blanket banって毛布禁止?-🚫-#つぶやき英単語 1650

(2022.6.16)

blanket ban はどんな意味でしょうか?

blanketと言ったら『毛布、ブランケット』で、ban は『禁止』ですけれど、
毛布禁止ではありません。

実は blanket には、形容詞としての使い方も有って
『全面的な、包括的な』の意味になるんです。

なので、blanket ban は『全面禁止』ということなんです。

blanket は『(毛布のように)一面を覆うもの』という意味もあり、
こういうところから、全てをカバーする、つまり『全面的な』の意味にもなるのですね。

使ってみましょう。
Animal rights groups are calling for a blanket ban on hunting.
「動物愛護団体は狩猟の全面禁止を求めています」

ちなみに
blanket authority は『包括的権限』で、blanket contract なら『一括契約』だそうです。

サボる、サボタージュあるいはsabotage―#つぶやき英単語 1646

(2022.6.12)

サボるという言葉が、sabotageから来てるのはご存知ですよね。

sabotageは
『労働争議中に労働者が機械・製品などに故意の損傷を加えること』『妨害破壊行為』のことです。過激ですね。

これに対して、
日本語の『サボる』は、「(仕事、授業、練習などを)怠ける、怠けて休む」という意味ですから、sabotage とは内容が異なります。

また、カタカナの『サボタージュ』も、sabotage と同じではないのです。
日本では、労働争議の戦術としての「怠業」をサボタージュと呼んでいて、
業務能率を落とすことはしても、破壊行為までは含まないイメージです。
(日本語のサボタージュ=怠業は、英語ではslowdown や go-slow と言うそうです。)

逆に、英語のsabotage は怠業という意味を含まないのだそうですよ。
そんな生ぬるいのはsabotage じゃないということでしょうか。

sabotage の語源はフランス語で、フランスの労働者が争議中に木靴 (sabot) で機械などを破壊したことに由来するらしいです。
そもそもの成り立ちから破壊ありきなんですね。




大谷選手が back in the saddle らしい-⚾-#つぶやき英単語 1644

(2022.6.10)

He is back in the saddle. って何?

Angels の大谷選手が、投手として先発し7回1失点と好投し、5回には自ら逆転ホームランを打って勝利しました。

で、向こうの実況で大谷選手がホームラン打った時に
Drives that one. Hit well.   かっ飛ばしました。うまく打った。
Shohei Ohtani has done it.   大谷翔平、やりました。
He is back in the saddle.   (   ?    )
2-1 Angels.         Angels 2-1と逆転。
とか言っとりました。(僕の聞き取りベース)

back in the saddle というイディオムは、
THE FREE DICTIONARY BY FARLEXでの説明だと
Resuming something after an absence.
「一度休んだものを再開すること」

Weblioの英和では「体調などが)元通りになる」と出ていました。

saddle は馬を走らせるために座る『鞍』なので、
back in the saddleは鞍に戻るということから、「いい状態に戻る」というイメージなのだと思います。

この場合、Angelsが連敗していて、大谷選手もしばらくホームラン打ってなかったというところからの一発だったので、back in the saddle なのかなと思います。

なので、
He is back in the saddle. は
「大谷のホームランが戻ってきた」なのかと思います。
(でも、もしかしたら1点負けているところから単に「逆転の一発」なのかもしれません。)

何はともあれ
これきっかけに、Angels なんとか調子出して欲しいんですけどね。

   

シカゴのエル(Chicago ‘L’)は?-🚃-#つぶやき英単語 1642

(2022.6.8)

駐日米国大使のインタヴュー記事を見ました。
このラーム・エマニュエル(Rahm Israel Emanuel)大使は、鉄道好きで知られているようです。
「なぜ大使は電車がお好きなんですか?」と聞かれた際には、
「私が生まれ育ったシカゴという街は「エル」という電車が走っているんです。」
と答え、子供のころから電車によく乗っていたということを語っています。

エルって何でしょうか?

これ英語ではLですけれど、これは米口語で elevated railroadを略したもので、
『高架鉄道』の意味になります。
最初はel と書いていたのでしょうが、今はLと書く方が主流になっているようです。

シカゴのL(Chicago ‘L’)は、シカゴ市を中心にChicago Transit Authority (CTA)が運行している鉄道で、高架区間が特徴になっているためこの名称なんですね。実際には、地下鉄の区間なども含まれています。1892年の6月開業だそうですよ。


こんなセンセーションはいやだ!-🙈-#つぶやき英単語 1637

(2022.6.3)

センセーションて、日本語の文の中で
「大谷選手の投打の活躍はセンセーションを巻き起こした」のように使われます。
センセーションには、多くの人が熱狂するようなイメージが有り、
「大評判、大評判のもの、大事件」の意味になります。

当然ながら、センセーションの元の英単語は sensation です。
今日、このsensation という単語の入った以下の例文を見かけました。
I’ve had the sensation of residual urine all day.
「一日中残尿感がある」
(こんなセンセーションはいやだ)

sensation には、
カタカナのセンセーションと同様に『大評判(のもの)』という意味もあります。
上の大谷選手の例を英文にすれば、
  Ohtani’s pitching and hitting successes caused a sensation.
などとなります。

ただ、sansation には『感覚、知覚』の意味があり、むしろこの方が基本的な意味と思われます。
なので、sensation of residual urine は「残った尿の感覚=残尿感」なわけです。

『感覚』という意味では、sense が類義語になります。
『聴覚』なら、auditory sensationやauditory sense と表せます。

とりあえず、sensation の『感覚』という意味については、
僕は sensation of residual urine は「残尿感」で覚えとこうかな・・・
嫌な感じだけどね。



excelsiorは?-☕-#つぶやき英単語 1635

(2022.6.1)

この前入ったカフェの名前が EXCELSIOR CAFFÉ というのですが、
excelsior ってどんな意味でしょうか?

