Shota Horie’s routine ? ―🏉―#つぶやき英単語 1477

(2021.12.29)

routine には
『決まり切った仕事、日常の仕事、慣例、手順、型にはまった(決まり切った)所作』
などの意味が有ります。
発音記号では rùːtíːn なので、ルーティーンに近い発音です。
語源はroute ルートの意味のフランス語だそうです。

日本語としても、ルーチンとかルーティンと表記されて使われています。
「試合前のルーティンはありますか?」のようにスポーツ選手のインタビューで使われており、試合前に必ずする行動や手順のようなことを聞いているわけですね。

ラグビーの話になります。
12/25に、埼玉ワイルドナイツのファンクラブ限定スペシャルマッチ(対 東芝ブレイブルーパス東京)を観戦しました。
28-12でワイルドナイツの勝利でしたが、新リーグ「 JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 」の開幕も近いんで、しまった感じの試合でした。

そのキックオフ前に、フッカーの堀江翔太選手が腕の体操のような面白い動きをしていました。右腕のひじから先が上を向くように垂直に立て、左腕は逆にひじから先が垂直に下して、次にこれを逆にし、何回か繰り返すんです。
これ routine なのでしょうか? 堀江体操?
(なんか、肩こりに効きそうなので、真似してやってみようかと思いました。)

Shota Horie’s routine before the game ?

以前、試合前の練習の時に僕が見た堀江選手は、
足元に来たボールをポンと高く真上に蹴り上げて、
落ちてきたボールを胸の前でとったかと思った瞬間に、
片手で後ろにいる選手にノールックパスして・・・にやりと笑ってました。
(何、この人!?)
もしかして、これもルーティンかもしれないので、試合前の堀江選手の動きにも注目です。

2022年1月7日のJAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022 開幕戦( 対クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)、新国立競技場に私も参戦予定です。
Go Wild Knights !




dog tag は?―🐶―#つぶやき英単語 1474

(2021.12.22)

dog tag は『犬の鑑札』のことで、首輪につける金属製の迷子札のようなものです。

でも、犬じゃなくてもdog tag をつける場合があるのですよ。

実は、兵士が身に着ける『認識票』のことも dog tag と言うのです。
例えば、戦争中なら戦死者の身元識別に使われるものですね。
この認識票の意味の dog tag は主に米国で用いられる口語的表現で、
正式に言えば identification tag となるようです。
でも、ニュース記事などでも dog tag と普通に使われているんですね。

以下は、第二次大戦中に有名人がつけていた認識票 がオークションで売られたとのツイートですけれど、ここでもdog tag となっています。

Dog Tag worn by Ted Williams in World War II. Sold for $10,500 in February by
@HeritageAuction
「第二次世界大戦でテッド・ウィリアムスがつけていた認識票、
2月にHeritageAuction で10500ドルで売られた。」

ちなみに、テッド・ウィリアムスは、Theodore Samuel Williams はメジャーリーグで3冠王を2回も獲得した伝説的な野球選手で、1941年に彼が規定打席で4割を打って以来、メジャーで規定4割打者は出ていないそうです。そんなスーパースターですが、彼は2度も従軍しています。
テッド・ウィリアムスが最前線に行ったかどうかは分かりませんが、第二次大戦では日本の野球関係者が何人も亡くなっています。このdog tagは、野球どころではなく、命のやり取りをする戦いがあった時代の証拠品のようにも思われます。

今、日本人メジャーリーガーの活躍を見られて、このような dog tag を身に着ける必要のない立場でいられるのはありがたいことだと思います。

unanimous がいっぱい―⚾―#つぶやき英単語 1458

(2021.11.21)

形容詞のunanimous が『満場一致の』という意味だとは知っていましたが、
大谷翔平選手にあらためて教わった感じです。
unanious と Ohtani で検索すると、大谷選手が満票でのアメリカンリーグMVPに選出されたことに関して、ニュース記事や野球関係のポストがたくさん出てきます。
unanimous や 副詞のunanimously『満場一致で』は、これで大谷選手の顔を思い浮かべれば忘れないかもしれません。

