大谷選手、paternity leave だって―👶―#気になる英語調べ隊 2678

(2025.4.19)

paternity leave は『父親産休、父親の育児休業』のことです。
(paternity は『父たること、父性』での意味で、この場合のleave は名詞で『休暇』です。)

Shohei Ohtani has gone on paternity leave as his wife, Mamiko, is expecting their first child in the next coming days, Dave Roberts announced.
「大谷翔平選手は、妻の真美子さんが数日後に第一子を出産するため、父親産休に入ったとデーブ・ロバーツ監督が発表した。」

大谷選手もお父さんになるんですね。

このごろは、日本でも 男の人が産休や育休をとるのが珍しくなくなってきました。
まあ、大谷選手でも他の人でもおめでたいことですし、
こういう制度は社会全体で支えるのが当たり前なんじゃないでしょうか。
実際に親になるのは何かと大変ですからね。

大谷選手は Inevitable ! ―⚾―#気になる英語調べ隊 2673

(2025.4.3)

inevitable は『避けられない、必然的な、当然の』などの意味です。

Dodgersの大谷翔平選手。
自身のボブルヘッド人形が配布されるボブルヘッドナイトで
9回裏同点の場面で打席が回ってきたら、
当然、こうなります。Inevitable ですわ。

Shohei Ohtani. Inevitable  
「大谷翔平選手、これは必然」
Fourth career walk-off hit, second career walk-off homer
「4回目のサヨナラヒット、2回目のサヨナラホームラン」

向こうの実況アナウンサーも Inevitable と言ってました翔平選手、
みんなこうなると思ったということですね。

ちなみに辞書サイトWebrio の4/3の検索ランキングでinevitable は20位に入ってました。
大谷選手関係の英単語となれば、多くの人が検索するのは Inevitable です。

ドジャース山本投手:「つま先立ち」の英語-⚾-#気になる英語調べ隊 2670

(2025.3.26)

日本でのMLB開幕シリーズ、ドジャースは日本人3選手がそれぞれ持ち味発揮し、カブスに2連勝でした。

そんな中でXでは、山本由伸選手が大谷選手、佐々木選手との記念撮影で、背伸びしたのが話題になってました。

Yoshinobu had to get on his tippy toes to take a pic with Shohei and Roki 「ヨシノブは、ショウヘイとロキと一緒に写真を撮るために、つま先立ちにならざるを得なかった」

tippy toe は tiptoe 『つま先』と同じ意味です。
get on tiptoes で「つま先の上に乗る」的な言い方です。
これでいいんですね。

英辞郎で「つま先立ちする」は
 stand on one’s tiptoes
「つま先立って背伸びをする」は
 stretch up on one’s tiptoes
と出ていました。

他に『つま先立ちの』の形容詞や『つま先立ちで』の副詞として
atiptoe という単語も有るようです。

山本選手だって身長180㎝近くあって小さくはないのですが
大谷選手、佐々木選手は190㎝以上ですから・・・
まあそうなりますね。

例のあの人が大谷選手を impersonateした?-📺-#気になる英語調べ隊 2629

(2025.1.24)

impersonate には『(~に)なりすます』の意味が有ります。
その他に『(人の)物まねをする、(役を)演じる』のようにも使われます。
他動詞なので、まねする相手が目的語になります。

Audio of Ippei Mizuhara impersonating Shohei Ohtani on a phone call to the bank has been made public.
「水原一平が銀行への電話で大谷翔平選手になりすましている音声が公開された。」

大胆だよな。

大谷選手に関連する投稿

祝 イチローさん、野球殿堂入り-⚾―#気になる英語調べ隊 2627

(2025.1.22)

米国の野球殿堂=National Baseball Hall of Fame (略HOF)は、優れた野球選手や野球界に貢献した人を称える施設であり、ニューヨーク州のクーパーズタウンにある野球専門の博物館でもあります。

イチロー選手が、日本人選手で初めて米国の野球殿堂入りをすることになりました。

WELCOME TO COOPERSTOWN ICHIRO
Ichiro Suzuki will be the first Japanese-born player inducted into the National Baseball Hall of Fame 👏

クーパーズタウンへようこそ イチロー
イチロー・スズキが日本出身選手として初めて全米野球殿堂入りへ。

殿堂入りの投票で、イチロー選手が満票になるかが話題になっていましたが、
99.7%の投票だったそうです。
投票するのはプロの野球記者ですが、その中の一人だけが投票しなかったとのことで・・・。世の中にはひねくれた人もいるものですね。

one of a kind は大谷選手のこと?―⚾―#気になる英語調べ隊 2622

(2025.1.17)

one of a kind は『ユニークな、他に例のない、唯一無二の』の意味です。

これ、大谷翔平選手みたいなことと思っておけば間違いなさそうです。

2024年9月20日、大谷選手が50-50を達成した時のMLBのポストで、
この表現が連発されています。

Shohei Ohtani
One-of-a-kind achievement
One-of-a kind moment
One-of-a-kind player

