ラグビーTier 1のtierは何?―🏉―#つぶやき英単語 1181

(2020.5.4)

日本はラグビーのTier 1になるらしいですね。久々の良いニュース。(でも、こういうのは本決まりになってから報道した方がいいんじゃないでしょうか。)

で、tierって何? ・・・ 気になるから調べます。👍  

辞書で引くと、tier は『(上下にならんだ)段、層、列』ということです。

「3段のケーキ」は、a cake with three tiers だそうです。そういうイメージか。

tier one とか first tier というと「最上位」のことで、
tier one company なら「一流企業」です。

ラグビーの最強豪国に位置するTier 1は、今のところ以下の10ヶ国です。

South Africa 南アフリカ (ランキング1位)
New Zealand ニュージーランド (2位)
England イングランド (3位)
Ireland アイルランド (4位)
France フランス (5位)
Wales  ウェールズ (6位)
Australia オーストラリア (7位)
Scotland スコットランド (8位)
Argentina アルゼンチン (10位)
Italy イタリア (14位)

日本 は今まで下のくくりのTier 2でしたが、現在のランキングはScotlandとArgentinaの間の9位ですから、11チーム目のTier 1 になる資格は十分にありますね。

Tier 1になるというと、強豪国の国際試合に日本代表がどう組み込まれていくかが興味深いところです。ヨーロッパ主体のSix Nations、南半球のRugby Championshipのいずれかに入るのでしょうか。(もしかしたら国際試合の枠組みやtierの制度など、ラグビー界が大きく変わっていくきっかけになるのかもしれません。)

変化に伴って、日本国内のリーグのあり方などの議論も出てくるのでしょうか。プロリーグの構想もあるんですよね。日本のラグビー関係者の方々もここはよく考えて、良い道筋をつけていただきたいと思います。楽しみに見守ります。

BCPって何だっけ?-🤔-#つぶやき英単語 1179 

(2020.4.29)

頭文字をとった略語(initialism)というのは便利で多用されていますが、元の言葉を知っていた方がいいですよね。

例えば、BCPというのは Business Continuity Plan あるいは Business Continuity Planningの略語です。

Business=事業、Continuity=継続、Plan=計画ですから、日本語では『事業継続計画』ということになります。

英語での簡単な定義は以下のようになります。

A business continuity plan (BCP) is a plan that describes how a company will continue to function in the event of some kind of emergency, disaster, or incident.

Safeopedia.comでの説明

「事業継続計画(BCP)とは、何らかの緊急事態、災害や事件が発生した場合に、企業がどのように機能を継続していくかを記述した計画です。」

多くの会社が事業継続計画BCPを作って持っているはずで、それに従った対処がされていると思います。ただ、今回のコロナウィルス感染症による危機的状況は想定から外れた部分が多くあるかもしれません。どんな事態にも対応できる実効性のある計画になっているか、そのための体制を普段から整備してきたか、企業の「心がけ」が問われる状況ですね。

1175)コロナ関連用語をCambridgeに教わる

つぶやき英単語1175   (2020.4.19)

Cambridge dictionaryの最近のツイートで、こんなのが有りました。

「最近、Coronavirusのニュース記事でこんな単語を見たことがありますか?  下のコメント欄で、これらの言葉使って練習してみてください。 安全に過ごして!」みたいな。

外ほっつき歩かないで英語の勉強してろ、ということですね。

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epidemic 名詞 「 同時に多くの人々が特定の病気になること」=『(病気の)流行 』です。 😐これは、よく見る。

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pandemic 形容詞「(病気が)地域内のほぼすべてに、または人々、動物、植物のグループのほぼすべてに広まっている」

名詞のpandemicもありますね。😐もはやパンデミックは身近な日本語です。

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Mitigation 名詞 「何かの有害、不愉快あるいは悪さの程度を減らす行為」=『緩和、軽減』 😐なるほど。

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Zoonosis 名詞 「動物から人間に広がる病気」=『動物原性感染症』 😐動物園の名前ではないのだな。

👉

Cambridge dictionary さんの言う通り、英作文で使ってみました。

We are used to seasonal flu epidemics. 「 私たちは季節性インフルエンザの流行には慣れています。」

Unlike these, recent COVID-19 is an impact for us, being pandemic. 「それとは違い、最近の新コロナウィルス感染症はパンデミックとなり、私たちに大きな影響を与えています。」

One of the mitigations against this is city lockdown.