⚾

MLB.com のニュース記事タイトル
Unanimous! Ohtani takes home AL MVP
Two-way star is fourth Angel to win award, 19th to sweep all first-place votes
「満場一致! 大谷選手、ALのMVP獲得
 二刀流のスターがエンゼルスの選手として4人目の受賞で、一位票の独占は19例目」
( https://www.mlb.com/news/shohei-ohtani-wins-2021-al-mvp-award )

エンゼルスのtweet
Shohei Ohtani is your unanimous American League Most Valuable Player!
「大谷翔平選手、満場一致でアメリカンリーグ最優秀選手」
( https://twitter.com/Angels/status/1461481418572189699 )

The Japan News の記事タイトル
Ohtani voted unanimous American League MVP
「大谷選手、満場一致でアメリカンリーグのMVPに選出」
( https://the-japan-news.com/news/article/0008008905 )

SPORTING NEWS の記事タイトル
Shohei Ohtani joins elite company with unanimous MVP selection
大谷翔平選手、満場一致のMVP選出でエリート選手の仲間入り」
( https://www.sportingnews.com/us/mlb/news/shohei-ohtani-unanimous-mvp/bsowygpluapt14xwi8u6v6fdn )
等々

Congrats Ohtani, the unanimous American League MVP! 🎉
おめでとう大谷選手、満場一致のアメリカンリーグMVP!

ラグビー日豪戦の英語記事タイトル2―🏉―#つぶやき英単語 1445

(2021.10.24)

興味のあることを通して学ぶというのは、なんか理想的な感じがしませんか?
ということで、にわかラグビーファンとして、
日本代表Brave Blossoms対オーストラリアWallabiesのテストマッチの英文記事タイトルの表現をチェックしてみました。
(昨日も一つ取り上げたので、今日はそれ以外ということになります。)

Wallabies scrape past Japan to make winning start to spring tour
「ワラビーズが日本を振り切り、春のツアーを勝利でスタート」

https://www.theguardian.com/sport/2021/oct/23/rugby-wallabies-hold-on-against-japan-to-make-winning-start-to-spring-tour
★ scrape past は『~を振り切る、勝利する』の意味です。

Rugby: Japan fall 32-23 to Australia in entertaining battle
「ラグビー:日本、接戦の末、オーストラリアに32-23で敗れる」https://mainichi.jp/english/articles/20211023/p2g/00m/0sp/047000c

Rugby: Wallabies hold off Japan for fifth straight victory
「ラグビー:ワラビーズが日本を抑えて5連勝」
https://www.nzherald.co.nz/sport/rugby-wallabies-hold-off-japan-for-fifth-straight-victory/UOSCNGWUU4OVKVSKWMD3DNAXWU/

‘Rusty, frustrating’: Wallabies take ‘a step backwards’ but make it five straight
「鈍くて、フラストレーション:ワラビーズは一歩後退したものの、5連勝を達成」
https://www.foxsports.com.au/rugby/wallabies/wallabies-vs-japan-2021-live-test-rugby-scores-results-highlights-video-updates-australian-rugby/news-story/f410a8bdb9c65a62003c95fae822c743

オーストラリア側から見ると、日本に追い上げられているようでは心もとないということなのでしょうか。一歩後退 a step backwards とか言われてます。
まあ、日本も、これから調子を上げて、11月の試合は3連勝したいところですね。

Brave Blossoms vs Wallabies-🏉―#つぶやき英単語 1444

(2021.10.23)

今日10/23は、久しぶりのラグビー日本代表のテストマッチがありましたね。

試合結果を伝えるWebでの記事タイトルは、こんな感じでした。
Wallabies edge Japan 32-23 in Oita to kick off four-Test spring tour
「ワラビーズ、大分で日本を32-23で下し、春の4テストツアーを開始」
(https://www.abc.net.au/news/2021-10-23/wallabies-edge-japan-in-opening-test-of-spring-tour/100550750)

