英語で「ヒガンバナ」は?―🤔―#気になる英語調べ隊 2302

(2024.9.28)

彼岸花(ヒガンバナ)は、秋の彼岸つまり秋分(autumnal equinox)の頃に咲く、特徴的な形の赤い花です。
日本語での別名は曼殊沙華(マンジュシャゲ)と言います。

英語では『ヒガンバナ』を、red spider lily あるいは単に spider lily と呼びます。
これは、花の形がクモの脚のように見えることに由来します。

その他にも cluster amaryllis とも呼ばれるようですし、
学名なら Lycoris radiata となります。

なお、小津安二郎監督の1958年製作の「彼岸花」という映画の英語でのタイトルはEquinox Flower とされています。このEquinox は春分か秋分、つまり彼岸のことですね。

ヒガンバナ red spider lily (2024.9.28)

もう秋分は過ぎていますが、今日やたらとヒガンバナを見かけました。
今年は9月に入っても暑い日があったので、少し遅めに咲いたのかもしれません。

大谷選手・ドジャース:地区優勝 Tシャツの言葉-⚾―#気になる英語調べ隊 2301

(2024.9.27)

大谷選手のドジャースが、MLBナショナルリーグ西地区での優勝を決めました!


ドジャースの選手が優勝の記念撮影で来てた Tシャツに
WE OWN THE NATIONAL LEAGUE WEST
と書いてありました。
「ナショナルリーグ西地区は俺たちのもの」
ということですかね。

Dodgers rally past Padres for 11th NL West title in last 12 years
「ドジャースがパドレスに逆転勝ちし過去12年で11度目のNL西地区制覇」

もう地区優勝が決まったので、
大谷選手には、残り試合思い切ってプレーしてほしいと思います。
いろいろ記録もかかっているようですし。

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deja vu と jamais vu は?―😵‍💫―#気になる英語調べ隊 2300

(2024.9.26)

元はフランス語ですが、英語の辞書にも出ているdeja vu と jamais vu 。

deja vu は『既視感』で
「初めてなのに以前にも経験したように感じられる錯覚」のことです。
デジャブとカタカナ語にもなっているので、これはお馴染みですね。

これの対義語が jamais vu で『未視感』ということになります。
「実際によく知っている人や状況を、見知らぬもののように感じる経験」だそうです。
ジャメビュのような読み方になります。

ぼくは、知ってるはずの英単語の意味が分かんなくなったりするけどね。

良くはない fine ―👮―#気になる英語調べ隊 2299

(2024.9.25)

fine は『素晴らしい、良い、晴天の、元気な、きめ細かい』などの意味の形容詞として
よく使いますね。

一方、fineには、いろんな意味で良いものとはいえない『罰金』の意味もあります。
これは、なんか違和感を感じませんか?

fine の語源は「終わり」の意味のラテン語 finis だそうです。
『素晴らしい』のfine は、語源からの意味から
「終わり」→「完成された」→「洗練された、素晴らしい」のような繋がりがあります。
『罰金』の方のfineは、「終わり」の意味から
「ルール違反を指摘されている状態を終わりにするために支払う金」のように考えると、理解できる気がします。

つまり、語源は同じでも、意味が違う方向に拡張しているため
「罰金」と「素晴らしい」が同じfineという英単語で表されるのだと思います。

overrun の意味はオーバーランだけじゃない―🚘―#気になる英語調べ隊 2298

(2024.9.24)

定位置などを走り過ぎることを日本語でも『オーバーラン』と言いますが、
当然、overrun という英単語にもこれに当たる意味は有ります。
また、この単語は動詞として『(定位置などを)オーバーランする、走り越す』の意味でも使われます。
(野球でベースを通り過ごしてしまうオーバーランで、タッチアウトになるのもたまに見ますね。)

ただ、このオーバーランとは異なる意味の overrun も有ります。

例えば
Weeds are overrunning the garden.
「雑草が庭を覆いつくしている」のように、
overrunは『(雑草‣害虫が)はびこる』の意味にもなるのです。

他に、overrun は『(国などを)侵略する』の意味にもなります。
(庭も雑草に侵略されているみたいなものか)

また、overrun には『(限度などを)超える』や名詞の『超過』の意味も有りますが、
これはオーバーランと近いイメージかもしれません。

「墓参り」の英語は?―🙏-#気になる英語調べ隊 2297

(2024.9.23)