「これを緩和する対策の一つが都市封鎖です。」

For the first time, we have realized that a zoonosis could give rise a real risk for our society.

「私たちは、人畜共通感染症が私たちの社会に真のリスクをもたらす可能性があることを初めて認識しました。」

😐おかしなところが有ったら、教えてください。勉強させていただきます。

1173)contract 2 これは捕まえないと。

つぶやき英単語☆(2020.4.10)

こんな意味もあるのか contract

辞書で見つけた例文 :

Smuggling bosses routinely put out contracts on witness

Oxford Dictionary of English

「密輸のボス達は、目撃者を消すために日常的に殺し屋を雇っている」

😎

contract には、『殺し屋を雇う契約』の意味があるんですね。俗語ですが。

まあ、普通の人はドラマか映画のセリフぐらいしか、こんな使い方のcontract には出会わないんじゃないんでしょうか。ゴルゴ13みたいな。

(実際にこんな意味のcontractが飛び交うような場所には行きたくありません)

😒

ついでの話: この文、Google翻訳だと「密輸ボスが日常的に証人との契約を結ぶ」になっちゃうんですけど。

意味全然違うじゃないの。まだまだだね。

1172)コロナで覚えたcontractの意味

つぶやき英単語1172  (2020.4.9)

contract というと『契約(する)』の意味で馴染みのある単語なんですが、それだけじゃないんです。

⚓️

ニュース記事の見出しで、こんなのがありました。

At least 100 sailors on US aircraft carrier contract COVID-19

by Victoria Gatenby01 Apr 2020 GMT+3

「米空母の乗組員の少なくとも100名が新型コロナウィルス感染症にかかる」

⚓️

contract には『(病気に)かかる』の意味もあるんですね。へえ。

1170)コロナ関連:不要不急の英語

つぶやき英単語1170   (2020.4.7)

新型コロナウィルス感染症(the novel coronavirus infective disease)の流行で、大変なことになってきました。いよいよ、緊急緊急事態宣言(declaration of state of emergency )が出されるところまで来ています。

対策として、不要不急な外出をしないように求められてますね。

『不要不急』は、nonessential and nonurgent と辞書に出ていました。(Weblio和英辞典)

essentialが『ぜひ必要な』なので、否定の接頭辞 non- のついたnonessentialは『ぜひ必要ということはない=不要』です。

urgent 『緊急の』に対し、nonurgentは『緊急ではない=不急』ですね。

ニュース記事では不要不急=nonessential になってたりします。nonessential and nonurgentだと長いしね。

日本語で不要不急とするのは、二つ重ねて強調したり、漢字四文字にして言葉の重みを増したいという気分からじゃないでしょうか。

実際の記事ではこんな感じです

The governor of Tokyo has again urged people to refrain from non-essential outings, warning that the capital is at a critical juncture in preventing an explosive spread of the coronavirus. (NHK WORLD JAPAN Friday, March 27)

「東京都知事は、首都がコロナウイルスの爆発的な広がりを防止する正念場にあると警告し、人々に不要不急の外出を控えるよう再び要請しました。」Zuka隊長訳

この文の中でnon-essential outing だけ斜体で強調されてます。訳すの「不要の外出」でもいいんですが、斜体で強調してる気持ちを汲み、ニュースでも耳馴染んでる「不要不急の外出」にしときました。