ここでedge という単語を使ってますが、
この場合は動詞で『(相手を)僅差で破る』という意味になります。
(これ前にも出てきました。→ここ参照

🇦🇺

南半球のオーストラリアから見ると、これ春のツアーの始まりなんですね。
へえ。

ご存知でしょうが、Wallabies はオーストラリアのラグビー代表チームのニックネームで、もちろんオーストラリアに住むワラビー(カンガルー科で一般のカンガルーより小さめの動物)からつけられています。

Wallabies are like small kangaroos, but the members of the Wallabies are pretty big.
「ワラビーは小さなカンガルーのようなものだが、ワラビーズのメンバーはかなりでかい」

🦘

Wallabies のツイートで集合写真を見たんですけど、ちゃんとワラビーのぬいぐるみも居ました。足元みてください。ワラビー君が小さい。

日本、今日の試合は勝つチャンスありましたね。
まだコンビネーションや細かな戦略については、チームとして成長余地ありですね。
11月の遠征試合には勝利を期待します。

quintuple 100は?―🎉―#つぶやき英単語 1431

(2021.10.4)

本日、MLB Angels の大谷選手が最終戦で号のホームランを打って、打点を大台の100にのせました。

🎉

関連して、クインティプル100という言葉がそこここに出てきてました。
quintuple は『5倍の、5重の』の意味です。
(quin-は、5を意味する接頭辞です。)

大谷選手は、
打者として100安打、100得点、100打点、
投手として100投球回、100奪三振
の5つの100=quintuple100を史上初めて達成したということで、
この言葉が出てきたんですね。(スゴイ)


因みに、1~10の数で『~倍、~重』に当たる言葉は
1: single
2: double
3:triple
4:quadruple
5:quintuple
6:sextuple
7: septuple
8:octuple
9: nonuple
10: decuple
だそうです。
(大谷さん関係のスポーツ記事に書いてありました。これ、大谷選手に教わったようなものですね。)

Rugby Championship Round Five : All Blacks vs Springboks の記事タイトルで拾った表現―🏉―#つぶやき英単語 1428

(2021.9.28)

Rugby Championship のRound 5 として、ニュージーランド All Blacks と南アフリカ Springboks の試合が先週末に有りました。結果は、19-17の接戦でした。

このラグビーの試合、ハイライトだけ見たんですが、弟の方のバレット選手のペナルティキックで最後にオールブラックスが逆転したんですね。

その試合の英文記事タイトルをいろいろ見たら、
わりと面白い表現を見つけたので、ちょっと情報おすそ分けさせていただきます。

① Rugby-All Blacks edge Springboks in 100th test to win Rugby Championship
「100回目のテストマッチでオールブラックスがスプリングボクスに僅差で勝ち
ラグビーチャンピョンシップを制す」
この場合のedge は動詞で『(相手を)僅差で破る』の意味です。
(https://jp.reuters.com/article/uk-rugby-union-championship-nzl-zaf-idUKKBN2GL07O)

② Rugby Championship – New Zealand 19-17 South Africa: All Blacks seal title with late penalty
「ラグビーチャンピオンシップ – ニュージーランド 19-17 南アフリカ:
オールブラックス、終盤のペナルティでタイトル獲得」
seal ~ with … で、『…により~を決定付ける、を固める』の意味になるようです。
ペナルティキックで勝ってタイトルを決定付けたわけですね。
(https://www.bbc.com/sport/rugby-union/58689678)

③ New Zealand pip South Africa in 100th Test to claim Rugby Championship
「100回目のテストマッチでニュージーランドが南アフリカを破り、ラグビーチャンピョンシップを制覇」
ここでのpip は『(相手を)打ち負かす』の意味の動詞です。
(https://www.rugby.com.au/news/all-blacks-springboks-how-to-watch-australia-centurion-test-live-blog-live-scores-time-teams-match-report-2021925)

④ All Blacks deny Springboks at the death in Rugby Championship
「ラグビーチャンピオンシップで 死闘の末 オールブラックスがスプリングボクスを倒す」
ちょっと、これ訳に自信ないけれど、こんな言い方も有るんだなと言うことだけ
覚えておきましょう。
(https://www.theguardian.com/sport/2021/sep/25/all-blacks-deny-springboks-at-the-death-in-rugby-championship)

