鯖折りをWeblioで引いたら-🐻-#つぶやき英単語 1239

(2020.9.14)

鯖折りって相撲の技ですが、これWeblioで引いたら bear hug と。

まあ、英語で言ったらそうですかね。
いきなりプロレスっぽいですけど。
熊のhug ってネーミングもすごいですね。

🐻

混ぜっ返すわけじゃないけれど、
プロレスの bear hug のこと、熊式鯖折りという言い方があるそうです。
(鯖折りがbear hugなら、
 熊式鯖折りはbear bear hug かもって、
 そんなことはない。)

🐟

鯖折りという言葉は、鯖を釣ったときに、鮮度維持のために首を折って血を抜くやり方から来ているらしいです。首を後ろにおられた様が、あの技かけられた感じに似てるということで。

相撲の鯖折りやプロレスのbear hug をかけられるのも嫌ですが、
釣り人に首折られて血を抜かれるのは嫌で済まないですね。

anticycloneは?-🌞-#つぶやき英単語 1235

(2020.9.8)

anticyclone で『高気圧』なんです。

cyclone が『低気圧』で、anti-は『反対』だから、
「低気圧の反対で高気圧なのだ、それでいいのだ」 (バカボンのパパ風に読んで)

🌞

cyclone というと『インド洋で発生する熱帯低気圧』の意味でも使われます。
僕は cyclone のこと、「インド洋の台風みたいなやつ」とだけ覚えてて、もう少し広い意味の低気圧を示すというのをいまいち理解してませんでした。
(日々、発見ですね。知らないからこその楽しみというのでしょうか。)

tropical cyclone とも言う熱帯低気圧ですが、
北太平洋で発生するのがtyphoon
北大西洋で発生するのが hurricane
インド洋で発生するのが cyclone ということです。
(僕の中では、これを台風一過じゃなくて台風一家みたいに思ってます)

高気圧は、 high (atmospheric) pressure とも言います。
低気圧には、low (atmospheric) pressure や depression という言い方も有ります。
(depression は『憂うつ、不景気』などの意味でも使われるので、使われている状況で意味を判断する必要が有りますね)

台風の進路も高気圧 anticyclone しだいのところもあるようです。
なんとかお手柔らかにお願いしたいんですけど、台風はあといくつ来るんでしょうか。

フェーン現象は?-🥵-#つぶやき英単語 1234

(2020.9.5)

フェーン現象は英語で、fohn phenomenon か foehn phenomenon だそうです。
何で書き方が二通りあるんでしょうかね。

🇩🇪

fohn、foehn は、ドイツ語 föhn から来てるんだそうです。ドイツ語のö の文字使わないで英語表記した過程で、二通りの綴りになっちゃったのではないでしょうか。
元々、föhnは北アルプス地方でアルプスを越えて吹く南風のことです。村の名前から来ているとの説明も見かけます。

foehn phenomenon フェーン現象は、
「湿った風が山に当たって越える過程で湿気を失い、低湿度の風になって山を下ると、その風の気温は元の風より高くなる」ような現象です。水蒸気が水になるときに熱が出るんですね。

🇯🇵

同様の現象はアルプス以外でもfoehn phenomenonと呼ばれる訳です。
この現象によって、9月なのに新潟で気温40.4℃になったそうですね。
foehn phenomenon 恐るべしです。

Perseids は?-☆彡-#つぶやき英単語 1222

(2020.8.12)

Perseids は『ペルセウス座流星群』です。

英語のWikipediaの説明は以下のようです。
The Perseids are a prolific meteor shower associated with the comet Swift–Tuttle.
「ペルセウス座流星群は、スイフト・タットル彗星に関連して多くの流星を生じる流星群です。」

もうツイッターに写真載ってたりします。

2020年は日本時間では22時ぐらいが流星群としては極大だそうです。
(ちょうど今だ。)

今日雨降ったから、空どうなんでしょうか。明日も見れるかもしれないけど。

やっぱり、ちょっと外見てきますわ。

sugar glider ってそうなんだ。-😲-#つぶやき英単語 1214

(2020.7.27)

ラグビーのDavid Pocock選手のツイートで、
オーストラリアにsugar glider という動物がいるのを知りました。

このツイートには縄張り争いしている小さな動物 sugar gliders の動画がついてます。
(having a territorial dispute で「縄張り争いしている」なんですね。)

これ和名は、『フクロモモンガ』というんです。
モモンガは木から滑空する動物だから、gliderなんですね。

フクロというところから分かるように、sugar slider は有袋類の動物です。
ついでに言うと、有袋類は英語で marsupial です。
Pocockさんの文でも
Amazing little marsupials. 「驚くべき小さな有袋類」と書いてあります.

で、sugar glider のsugar なんですが、甘い食べ物好きだかららしいんですよ。
その辺はざっくりしてますけど。

この基準で言ったら、僕も甘いもの嫌いじゃないので、
そのうちに「sugar爺」とか呼ばれることになるのかも。

今日の表現
sugar glider フクロモモンガ
marsupial 有袋類
territorial dispute 縄張り争い、領土紛争
have a territorial dispute 縄張り争いをする

黒にオレンジの君はだれ?-🍊-#つぶやき英単語 1213

(2020.7.25)

道で、黒とオレンジのツートーンでとげとげの毛虫が歩いているの発見。君は誰かな?

