英語で「板ばさみ」は❓-🙀-#つぶやき英単語 1860

(2023.1.6)

Weblio辞書で『板ばさみ 』を引くと、dilemma と出てきました。

逆にdilemma を調べると
『(好ましくない二者択一を迫られる)板ばさみ、窮地、ジレンマ』などの意味が出ています。因みに発音は dilémə(ディレマ)ですね。

例文です。
He was in a dilemma between two groups.
「彼は両グループの間で板ばさみになっていた。」

『板ばさみ』の訳語を考えたのですが、
僕の頭の中にdilemma はすっと出てきませんでした。
ジレンマとして日本語でも使われていて知ってる単語なんですけどね。
(まだまだだね)


eponymous は❓-♬-#つぶやき英単語 1859

(2022.1.5)

eponymous という単語は、英辞郎によると
『(映画・演劇・小説などが)主人公の名前をタイトルにした』
『(本・音楽CDなどが)作者の名前をタイトルにした』
『(会社などが)創始者の名前を社名にした』
の意味の形容詞だそうです。

例えば、昨日(1月4日)に見たツイートで、eponymousがこんな風に使われていました。
On this day in 1967, The Doors break on through with their eponymous debut album.
「1967年のこの日、ドアーズはバンド名をタイトルにしたデビュー・アルバムを発表し、ブレイクした。」

バンド名を付けたアルバム(eponymous album)を出すのは、かなり多いケースのようです。
Black Sabbath というバンドなんか、デビューアルバムのタイトルがBlack sabbath で、その最初の曲がBlack sabbath です。
これは、eponymous が2倍になった感じですね。
(ちなみに Sabbath は『安息日』という意味らしいです。)

英語で「ウサギとカメ」は❓-🐰-#つぶやき英単語 1858

(2023.1.4)

イソップ寓話(Aesop’s Fables)の『ウサギとカメ』のお話で、
カメに競走で負けたウサギは rabbit ではないようです。

この『ウサギとカメ』という題名は、英語では The Tortoise and the Hare なのだそうです。
この中の hare は『ノウサギ』のことです。
(rabbit はウサギ全般も表すことも有りますが、hare『ノウサギ 』と区別する場合は『アナウサギ』と呼ぶそうです。)

ちなみに、この物語のカメも turtle ではなくて tortoise になっています。
カメの中でも turtle は主に海ガメのことで、tortoise は主に陸ガメのことを指します。

このウサギとカメの話は
「不断の努力が才能に打ち勝つ」「才能が有っても油断して努力を怠れば破れる」というように解釈できて、日本人好みかもしれませんね。

まあ、この話は古代ギリシャでも、現在の日本でも通用するテーマを含んでいるのだと思います。

駅伝の「たすき」の英語は❓-🎽-#つぶやき英単語 1857

(2023.1.3)

英辞郎によると、駅伝などで走者から走者に渡す『たすき』は英語でsashと言うそうです。
sash で調べると、サッシュ(腰に付ける幅広の帯だが、軍人などが位を表すためにつける場合は肩から斜めにかける。)と出ています。
駅伝のたすきは「軍人がつけるサッシュ」に似ているので、英語で言うならsashということになるのですね。

スポーツ用品メーカーのASICSのウェブサイトで、駅伝のことを英語で説明していて
その中でも sash という単語が使われています。
Simply put, Ekiden is a type of long-distance relay race. Each team has its own sash, also known as a tasuki, which is worn by the runner and then handed off to the teammate running the next leg of the race.
駅伝とは、簡単に言うと長距離のリレー競技の一種です。
チームごとに「たすき」と呼ばれるサッシュがあり、それをランナーが身につけて、次の区間を走るチームメイトに引き継ぎます。

駅伝がもう少し国際的に認知されれば、Tasukiも普通の英英辞典に載ってくるかもしれません。既にEkidenはWiktionaryに載っています

1月3日は箱根駅伝の復路の日ですね。
見ていると、どの選手にも頑張ってほしいという気持ちになります。

rabbit hole は❓-🐇-#つぶやき英単語 1856

(2023.1.2)

rabbit hole には
‘ a surreal or bewildering situation ‘
『超現実的あるいは不可解な状況』という意味が有ります。
これは、 Lewis Carrollの
‘Alice’s Adventures in Wonderland’ 「不思議な国のアリス」で、アリスが落ち込むウサギの穴に由来する表現です。
(なお、rabbit hole には、文字通りの「ウサギの穴」の意味ももちろんあります。)

fall (go) down the rabbit hole で『超現実的な体験をする、不可解な状況に陥る』という意味になります。
また、これは「(目的・通常から逸れて)抜け出せない状況に陥る」ような場合にも用いられるようです。

We have not been able to solve this infection problem for three years.
This is like we have fallen down the rabbit hole.
「私たちは3年もこの感染症問題を解決できていない。
 これは、沼にはまったようなものだ」

ウサギの年なんで、ぴょんと飛躍的な進歩があるといいんですけどね。

The first morning of 2023 -🌅-#つぶやき英単語 1855

(2023.1.1)

Kumagaya Rugby Stadium has welcomed the first morning of 2023, the year of Rugby World Cup.