気になりますね。
で、調べました。ちゃんとWeblioに出てました。

excelsior は『より高く』という意味の形容詞で、間投詞としても使われます。
iksélsiər イクセルスィオ(ァ)のような発音になります。

この言葉は、米国ニューヨーク州の標語になっているそうです。
New York’s official state motto is simply one inspiring word; “Excelsior” (ever upward).
「ニューヨーク州の公式標語は、Excelsior(より上へ)という刺激的な一語ですだけです」

たぶんカフェの名前、この「より上へ」的な意味から来ているのだと思います。
ここで、たぶんと言っているのは、
excelsior という言葉には、『木毛(荷造りの詰め物に用いる細かいかんなくず)』という別の意味も有るからです。まあ、かんなくずの方ではないと思うのですよ。

このカフェの店名の由来は、調べたんですけど分からずじまいでした。
分かったのは、このお店がドトールコーヒー系列で、イタリアンエスプレッソを中心にした差別化店ということです。
なるほど。

miniature は?-🖋-#つぶやき英単語 1627

(2022.5.24)

miniature は、名詞の『ミニチュア、縮小模型』や形容詞の『小型の、小規模な』という意味ではよく知られていると思います。

でも、miniature には『細密画』という意味も有るのです。

実は、miniature は本来は、元は絵の方から来ているんだそうです。
鉛丹(えんたん)という朱色の顔料をラテン語でminium(ミニウム)といい、この顔料で彩色され描かれた中世の写本の挿絵・装飾をフランス語で miniature ミニアチューレと呼ぶそうです。このミニアチュールは型が小さいものが多かったので、小型の判型で緻密に描かれた装飾画や細密画のことを指すようになり、「細かい、微細な」の意味のminute に関係する語との誤解も加わって、しだいに縮小模型なども指すようになったらしいのです。

例文です。
Fukaya Station is shaped like a miniature Tokyo Station.
「深谷駅は東京駅のミニチュアみたいな形です」
ほんとだよ。

Fukaya Station 深谷駅

Wild Knights’ proverbs -⚔-#つぶやき英単語 1625

(2022.5.22)

ラグビーリーグワンのプレイオフ準決勝
「埼玉パナソニックワイルドナイツ vs クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」を
秩父宮ラグビー場で見てきました。

ワイルドナイツ 勝ちました。強い。

クラッカー 絵文字



ラグビー観に行くと、レプリカジャージとかロゴ入りのタオルとか、いろいろグッズ売って、こういうのを買うのもファンの楽しみの一つですね。
今回は僕も少し買い物して、ワイルドナイツのロゴ入りのクリアファイルをおまけでもらいました。

このクリアファイルに、ことわざ(proverb)のような英語がいくつか書いてあったので、それをご紹介したいと思います。

ACTIONS SPEAK LOUDER THAN WORDS
「行動は言葉より雄弁である」
   ラグビーでも何でも、言葉のコミュニケーションは重要ですけれど、
   行動やプレイで語るという方が説得力はあります。

SHARPEN THE SWORD
「武器を磨いておけ」
   自分の技術や能力を向上させる努力が大切ですね。

KEEP THE DREAM ALIVE
「夢を追い続けろ」
   夢に向かって努力を続けることが大切でしょう。

来週は、東京サンゴリアスとの決勝戦になります。
僕も野武士軍団の闘いを見届けます。

have butterflies in one’s stomach は?-🦋-#つぶやき英単語 1622

(2022.5.19)

オンライン英会話のレッスンで読んだ英文で、
若い時に、ある恋愛映画を見たときのことを
I had butterflies in one’s stomach ・・・
と書いていました。

have butterflies in one’s stomach
直訳ならば「胃の中に蝶がいる」ということですが、Wictionaryの説明では
To experience a certain “fluttery” physical sensation in a person’s stomach, associated with nervousness, uncertainty, anxiety, or apprehension.
となっており、これは
「神経過敏、不安、心配や懸念から、特有のソワソワ・ドキドキした身体的な感覚を経験すること。」のように訳せます。
確かに、大勢の人の前で話すようなときに、緊張で胃の辺が落ち着かなくなるのは、蝶が胃の中で飛んでいるような感覚かもしれません。

ラブレターを持つ男子学生のイラスト

上の恋愛映画の話は、期待や感情移入でドキドキしたということですので、
この表現は、不安とかだけではなく、うれし恥ずかしみたいなソワソワやドキドキに対しても使っていいのですね。恋愛関係では必須のイディオムかもしれません。

例文です。
He had butterflies in his stomach just listening to the girl’s voice.
「彼はその少女の声を聴くだけでドキドキした」

まあ、たまにはドキドキしたりするのは悪くないと思いますよ。
(僕の年だと、心臓発作と区別がつきにくいかもしれませんが)

英語で「大あくびをする」は?-🥱-#つぶやき英単語 1621

(2022.5.18)

英語で『あくび』は yawn

『大あくび』は big yawn

では、『大あくびをする』は何と言うでしょうか?

あくびをしている人のイラスト(男性)

いろいろな言い方があるかもしれませんが、
yawn a big yawn
でいいんです。

yawn は『あくびをする』の動詞にもなり、
目的語に a big yawn をとることもできるんですね。
なんだか「馬から落馬する」みたいで、無駄に重複している気がしますが、
yawn a big yawn は辞書に例文として出ています。

例文です。
He yawned a big yawn in math class.
「彼は数学の授業中に大あくびをした」

ちゃんと授業受けるには
夜はスマホいじってないで早く寝た方がいいですよ。