1163)torch bearer 🔥

つぶやき英単語1163 (2020.3.26)

torch bearer で『聖火ランナー』です。

🔥

bearer は『運搬人』の意味で、トーチを運ぶ人=聖火ランナーということです。

聖火ランナーは、bearer of the flame とも言われるそうです。flame は『炎』ですね。

🔥

bearer の元の bear という動詞は、たった4字の簡単な単語に見えますが、いろんな意味があって、結構曲者です。

例えば、『産む、生む、耐える、負う』身に付ける、もつ』など。で、『運ぶ』の意味もあるんですね。

実は、語源となる古記英語の意味は、この「運ぶ」なんだそうですよ。

🐻

因みに、同じ綴りで『熊』のbear もありますね。これは、別の語源で、茶色の動物的なところから来てるらしいです。

🔥

東京オリンピック、延期が決まりました。まあ聖火リレーも感染症を気にしながらというのでは有り難みも無いので、判断としては妥当だと思いますけど。

1162)新型コロナ関連の英語 lift lockdown on Wuhan

つぶやき英単語1162 (2020.3.24)

CNNの記事の見出しです。
China to lift lockdown on Wuhan, ground zero of coronavirus pandemic (By Nectar Gan, CNN, Tue March 24, 2020)

「中国がパンデミックの起点である武漢の封鎖を解除へ」

lift lockdown で「封鎖措置を解除する」なんですね。

lift には『(禁止令などを)解除する』の意味があるんです。(上がるとか上げるだけじゃないんだね。)

Wuhan has been sealed off since mid-January

「武漢は1月中旬から封鎖されてきた」BBC News の中の記事から。

seal off は『封鎖する』です。

🌙

Nice to set up a curfew (The connection, 24 March 2020)

「ニースが外出禁止令の開始へ」

curfew は、『(夜間)外出禁止令』の意味です。この記事の中でわざわざdaily curfewと書いています。夜だけじゃないんですね。(大変だな)

僕は前に政情不安な国でクーデターが起きて夜間外出禁止令が出てるというニュースで curfew を覚えたんですが、まさか感染症対策でこの単語出てくるとは。

🤔

新型コロナウィルスの問題、ヨーロッパやアメリカで状況悪化してますね。中国は山越えたって感じですけど、本当かなあ。

1151)時差出勤は英語で何?

つぶやき英単語1151 (2020.2.26)

新型コロナウィルスの感染がジワジワ広がって、TV報道も毎日このことばかりですね。なんか、身近な危険という感じになってきました。

🚋

中止されるイベントもある中で、通勤の満員電車こそ何とかしてほしいとの声も出ています。

🚃

通勤ラッシュをさけるなら『時差出勤』も現実的な対策になりますね。

『時差出勤』を英辞郎でひくと

staggered commuting

staggered office hours

staggered working hours

と出てきます。

時間ずらして通勤すること自体なら commuting だし、ずらした勤務に着目すれば office hours, working hours の方を使えばいいでしょうか。

🚊

で、共通するstaggered は、『交互の、互い違いの』の意味を持ち、この場合は「時間をシフトさせた」ということになるようです。

staggerには『よろめく、よろめかせる』や『交互に配列する、重ならないようにシフトする』の意味があります。

🚈

これを機会に普通の時でもstaggered office hours が当たり前になればいいんじゃないでしょうか。働き方改革にもなりますし。

1145)英語で公正取引委員会は?

つぶやき英単語1145 🍬 (2020.2.11)

『公正取引委員会』は?

Fair Trade Commission、略してFTCと言うんですね。

🗞

Japan FTC Inspects Rakuten over Free Delivery Plan (jiji.com)

「日本のFTCが楽天を送料無料化の計画に関して捜査した」というのが2/10付けの記事が出てました。

楽天市場が一定金額以上の購入の場合に送料を無料にする計画を打ち出していますが、これが多くの出店社の了解を得ていない状況のようですね。

強い立場を利用して、取引先企業に一方的に負担をしいると、violation of the antimonopoly law 『独占禁止法違反』になる可能性があります。

この分野の競争が激しいのは分かりますが、一方的に決めること(unilateral decision)で、出店企業の信頼を損ねては元も子もないんじゃないでしょうか。

神戸のイニエスタ選手のパスだって、周りの選手との信頼関係があってこそ効果を発揮するんですからね。楽天の三木谷さんはよくご存知だと思いますけど。