記事のタイトルは一行で目を引かないといけないので、簡潔かつキャッチーな表現を使うのだと思います。記者さんのセンスが問われるところかもしれません。

個人的な感想ですが、All Blacks や Springboks でも、特に日本のチームでプレーしていた選手は、つい応援したくなりますね。

完投は英語で何? ―🎉―#つぶやき英単語 1416

(2021.9.5)

野球で先発ピッチャーが1試合を投げ切る『完投』は complete game と言うんですね。

相手に得点を許さず完投する『完封』は shutout
ヒットや得点を与えず完投する『ノーヒットノーラン』は no-hitter
独りの走者も出さないで完投する『完全試合』は perfect game です。
(英語のperfect game と complete game はちょっと紛らわしいかも)

The MLB Angels, which Ohtani plays for, won the game with Suarez pitching a complete game. Ohtani hit his 43rd home run, and it was a good game.
「大谷選手のいるMLBのAngels は、先発のSuarez投手が完投して勝ちました。大谷選手も43号のホームランを打ちましたし、いいゲームでした。」

ta-da は?―🎩―#つぶやき英単語 1400

(2021.8.6)

ta-da とか tada は『じゃじゃーん』っていう感じの間投詞なんですね。
そもそも、ファンファーレの音を模した言葉らしいです。
こんな風に使います。

He tapped his silk hat with his stick and… Ta-da!
A rabbit jumped out of the hat.
「彼がシルクハットをスティックでたたくと、ジャジャーン。
 ウサギがとび出しました。」

東京オリンピックをテレビで見ていた英語圏の方々の間で
ある日本人選手が話題になっていたようです。
短距離走者の多田修平選手です。

中継で胸にローマ字書きの名前をつけた多田選手が映ったわけですが、
向こうの方々には TADA =ジャジャーンなので、
面白い人が入ってきちゃった感じになったわけですね。
(外国の人名が日本人には面白く感じられる場合も有りますから、
当然逆も有ります。)

また、ツイッターなどで出回ったその時の多田選手の写真がちょっと笑顔なので、
本当にジャジャーンと登場したみたいにも見えます。
面白いです。

この件で、多田選手も、ta-daも覚えました。

Harry Potter と Olympic に関係する単語 ―🔥―#つぶやき英単語 1395

(2021.7.23)

今日は、ハリー・ポッター と オリンピックに関係する単語の話。

「ハリー・ポッターと賢者の石 Harry Potter and the Philosopher’s Stone」で、
ダイアゴン横丁のシーンは、初めて魔法世界に足を踏み入れるハリーとともに読者もその世界にひきこまれる感じでとても魅力的だと思います。

その魔法の街の入り口になるパブ兼宿屋の名前が
「漏れ鍋」Leaky Cauldron です。

leaky は『漏れる、漏れやすい』という形容詞ですね。
cauldron は『大釜、大鍋』で、魔女が怪しげな薬を造るときに使っているイメージが有ります。

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で、急にオリンピックの話なんですけど、
2021年7月23日、今日はこの「歴史的な」東京オリンピックの開会式ですね。

ここで注目されるのが『聖火台』。
辞書で調べると、Olympic cauldron と出ていました。

Leaky Cauldron の cauldron と同じ!
なんと、東京オリンピックとダイアゴン横丁は、cauldron つながりじゃないですか。
まあ、聖火台もいろんなデザイン有りますが、大釜と言われれば、そんな形ですからね。

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とりあえず、いろいろいろいろ有って開幕のオリンピックですが、
やるからには、世界にポジティブなメッセージを発してほしいと思います。

Olympic cauldron 聖火台 への点火が、「純粋なスポーツの世界」への入り口になりますように。

(これ以上、ネガティブなことが起こりませんように。
 あんまり不手際が目立つと、Olumpic cauldron 聖火台というよりLeaky cauldron 漏れ鍋だとか言いたくなっちゃいますから)