May it be a bright and peaceful year !

熊谷ラグビー場は、ラグビーワールドカップの年である2023年の最初の朝を迎えました。

明るく平和な一年でありますように!

trailblazerは❓-👣-#つぶやき英単語 1854

(2022.12.31)

trailblazer は『先駆者、草分け』の意味で使われます。
そもそもは、『(未開地などで)通った道に目印をつける人』のことだそうです。

米国の女性ニュースキャスターとして草分け=trailblazerであったバーバラ・ウォルターズさんが亡くなったとのことで、Twitterにも速報やお悔やみのコメントが出ていました。

BREAKING: Barbara Walters, who shattered the glass ceiling and became a dominant force in an industry once dominated by men, has died. She was 93.
「速報:ガラスの天井を打ち砕き、かつて男性が支配していた業界で圧倒的な力を発揮したバーバラ・ウォルターズが死去した。93歳だった。」
*glass ceiling :実力があっても女性やマイノリティが一定以上のポジションにつけないようにしている見えない組織内の障壁のこと。

“Once dominated by men” was not that long ago. So thanks Barbara Walters, TRAILBLAZER.
「”かつて男が支配していた “というのは、それほど昔の話ではありません。
草分けとなったバーバラ・ウォルターズさんに感謝します。』

結局のところ、今が有るのは、がんばった先輩たちのおかげですよね。

次に世代に何を残していけるのだろうかと、1年の最後の日に
少しだけ真面目な気持ちになりました。

JPEG は何の略❓-📷-#つぶやき英単語 1853

(2022.12.31)

画像関係のファイルの形式にはいろいろ有って、
例えば、JPEG って何の略かを知らなくても使う分には特に問題ありません。
ただ、この辺の用語は英語ベースなので、「気になる英語調べ隊」としては
調べておいても罰は当たりませんね。
以下、主なファイル形式の名称をいくつか見ていきましょう。

JPEG(またはJPG): Joint Photographic Experts Group
JPEG is a standard file format for compressing pピングictures so they can be stored or sent by email more easily.  (→英英辞書 Collins での説明
「JPEG(ジェイペグ)は、写真を圧縮して保存したり、電子メールで送信するための標準的なファイル形式」だそうです。

他には
PNG:Portable Network Graphics
ピング

GIF:Graphics Interchange Format 
ジフ

TIFF:Tagged Image File Format
ティフ

ついでに
PDF: Portable Document Format

単語一つ一つは、そんなに難しいものを使っているわけではありませんね。
(中身は知らんけど・・・)


enlistment は❓-🇷🇺-#つぶやき英単語 1852

(2022.12.30)

enlistment は『募兵、 入隊、兵役服務期間』などの意味です。

元の動詞のenlist は、
自動詞として『軍隊に入る、(活動などに)積極的に参加する』
他動詞として『徴兵する、軍隊にとる、協力を得る(求める)』
の意味を持ちます。
(この単語知らなくても、en-list という字面から「リストに入る・入れる」的な意味と推測できると思います。)

「ポドルスキに住む退職した夫婦が軍の徴兵事務所に放火を試みた」
とのニュースが有り、military enlistment office 『軍の徴兵事務所』という表現が使われていました。

ロシア内のことなので詳細は分かりませんが、
年配の方がここまでのことをするのは、戦争で肉親を失ったとか、切実な理由がありそうです。

とりあえず、戦争止めないと。

ramification は❓-🌏-#つぶやき英単語 1851

(2022.12.29)

ramification という言葉がオンライン英会話の最中に出てきて、
先生に意味を確認しました。
その時には consequence 「結果」ということで理解したのですが、もう少し複雑な
ニュアンスがあるようです。

the Oxford Advanced Learner’s Dictionary の定義では
ramification =
one of a number of complicated and unexpected results that follow an action or a decision  
「ある行動や決断の後に生じる、複雑で予期せぬ多くの結果の一つ」
となっています。

そもそも、ramification の元となるramify という動詞は『分岐する(させる)』の意味です。
なので、ramification には『分岐、支流』など意味が有って、これが
『(派生する)効果、結果』の意味にもなるということですね。

ramification 使ってみましょう。
The changes in military policy have various ramifications on international affairs.
「軍事政策の変更は、国際情勢にさまざまな波及効果を及ぼす』

まあ、一つの選択が未来を分けて、様々な結果を生んでいくのでしょうから、
世の中複雑にもなるわけですね。