『墓参り』は和英辞典では
grave visit、visiting a grave や visit to a grave などと出ています。

『(人の)墓参りをする』は visit somebody’s grave 、
『先祖の墓参りをする』は、visit the family grave や visit one’s ancestors’ grave
のように言えます。

使ってみましょう。
In Japan, many people visit their family graves on the vernal and autumnal equinoxes.
「日本では春分と秋分の日に墓参りをする人が多い」

今日は autumnal equinox =秋分、秋のお彼岸の日なので、
お墓参りに行かれた方も多いと思います。


一字違い:clutch と crutch は?―🩼―#気になる英語調べ隊 2296

(2024.9.22)

一字違いの clutchcrutch は、両方とも一般的な辞書に載っている単語で、
当然意味が違います。

clutch という英単語には、
動詞として『ぐいとつかむ、しっかり握る』や
名詞として『つかむこと、(自動車などの)クラッチ、ピンチ』などの意味が有ります。

また、clutch は『ピンチで頼れる』の意味の形容詞にもなります。
野球で clutch hitter というのは「ピンチに強い打者」と辞書に出てました。
(チャンスに強い打者のような気もするのですが・・・)

一方、l が r になった crutch は『松葉づえ、支え』の意味の名詞です。
『(松葉づえ、棒などで)支える』の意味の動詞にもなります。

両方いっぺんに使ってみましょう。
He clutched his crutch tightly to prevent it from being stolen.
「彼は松葉づえを盗まれないようにしっかり握った。」
ちょっと無理やりですが。

大谷選手はflip-flops派?―👣―#気になる英語調べ隊 2295

(2024.9.21)

MLBが今日の大谷選手の出勤(?)の様子をポストしていました。

Shohei Ohtani casually arriving to Dodger stadium in sweats and flip-flops like he didn’t just create the 50/50 club 😂
「大谷翔平選手は、50/50クラブを作ったばかりではないかのように、スウェットとサンダル姿でカジュアルにドジャースタジアムに登場」

flip-flops は『かかとのないサンダル、ビーチサンダル』のことです。

Collins Dictionary の説明では
Flip-flops are open shoes which are held on your feet by a strap that goes between your toes.
「Flip-flops は、つま先の間にストラップを通して足に固定する開放的な履物だ」
のようになってました。

大谷選手、記録を達成しても、マイペースですね。
今日もいけそうです。

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大谷選手の歴史的パフォーマンスをReliveせよ―📺―#気になる英語調べ隊 2294 

(2024.9.20)

大谷翔平選手についてのMLBのポストでrelive という単語を使っていました。
この relive は『(想像によって)再び体験する、追体験する』の意味の動詞です。

ポストの内容は
What a night.
What a ballplayer.
Relive Shohei Ohtani’s historic performance 👏
「何という夜だ。
 何という野球選手だ。
 大谷翔平選手の歴史的なパフォーマンスを追体験せよ」
という感じでした。

確かに、大谷選手は、6打数6安打で、3本塁打、10打点、2盗塁で、
前人未到の50本塁打-50盗塁を達成し、すぐに記録を51-51に伸ばしたんですから。
それに、チームのドジャースもプレイオフ進出確定で。🎉


ぼくもハイライト見て、この試合、追体験させてもらいますわ。

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walkie-talkie もこわい―🚓―#気になる英語調べ隊 2293

(2024.9.19)

レバノンでの組織的な爆破が続いているようです。

CNNのXへのポストです。
At least nine people are dead and more than 300 injured after walkie-talkie explosions in Lebanon, the country’s health ministry says.

walkie-talkie は『トランシーバー』のことですから、上の文は
「レバノンでトランシーバーが爆発して、少なくとも9人が死亡、300人以上が負傷したと同国保健省が発表した。」

昨日のポケベルに続き、電気機器なら何でも爆弾にできるということですね。
これ、誰がどう収拾つけるんでしょうか?

ちなみにwalkie-talkieは、元は「walk(歩く) + talk(話す)」ということから第二次世界大戦中に兵士が使っていた俗語だそうです。

また、トランシーバーは、英語でもそのまま transceiver とも言います。
transmitter(送信機)+ receiver(受信機)のようにできた言葉だそうです。