大谷翔平 唯一無二の偉業 唯一無二の瞬間 唯一無二の選手

確かに大谷選手は、one of a kind だと思います。

関連投稿⇒大谷選手関係

もうジャッカルとは呼ばない!―🏉―#気になる英語調べ隊 2617

(2025.1.12)

今年になって日本ラグビー協会が、統括団体であるワールドラグビー(WR)に合わせるためにラグビー用語変更の通達を出したそうです。これにより、いくつかのラグビー用語が実際に変更されています。

たとえばボールを前に落とす反則は、これまでノックオン Knock-on と呼ばれていましたが、ノックフォワード Knock forward に変更になっています。
これ、言い慣れているので、しばらくはノッコンと言ってしまいそうです。

また、密集の接点で相手からボールを奪うプレーはジャッカル Jackal と呼ばれていましたが、これからは スティール Steal が正しい言い方になります。
Jackal は動物の名前に由来していましたが、Steal は『盗む、うまく手に入れる』なので、より直接的で意味は分かりやすいですね。
でもJackal の方がかっこいいような気もします。

これをする選手も ジャッカラー Jacklerでなく、スティーラー Stealer と呼ばれることになります。

埼玉パナソニックワイルドナイツのラクラン・ボーシェー選手はジャッカル Jackal の名手と言われていましたが、これからはスティール Steal の名手と言うのが正解ということになります。

( 以前の関連投稿 →「 Jackal を辞書で見たら」 「ラグビー×英語:jackler は?」 )

ラグビーで導入されたセンサー付きマウスピースの英語名―👄―#気になる英語調べ隊 2604

(2024.12.29)

ジャパンラグビーリーグワンで選手がセンサー付きのマウスピースを着用しているという話を昨日書いたのですが、今日はその続きになります。

調べたら、リーグワン公式HPではスマートマウスガード(iMG)と書いていました。
(この場合、マウスピースmouthpiece ではなく、マウスガード mouthguard の呼称を使ってるんですね。)

このiMGは Instrumented Mouthguard の略で、直訳なら「装置が付いたマウスガード」ということになります。要するに「センサー内蔵のマウスガード」ですね。

ラグビーの試合中に 選手が着けているiMGから、ある値を超える衝撃が感知された場合、選手は試合から離れて、脳震盪の検査=HIA(Head Injury Assessment)を受けることが定められているとのことです。

12/28のワイルドナイツ vs スピアーズの試合で僕の撮った写真に、オペティ・ヘル選手が口に咥えているセンサー付きマウスガード iMG が写っていました。

この試合でも、 iMG で規定を超えた衝撃が検知されたケースがあり、HIAの検査が行われていたようです。
ラグビーは基本的に激しいスポーツなので十分な安全対策が必要で、こういう新しい装置を使うのも有効だと思います。

山沢選手もつけている「マウスピース」の英語は? ―🏉―#気になる英語調べ隊 2603

(2024.12.28)

本日、ラグビー リーグワンの埼玉ワイルドナイツは、今シーズン初のホームゲームでスピアーズと対戦しました。
かなりギリギリの試合でしたが、なんとか勝利しました。結果良し。

今日撮った山沢拓也選手の写真で、歯が白く大きく見えるのは、マウスピースをしているからだと思います。マウスピースは、ぶつかった際の口中の負傷を防ぐほか、 頭部へのダメージ緩和や脳震とうの予防に効果があるそうです。

このマウスピース、英語でも mouthpiece と言います。
ただ、mouthguard、mouth protector や gumshield などのようにも呼ばれます。

むしろ、mouthpiece という言葉は場面や文脈によっては他の物になるので注意が必要かもしれません。
例えば、管楽器の息を吹き込む部分も『マウスピース』 mouthpiece と言います。
他にも、電話の送話口や煙草の吸い口なども mouthpiece と呼ばれます。
また、『代弁者、弁護士』のこともmouthpiece と言うそうで、これだと物ですらありませんね。

ラグビーの話に戻りますが、
このごろラグビー選手のマウスピースには、センサーが入っていて、一定以上の衝撃が感知された場合に、その選手は頭部などの検査を受けるルールになっているらしいです。
激しいスポーツだけに、可能な限りの安全対策が必要だと思います。

「総当たり戦」の英語は?―⚾―#気になる英語調べ隊 2600

(2024.12.25)

スポーツの試合の『総当たり戦』は、
英語では round-robin tournament 、round-robin competition あるいは単に round-robin と言うそうです。

辞書サイトCollins の説明では
A round-robin is a sports competition in which each player or team plays against every other player or team.
「round-robinは、各選手またはチームが他のすべての選手またはチームと対戦するスポーツ競技のことです。」
のようになってます。

ちなみに、技術用語としては
測定の信頼性を検証するなどのために複数の試験機関で同一試料を測定することを
round-robin test と言うようです。

そもそも round-robin には、署名者の順序を隠すために円形に署名した嘆願書という意味が有ります。