under the weather は?―☔―#つぶやき英単語 1555

(2022.3.15)

今日の表現:under the weather
     『体調が悪くて、気分が悪くて、酔っ払って』

体調や気分がすぐれないときに使える表現です。
Oxford の辞書の説明では
under the weather
Slightly unwell or in low spirits.
「すこし体調が悪い、または元気がない」
とのことです。

これ、be 動詞 とかfeel と組み合わせて使われるようです。
こんな感じです。
Our dog is under the weather at the moment.
「今、うちの犬の体調が悪い」
I am feeling under the weather, so I can’t go to the concert.
「体調が悪くて、コンサート行けない」

船酔いのイラスト

一説によれば、under the weather の語源は「悪天候の時の船酔い」に関係しているんだとか。

船に乗って揺られていることを想像するだけでも、ちょっと気持ち悪くなりそうです。
Just imagining being rocked in a ship would make me feel under the weather.    

more or less は?―🍻―#つぶやき英単語 1554

(2022.3.14)

more or less という表現は、
『いくぶん、多少、大体、おおよそ、事実上』などの意味になり、
He was more or less surprised at the news.
「彼はその知らせに多少驚いた。」
We more or less achieved our goal.
「私たちはほぼ目標を達成した。」
のように使えます。

ラグビー選手のイラスト(男性)

熊谷ラグビー場にあるラグビーショップ&カフェ、
Cap Rugger’s CLUBHOUSE KUMAGAYA の事は前にも書いたかもしれませんが、
また最近行きました。

ここでは、テラス席で芝のラグビーグランドを見ながらコーヒーいただけるのですよ。(至福)

で、英語好きの方向けの情報としては、ここの店内のそこここにラグビーに関する名言を英語と日本語で書いてあるプレートが飾ってあるのです。

その中に、more or less を使った名言も有りました。

Beer and Rugby are more or less synonymous.  
「ビールとラグビーはほぼ同義語だ。」 

元All Blacks、Chris Laidlaw選手のお言葉だとかで、
サントリーサンゴリアスの人も喜びそう。

ラグビーとビールは切り離せないということでしょうか。
そう言えば、2019年にラグビーワールドカップが日本で開催されたときに、
外国から来たラグビーファンが豪快にビール飲んでました。

ちなみに、ラガー rugger はrugby のことですが、
ラガービールのラガーは lager なので、別物です。



armed to the teeth は?―😁―#つぶやき英単語 1551

(2022.3.11)

今日の表現:armed to the teeth 完全武装して

このIdiom は、オンライン英会話 Bizmates のレッスンで教わったものです。

英英辞典のサイト(Merriam-Webster.com)で定義を見ると
armed to the teeth 
  carrying many weapons  「多くの武器を携えた」
と出ていました。

そのレッスンでの説明にあったのですが、この表現はできるだけ多くの武器を装備し、歯の間でも持ち歩こうとする武器の使い手から来ているんだそうです。

えー、そんなやついるかと思ったんですけど、
漫画だと両手と口の3刀流の剣士も見たことある気がするので、
本当にそういう人もいたのかもしれませんね。

画像

例文です。
The comic book character is armed to the teeth and really has a sword in his mouth.
その漫画のキャラクターは完全武装していて、本当に口でも刀をくわえている」

英語で『痛しかゆし』は?―😩―#つぶやき英単語 1549

(2022.3.9)

痛しかゆし』という日本語自体、説明が必要かもしれませんが、
これは「(皮膚病などで)かけば痛いし、かかなければかゆい」ことから来ていて、
「二つの方法のどちらをとっても具合が悪い、あるいは、具合のよい面もあれば悪い面もあって、どうしたらよいか困る」というような意味です。