英語の名前どころか、日本語の名前も知らないけれど、
こういうの調べるの面白いじゃないですか。

道で遭遇した黒とオレンジの幼虫君
Larva of Indian Fritillary

「黒 オレンジ 毛虫」 で検索したらすぐ分かりました。

ツマグロヒョウモンという蝶の幼虫ですと。
漢字で書くと「褄黒豹紋」 (なんか暴走しそうな・・)

こんな蝶になるんですね。

うさぎ屋写真さんによる写真ACからの写真

で、英語名は Indian Fritillary というそうです。
ラテン語の fritillus “dice-box”が語源だとか。
黒い点がサイコロっぽいからかな。

👉

この蝶、日本ではもともと南西諸島、九州、四国、本州南西部で見られる種で、1980年頃までは近畿地方以西でしか生息していなかったらしいです。それが、生息域がだんだん北上して、今では北関東でも普通に見られるんですって。
(蝶の幼虫から温暖化を教わった感じです)

ツマグロヒョウモン Fritillaryの幼虫は、スミレとかビオラの葉を食べるんです。そういう花育ててる人には迷惑なやつなのかもしれませんが、毒はないみたいだし、ちょっとぐらいだったら大目に見てやってくれませんかね。
みんなが殺虫剤で始末しちゃったら、あの蝶も見られなくなっちゃうんで。

I found a black and orange caterpillar on the road, which is a larva of Fritillary. In Japan, this species of butterfly originally was of the southern area, but it is common now even in Kanto area due to global warming.

bolide は何? ⭐ #つぶやき英単語 1203

(2020.7.2)

bolideは『火球、爆発流星』のことだそうです。
火球は明るい流星のこと。まんまですがfireballとも呼ばれます。
(ただ、fireballは流星だけでなく、核爆発の火の玉などでも使われますし、比喩的に精力的な人のことも言うんで。)

🌠

2020年7月2日の未明に関東で火球 bolide が見られたんですって。(寝てた。)

最後爆発みたいになったらしいので、さすが爆発流星の名前は伊達じゃないですね。

🔭

隕石、どこかで見つかったらいいな。

locust plague は何? – 🌾- #つぶやき英単語 1200

(2020.6.27)

locust plagueって?

locust を辞書で引くと『バッタ、イナゴ』と出ています。
(セミもlocustという場合もありようで、なんか大雑把。)
plague は『大厄災、疫病』『(害虫などの)大発生』などの意味です。

それで locust plague は、「バッタ類、特にトビバッタ、ワタリバッタの類の大量発生による災害」のことを言います。
日本語では『蝗害(こうがい)』だそうです。(蝗はイナゴの漢字表記ですね。ただ、locust plague起こすのは、イナゴじゃなくて一部のバッタなんだそうですが。)

今、desert locust (サバクトビバッタ、学名Schistocerca gregaria)の大発生が世界的に脅威になっているようです。写真でもやばいことになっているのが分かります。

こういうの今に始まったことではないんです。

旧約聖書の出エジプト記(Exodus)では、神が奴隷状態であったユダヤ人を開放するためにエジプトに起こした10の災厄の中にもLocustsが入っているんです。紀元前13世紀ごろにも大規模なlocust plague が起こったということですね。

モーゼが神の言葉としてLocustsのことをエジプト王に伝えるところは、英語だとこんな感じ。
If you refuse to let them go, I will bring locusts into your country tomorrow. They will cover the face of the ground so that it cannot be seen. They will devour what little you have left after the hail, including every tree that is growing in your fields.
「もしあなたが彼ら(ユダヤ人)を解放することを拒むなら、明日あなたの国に locusts(バッタ)を連れてくる。 それらは地面を覆って見えないほどになり、畑に生えている木も含め、雹の被害を免れたものまで食い尽くすだろう。」

Locustsは8番目の災厄で、前の災害が雹 hail だったんです。
神様って実力行使付きで脅したりもするんですよ。

このトビバッタlocustには、普段の「孤独相=solitary phase」と呼ばれる体から「群生相=gregarious phase」と呼ばれる移動に適した体に変化する相変異(phase polymorphism)という不思議な生態があるんです。
普通の環境で生まれたサバクトビバッタの幼虫は緑色で、個々に分かれて暮らす性質です。これが、草地が減少するなどで生育密度が高い状態で幼虫が生まれると色が黒っぽくなる外観上の変化が有り、相対的に羽が大きくなり移動に適した体になって、集団で行動するんです。

よく環境が人を変えるといいますが、環境は虫も変えるんですね。

人間も集団になると、普段ではしないようなことをしちゃうことがあるようで・・・。集団の力って恐ろしいです。

「雨好きの人」の英単語は? – ☂️ – #つぶやき英単語 1194

(2020.6.13)

雨好きな人、いますか。

あなたみたいな人を表す英単語があるんですよ。

pluviophile = 雨好きな人 ですって。

pluvio- はラテン語由来の接頭辞で「雨」の意味です。

phile が「〜を好む者」で、語源は「愛している」の意味のギリシャ語だそうです。

雨の日が好きかどうかは、誰と過ごしているかにもよるんじゃないかな。

木の「こぶ」って英語で何?―#つぶやき英単語 1178 (2020.4.26)

街路樹とかで、瘤(こぶ)ができてるの見たことありますか?

例えば、こんなの。

木の瘤に当たる単語として、burl があります。(これは米国英語で 、英国式ではbur あるいはburrだそうです。)

他にgnarlやknotという言い方もあります。

樹木の瘤 burl は、局部的に組織の異常成長が起こってできたもので、傷や細菌などがその原因になるそうです。

このburlの中には、特異な木目が美しく木材として貴重な物があるらしいです。バール材、burl woodで調べると出てきますが、家具とか、高級自動車の内装、エレキギターの素材にも使われてるようです。

自然は木の瘤にまで美を与えてるんですね。

Nature gives beauty even to a burl tree.