run a red light は? 🏎 #つぶやき英単語 1202

(2020.7.1)

run a red light で『信号無視をする』の意味なんですね。

red light running なら『信号無視』です。

      🚗   🚓

「彼はきのう信号無視で捕まった。」は

He was caught by running a red light yesterday.

でいいらしいです。

無視するのignore を使ってもいいのだけど、run で済むなら簡単でしょ。

 🚗    🚓🚓🚓🚓🚓

red-light runner は『信号無視するドライバー』ですって。

気をつけましょう。

locust plague は何? – 🌾- #つぶやき英単語 1200

(2020.6.27)

locust plagueって?

locust を辞書で引くと『バッタ、イナゴ』と出ています。
(セミもlocustという場合もありようで、なんか大雑把。)
plague は『大厄災、疫病』『(害虫などの)大発生』などの意味です。

それで locust plague は、「バッタ類、特にトビバッタ、ワタリバッタの類の大量発生による災害」のことを言います。
日本語では『蝗害(こうがい)』だそうです。(蝗はイナゴの漢字表記ですね。ただ、locust plague起こすのは、イナゴじゃなくて一部のバッタなんだそうですが。)

今、desert locust (サバクトビバッタ、学名Schistocerca gregaria)の大発生が世界的に脅威になっているようです。写真でもやばいことになっているのが分かります。

こういうの今に始まったことではないんです。

旧約聖書の出エジプト記(Exodus)では、神が奴隷状態であったユダヤ人を開放するためにエジプトに起こした10の災厄の中にもLocustsが入っているんです。紀元前13世紀ごろにも大規模なlocust plague が起こったということですね。

モーゼが神の言葉としてLocustsのことをエジプト王に伝えるところは、英語だとこんな感じ。
If you refuse to let them go, I will bring locusts into your country tomorrow. They will cover the face of the ground so that it cannot be seen. They will devour what little you have left after the hail, including every tree that is growing in your fields.
「もしあなたが彼ら(ユダヤ人)を解放することを拒むなら、明日あなたの国に locusts(バッタ)を連れてくる。 それらは地面を覆って見えないほどになり、畑に生えている木も含め、雹の被害を免れたものまで食い尽くすだろう。」

Locustsは8番目の災厄で、前の災害が雹 hail だったんです。
神様って実力行使付きで脅したりもするんですよ。

このトビバッタlocustには、普段の「孤独相=solitary phase」と呼ばれる体から「群生相=gregarious phase」と呼ばれる移動に適した体に変化する相変異(phase polymorphism)という不思議な生態があるんです。
普通の環境で生まれたサバクトビバッタの幼虫は緑色で、個々に分かれて暮らす性質です。これが、草地が減少するなどで生育密度が高い状態で幼虫が生まれると色が黒っぽくなる外観上の変化が有り、相対的に羽が大きくなり移動に適した体になって、集団で行動するんです。

よく環境が人を変えるといいますが、環境は虫も変えるんですね。

人間も集団になると、普段ではしないようなことをしちゃうことがあるようで・・・。集団の力って恐ろしいです。

food for thought は食べられないの? -🍖- #つぶやき英単語 1199

(2020.6.25)

food for thought ってネットのコメントで見かけたんですけど、思考力アップできる食べ物とかではないんですね。

food for thought は「考えるべき材料」のような意味なんです。

Cambridge dictionary では
food for thought = something worth thinking seriously about:(何か真剣に考える価値があること)との説明でした。

さっそく英作文で使ってみましょうか。

The recent chaotic situation has given us food for thought.
(最近の混沌とした状況には考えさせられる)

imaoは何? – 🤐 – #つぶやき英単語 1198

(2020.6.21)

imao ってネットスラングを最近知りました。

これは、in my arrogant opinionの略で、
「言わせてもらうなら」とか「ぶっちゃけて言うと」の意味になるそうです。

arrogant は、『横柄な、傲慢な、尊大な』の意味ですね。

先に、imho = in my humble opinion
「私に言わせていただければ」「私見ですが」という表現が使われてたそうです。
humble は『控えめな、粗末な』などの意味です。

以前は、imhoと謙遜して言う感じだったのが、俺様的なimaoが後から出てきたってこと。時代の流れでしょうか。
(まあ、謙遜しながら、勝手な意見言われた方が腹立つかもしれないけど)

imao を使った英文作ってみました:
「ぶっちゃけ、だれもお前の勝手な意見なんて求めてない。」
Imao, no one calls for your arrogant opinion.