この『痛しかゆし』って非常に日本的な表現のような気がしますが、それでもWeblioで調べると英語の訳語がいくつか出ていました。

その中の一つは mixed blessing という表現です。
逆にmixed blessing を調べると『ありがたいようなありがたくないようなこと』との意味が載っています。
blessing は『恩恵、幸運、ありがたいもの』の意味ですが、
前にmixed 『いろいろなものが混じった』がつくので、ありがたくないものも混じって『痛しかゆし』の意味になるのかしら。

別の訳語としては、choice of two evils というのがあり、直訳なら「二つの悪いことの選択」というような感じでしょうが、これは辞書を逆引きしても『痛しかゆし』と出ていました。

他にdelicate situation という訳語も出ていましたが、「微妙な状況」的な意味ですね。
ちょっとぼんやりしていますが、無難な訳語かもしれません。

かゆい犬のイラスト

作文してみました。
It would be nice to receive chocolate, but you have to give something back, right?
It’s a mixed blessing, isn’t it?
「チョコもらうのはいいだろうけど、何かお返ししなきゃいけないんでしょ?
痛しかゆしじゃない?」

If we raise the price, it won’t sell, and if we don’t raise the price, it won’t be profitable even if it does sell. It’s a choice of two evils.
「値段を上げれば売れないし、上げなければ売れても採算取れない。痛しかゆしだ。」

うーん、痛しかゆしを日本語として使いこなすのが、まず難しい気がします。

when the going gets tough は?―😱―#つぶやき英単語 1544

(2022.3.4)

オンライン英会話でエッセイを読んで内容を議論するレッスンをよくやっています。
ちょっとした長文を音読するので、発音も直してもらえるし、知らない表現もチャックできます。自由に話せるので、お気に入りのレッスンです。

これはその中に出てきた表現の一つです。

when the going gets toughは、「状況が厳しくなった時」という意味になります。

この場合の going は名詞として『状況、進み具合』の意味と考えられます。
get + 形容詞で『~になる』という使い方ができるので、gets tough は「困難になる」ということですね。

📺

例文です。
When the going gets tough, unity of people is needed.
「状況が厳しくなった時こそ、人びとの結束が必要です。」

最近のニュースを見てそう思いました。


英語で「~と仮定して」は?―🤖―#つぶやき英単語 1543

(2022.3.3)

英語を学ぶからには、自分の考えを全て英語で言えるようにしたいと思うのですが、実際には自分の頭の引き出しにある事しか言えないんですよね。

だから、日本語で使っている表現について、英語ではどう言うかを日々考えて、調べて、引き出しの中身を充実させていきたいと思っております。

今日は、『~と仮定して』『~だとすると』に当たる英語表現を考えましょう。

辞書を引くとまず出てくるのがこれです。
Assuming that
Assuming that this bracelet is pure gold, how much would it be worth?
「この腕輪が純金だと仮定して、どのくらいの価値になるのだろうか?」
 Supposing that でも同様に使えます。

On the assumption that
On the assumption that two liquids are mixed uniformly, the final chemical composition should be as follows.
「二液が均一に混合されたとすれば、最終的な化学成分は次のようになるはずだ。」
assumption の所は presumption, supposition にしても同様の意味になります。

👉動詞 assume(presume, suppose) に『仮定する』という意味が有って、
その現在分詞や名詞を使うのが「よくあるパターン」ということですね。

assume のままの形で If we assume that などと言うことができます。
If we assume that his story is true, then some other person is lying.
「もし彼の話が真実だと仮定すると、他の誰かが噓をついていることになる。」

その他にも、
Let’s say using this equipment, we need clean room for it.
「この装置を使うと仮定すると、クリーンルームが必要になる。」
のような表現も有ります。





レモン以外の意味のlemon?―🍋―#つぶやき英単語 1523

(2022.2.13)

lemonという単語はレモンという意味以外でも使われる場合があるのをご存知ですか?

lemon を英和辞典で引いたら第一に出てくる意味は『レモン』なわけですけれど、
口語的な使い方として『できそこない、欠陥品』や『不快なもの(人)』という意味も出てきます。

