proneの使い方:gaff-prone は? 👉 #つぶやき英単語 1206

(2020.7.11)

gaff-prone politician と言ったら誰を思い浮かべますか。
gaff-prone は、gaff 『失言(フランス語由来)』と -prone 『~しがちな』の連結語で、『失言癖のある』の意味なんです。
こういう政治家 politician は・・・。 いますね大物が。

🙊

prone という形容詞は『~しがちな、~の傾向がある』の意味です。
この言葉を使う場面では、「しがちなこと、起こりがちなこと」が基本的に好ましくないイメージのものなんですね。地震とか、洪水とか、病気とか、悪い癖とか・・・。

あと、連結語以外の使い方では
be prone to ~ 『~しがちである』の形が多いのですが、このtoの後に名詞、動詞のどっちもとるんです。  

He is prone to headaches. 彼はよく頭痛になる。

He is prone to change jobs. 彼には転職癖がある。  とかね。

この辺のところ、XMind というソフトで簡単ながら図解してみました。お試し版でも、結構役に立ちそうです。

XMindでproneのこと整理してみた

prone には別に『うつぶせの』という意味もあるのでご注意を。

🙈

ところで、gaff-prone politician であなたが思い浮かべたのは、日本のあの人、それともアメリカのあの人?

sabbatical でBeauden Barrett が!何それ?🏉 ♯つぶやき英単語 1204  

(2020.7.4)

All BlacksのBeauden Barrettがラグビートップリーグのサントリー サンゴリアスに来るって。sabbaticalでだって。

何それ。

sabbatical を辞書で引くと『研究休暇、サバティカル』と出てます。大学の先生とかが1年とか自分の大学を離れて外国の研究機関に行ったりするのを言うらしいんですが、ラグビーにもあるんですね。

語源的には「安息日」から来てるらしいです。Sabbathが安息日ですと。

Beauden Barrett選手は、NZラグビーとBluesと4年契約を結んでいて、その中にsabbatical clause サバティカル条項があるとのこと。それを行使して1年間契約でラグビートップリーグのサントリーに加わるということです。トップリーグで1シーズンプレーした後はBluesに戻るんですね。
まだまだAll Blacks でも試合出るんでしょうから、いろいろwin-winなんじゃないでしょうか。

ついでに貼り付けたツイートでBarrett選手のこと、First five って書いてあるけど、これはポジション名で、スタンドオフStand OffやフライハーフFly-halfとも呼ばれるものですね。

2021年1月開始のトップリーグも目が離せないですね。
(その前にコロナを何とかせんと)

bolide は何? ⭐ #つぶやき英単語 1203

(2020.7.2)

bolideは『火球、爆発流星』のことだそうです。
火球は明るい流星のこと。まんまですがfireballとも呼ばれます。
(ただ、fireballは流星だけでなく、核爆発の火の玉などでも使われますし、比喩的に精力的な人のことも言うんで。)

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2020年7月2日の未明に関東で火球 bolide が見られたんですって。(寝てた。)

最後爆発みたいになったらしいので、さすが爆発流星の名前は伊達じゃないですね。

🔭

隕石、どこかで見つかったらいいな。

run a red light は? 🏎 #つぶやき英単語 1202

(2020.7.1)

run a red light で『信号無視をする』の意味なんですね。

red light running なら『信号無視』です。

      🚗   🚓

「彼はきのう信号無視で捕まった。」は

He was caught by running a red light yesterday.

でいいらしいです。

無視するのignore を使ってもいいのだけど、run で済むなら簡単でしょ。

 🚗    🚓🚓🚓🚓🚓

red-light runner は『信号無視するドライバー』ですって。

気をつけましょう。

locust plague は何? – 🌾- #つぶやき英単語 1200

(2020.6.27)

locust plagueって?

locust を辞書で引くと『バッタ、イナゴ』と出ています。
(セミもlocustという場合もありようで、なんか大雑把。)
plague は『大厄災、疫病』『(害虫などの)大発生』などの意味です。

それで locust plague は、「バッタ類、特にトビバッタ、ワタリバッタの類の大量発生による災害」のことを言います。
日本語では『蝗害(こうがい)』だそうです。(蝗はイナゴの漢字表記ですね。ただ、locust plague起こすのは、イナゴじゃなくて一部のバッタなんだそうですが。)

今、desert locust (サバクトビバッタ、学名Schistocerca gregaria)の大発生が世界的に脅威になっているようです。写真でもやばいことになっているのが分かります。