今日はこんなところで。
That’s all for today.

no-brainer は何? – 😃- #つぶやき英単語 1193

(2020.6.10)

no-brainer をMerriam-Webster英英辞典で引くと
something that requires a minimum of thought
『ほとんど思考を必要としないもの』と定義が出ていました。

さらに別の説明では
a decision or choice that is very easy to make and requires very little thought
「ほとんど考える必要もない容易な決定や選択」と。

最初、brain は脳だから、no-brainer は「脳味噌がない」的なことかと予想してしまいました。

事実、no-brainerには『愚か者、能無し』みたいな意味もあるらしいです。

でも、主には「脳を使わなくてもできるこよ」の方なんですね。

The choice was a no-brainer.
「その選択は考えるまでも無かった。」とか使うんですね。

no-brainerはアメリカ英語らしいです。
informalな言葉なんで、使いどころは考えないといけないかもしれません。(no-brainer じゃないじゃん)

dumpster diving は?- 🚯- #つぶやき英単語 1191

2020.6.7

diving といったら『飛び込み、潜水』などの意味ですね。
それでは、dumpster diving とは何でしょう?

🗑

dumpster を辞書で引くと
【商標】 ダンプスター 《大きな金属製のごみ箱》で、
主に米国で用いられる言葉だそうです。

これにdivingがつくと、
ごみ箱あさり=ごみ箱をあさって個人情報を見つけ出そうとすること、あるいはごみ箱をあさって個人情報を盗む詐欺の手法。
とのこと。あと、システムを攻撃する手法という説明も出ていました。

(ごみ箱の中に飛び込んで探すイメージかな。)

これは、犯罪ですね。

dumpster diver ごみをあさる人は、
いろんな意味で汚い奴なのは間違いありません。

scuba diving の scubaは何?-⚓️-#つぶやき英単語 1190

2020.6.5

scubaって何?
スキューバダイビング scuba diving やってる人はご存知でしょうが、これ略語だったんですね。

🏝

scuba = self-contained underwater breathing apparatus
『自給式水中呼吸装置』だそうです。(自分で呼吸に必要なボンベ背負ってるからね。)

因みに、scuba diving に対して、
船の上からホースで空気を送る潜水方式を
surface-supplied diving (送気式潜水)というそうです。

scubaのこと、アクアラングとも言ってた気がするんですが、
あれは最初にこの潜水システムを広めたAqua Lung Lung社から来ているんだそうですよ。

untrue door はどんな意味? 🚪 #つぶやき英単語 1188

(2020.5.30)

untrue door は、偽物の扉っていうわけではありませんし、
「異世界への扉」的なものでもありません。

untrue doorは、『(寸法などが)合っていない扉』のことです。

untrue には、このような『標準(型,寸法)に合わない』の意味が有るんですね。

もちろん untrue の最も基本的な意味は『真実でない』で、 untrue advertising =虚偽広告  untrue information =偽情報
のように使われます。

また『忠実でない』の意味で
  be untrue to one’s principle 主義に忠実でない
のようにも使われます。

偽情報(untrue information) に踊らされないように、確かなソースから情報を得るのが大事です。
寸法が合わないドア( untrue door )は、腕の確かな大工さんのような専門家に直してもらいましょう。

It’s important to get information from solid sources so that you don’t get swayed by untrue information.
If you have an untrue door, you should ask an expert like a skilled carpenter to fix.