🍋

Weblioに載ってる例文では
This car’s a real lemon. 「この車は全くの欠陥車だ」

レモンは酸っぱくて普通にパクパク食べられるわけではないので、
フルーツとして一番好きと言う人は少ないと思います。
甘みを加えて飲料にしたり、料理の味を引き締める場合にはモンの良さが出るので、
欠陥品の代名詞のように言うのは酷な気はしますけど。


chime in は?―🔔―#つぶやき英単語 1519

(2022.2.9)

chime in というイディオム、どんな意味かご存知ですか?

chimeという単語は、チャイムとして日本語にもなっており、
名詞としては『(調律した)ひと組の鐘、鐘楽』、『チャイム(の音、装置)』や
『旋律、調和』などの意味が有ります。

これ動詞にもなって、『(鐘を)打つ、奏する』のような他動詞の用法もありますし、
『チャイムが鳴る』のような自動詞としての使い方も有ります。

自動詞としては、chime with ~の形で『(ものが)~と調和する』という意味でも使われます。

🔔

で、chime in なんですが、
『(歌などに)合わせる、(~と)調和する』や『同意する、相づちを打つ』などの意味があります。
これに加えて、『話に割り込む』と言う意味も辞書に出てるのですよ。
ただ、この意味でも、同意しながら横から口を出すような場合に用いるのが適当だと考えられます。

例えばこんな感じかと、
When we were talking bad about our boss, Tom chimed in.
「ボスの悪口を言っていたら、トムが口をはさんできた」

トムも上司の悪口を相当言ったんじゃないかな。

関連)For Whom The Bell Tolls は?

英語で「両手に花」は?―🌷―#つぶやき英単語 1499

(2022.1.20)

両側に美しい女性がいるような『両手に花』というのを、英語で何と言ったらいいでしょうか?

💐

Weblioに出ていた表現の一つは
flanked by two beautiful women です。
「二人の美しい女性が側にいる=両手に花」ということですね。

このflank と言う単語が動詞で使われる場合、
『側面に立つ、側面にいる、側面を守る、側面を攻撃する』などの意味です。

なので、be flanked by ~ で『~に囲まれている、~が側にいる』のような意味になるわけです。

使ってみましょう。
He had been flanked by two beautiful women throughout the party.
「パーティーの間中、彼は両手に花の状態だった」

be flanked by の後に続くのは美女でなくてもいいので、
She was always flanked by bodyguards. なら
「彼女はいつもボディガードに囲まれていた」になります。

ラグビーのflanker は 、スクラムの時に両側の一番脇の方で押してる人たちですけど、
flank = 『側面を守る』役割の選手ということですかね。

ついでに、例文をもう一つ。
The flanker was flanked by the opponent team’s flankers.
「そのフランカーは相手チームのフランカー達にはさまれていた」
(flank たくさん入れとけば、覚えやすいかと思って・・・)


by the day は?―📅―#つぶやき英単語 1493

(2022.1.15)

by the day という表現がオンライン英会話のレッスンで出てきました。

by the day は『一日一日、日ごとに』の意味になります。
なので、day by day と同じような表現なんですね。(こっちはよく知ってたけど。)

例えば
The case numbers of COVID-19 infection are increasing by the day.
「COVID-19の感染者数が日に日に増えています」
のように使えます。 
by the day のところは、もちろん day by day でもいいですね。

(コロナの件、状況は今良くないですが、一日も早く収まってくれるのを願うばかりです。)

🗓

ついでに言うと、
by the day は、これとは異なった場面でも使われることがあります。
賃金などに対して『日決めで』という意味の表現にもなるんです。

これは例えば
Their wages were paid by the day.
「彼らの賃金は日給で支払われた」
のように使います。

work by the day なら『日給で働く』ということです。

こういう簡単な単語の組み合わせの表現でも、
ここぞという時になかなか口から出て来ないかもしれません。
いつでも出せるように「身に着ける」には、とりあえず試しにでも使ってみるのが大事なんじゃないでしょうか。