)船舶・家財救出。人命救助』の意味でも使われ、このような場合の『救助する』の動詞としても使用されます。

また、salvage には『廃品・廃物利用(回収)』の意味も有り、『廃物を利用する』の動詞にもなります。
例えば、salvaged wastepaper なら『古紙回収紙』です。
(そのままなら捨てられてしまうものを回収して利用するのは、ある意味で物の命を救っているようなものなので、まあ意味として違和感はないと思います。)