コロナ関連: サイトカインの嵐―😷-#つぶやき英単語 1182 

(2020.5.9)

コロナの 緊急事態は続いて、僕の関連ボキャブラリーも増えてきてます。

サイトカインストーム(cytokine storm)という現象がCOVID-19の重症化に関わっていると、TVのワイドショーでも説明してますね。

cytokine をOxford英英辞典で調べると、こんな定義になっています。

cytokine NOUN Physiology
Any of a number of substances, such as interferon, interleukin, and growth factors, which are secreted by certain cells of the immune system and have an effect on other cells.

Oxford dictionary 

「cytokine サイトカイン:(名詞、生理学)インターフェロン、インターロイキン、成長因子など免疫系の特定の細胞から分泌され、他の細胞に影響を及ぼす種々の物質のいずれか。」

cytokine storm のWiktionaryでの説明はこんなです。

An immune system–cytokine positive feedback reaction to certain infections and certain drugs, which occurs when large numbers of white blood cells are activated and release inflammatory cytokines, which activate more white blood cells.

Wiktionary

「(病理学)特定の感染症や特定の薬剤に対する免疫系サイトカインのポジティブフィードバック反応。大量の白血球が活性化されて炎症性サイトカインが放出され、さらに多くの白血球が活性化されることで起こる。」 なんか難しい。

要するに、免疫系を活性化するcytokineが過剰に放出されることで、自分の臓器組織を攻撃する、免疫の暴走のような現象が起こるんですね。免疫作用に必要なcytokineも、「嵐」のように出しまくったら、自分の体が危ないということです。
(過ぎたるは及ばざるが如し= Too much is as bad as too little. なんだな。)

このcytokine storm を抑えるタイプの薬剤が、重症のコロナウィルス感染症の治療薬として試されています。

抗リウマチ薬(anti-rheumatic drug)であるアクテムラ(ACTEMRA)がそれです。実はリウマチもインターロイキン(IL)-6などのcytokine が過剰に放出されて起こるとされており、アクテムラはそのIL‐6の働きを抑えるよう作用します。これでコロナのcytokine storm も抑えられれば、重症の患者さんが救われると期待されます。

アクテムラの治験(clinical trial) は大変な仕事だと思いますが、中外製薬さん、病院や関係機関の方、そこのところは迅速かつ確実に進めていただくよう、よろしくお願いします。

ラグビーTier 1のtierは何?―🏉―#つぶやき英単語 1181

(2020.5.4)

日本はラグビーのTier 1になるらしいですね。久々の良いニュース。(でも、こういうのは本決まりになってから報道した方がいいんじゃないでしょうか。)

で、tierって何? ・・・ 気になるから調べます。👍  

辞書で引くと、tier は『(上下にならんだ)段、層、列』ということです。

「3段のケーキ」は、a cake with three tiers だそうです。そういうイメージか。

tier one とか first tier というと「最上位」のことで、
tier one company なら「一流企業」です。

ラグビーの最強豪国に位置するTier 1は、今のところ以下の10ヶ国です。

South Africa 南アフリカ (ランキング1位)
New Zealand ニュージーランド (2位)
England イングランド (3位)
Ireland アイルランド (4位)
France フランス (5位)
Wales  ウェールズ (6位)
Australia オーストラリア (7位)
Scotland スコットランド (8位)
Argentina アルゼンチン (10位)
Italy イタリア (14位)

日本 は今まで下のくくりのTier 2でしたが、現在のランキングはScotlandとArgentinaの間の9位ですから、11チーム目のTier 1 になる資格は十分にありますね。

Tier 1になるというと、強豪国の国際試合に日本代表がどう組み込まれていくかが興味深いところです。ヨーロッパ主体のSix Nations、南半球のRugby Championshipのいずれかに入るのでしょうか。(もしかしたら国際試合の枠組みやtierの制度など、ラグビー界が大きく変わっていくきっかけになるのかもしれません。)

変化に伴って、日本国内のリーグのあり方などの議論も出てくるのでしょうか。プロリーグの構想もあるんですよね。日本のラグビー関係者の方々もここはよく考えて、良い道筋をつけていただきたいと思います。楽しみに見守ります。