こういうの今に始まったことではないんです。

旧約聖書の出エジプト記(Exodus)では、神が奴隷状態であったユダヤ人を開放するためにエジプトに起こした10の災厄の中にもLocustsが入っているんです。紀元前13世紀ごろにも大規模なlocust plague が起こったということですね。

モーゼが神の言葉としてLocustsのことをエジプト王に伝えるところは、英語だとこんな感じ。
If you refuse to let them go, I will bring locusts into your country tomorrow. They will cover the face of the ground so that it cannot be seen. They will devour what little you have left after the hail, including every tree that is growing in your fields.
「もしあなたが彼ら(ユダヤ人)を解放することを拒むなら、明日あなたの国に locusts(バッタ)を連れてくる。 それらは地面を覆って見えないほどになり、畑に生えている木も含め、雹の被害を免れたものまで食い尽くすだろう。」

Locustsは8番目の災厄で、前の災害が雹 hail だったんです。
神様って実力行使付きで脅したりもするんですよ。

このトビバッタlocustには、普段の「孤独相=solitary phase」と呼ばれる体から「群生相=gregarious phase」と呼ばれる移動に適した体に変化する相変異(phase polymorphism)という不思議な生態があるんです。
普通の環境で生まれたサバクトビバッタの幼虫は緑色で、個々に分かれて暮らす性質です。これが、草地が減少するなどで生育密度が高い状態で幼虫が生まれると色が黒っぽくなる外観上の変化が有り、相対的に羽が大きくなり移動に適した体になって、集団で行動するんです。

よく環境が人を変えるといいますが、環境は虫も変えるんですね。

人間も集団になると、普段ではしないようなことをしちゃうことがあるようで・・・。集団の力って恐ろしいです。

food for thought は食べられないの? -🍖- #つぶやき英単語 1199

(2020.6.25)

food for thought ってネットのコメントで見かけたんですけど、思考力アップできる食べ物とかではないんですね。

food for thought は「考えるべき材料」のような意味なんです。

Cambridge dictionary では
food for thought = something worth thinking seriously about:(何か真剣に考える価値があること)との説明でした。

さっそく英作文で使ってみましょうか。

The recent chaotic situation has given us food for thought.
(最近の混沌とした状況には考えさせられる)

imaoは何? – 🤐 – #つぶやき英単語 1198

(2020.6.21)

imao ってネットスラングを最近知りました。

これは、in my arrogant opinionの略で、
「言わせてもらうなら」とか「ぶっちゃけて言うと」の意味になるそうです。

arrogant は、『横柄な、傲慢な、尊大な』の意味ですね。

先に、imho = in my humble opinion
「私に言わせていただければ」「私見ですが」という表現が使われてたそうです。
humble は『控えめな、粗末な』などの意味です。

以前は、imhoと謙遜して言う感じだったのが、俺様的なimaoが後から出てきたってこと。時代の流れでしょうか。
(まあ、謙遜しながら、勝手な意見言われた方が腹立つかもしれないけど)

imao を使った英文作ってみました:
「ぶっちゃけ、だれもお前の勝手な意見なんて求めてない。」
Imao, no one calls for your arrogant opinion.

今日はこんなところで。
That’s all for today.

no-brainer は何? – 😃- #つぶやき英単語 1193

(2020.6.10)

no-brainer をMerriam-Webster英英辞典で引くと
something that requires a minimum of thought
『ほとんど思考を必要としないもの』と定義が出ていました。

さらに別の説明では
a decision or choice that is very easy to make and requires very little thought
「ほとんど考える必要もない容易な決定や選択」と。

最初、brain は脳だから、no-brainer は「脳味噌がない」的なことかと予想してしまいました。

事実、no-brainerには『愚か者、能無し』みたいな意味もあるらしいです。

でも、主には「脳を使わなくてもできるこよ」の方なんですね。

The choice was a no-brainer.
「その選択は考えるまでも無かった。」とか使うんですね。

no-brainerはアメリカ英語らしいです。
informalな言葉なんで、使いどころは考えないといけないかもしれません。(no-brainer じゃないじゃん)

dumpster diving は?- 🚯- #つぶやき英単語 1191

2020.6.7

diving といったら『飛び込み、潜水』などの意味ですね。
それでは、dumpster diving とは何でしょう?

🗑

dumpster を辞書で引くと
【商標】 ダンプスター 《大きな金属製のごみ箱》で、
主に米国で用いられる言葉だそうです。

これにdivingがつくと、
ごみ箱あさり=ごみ箱をあさって個人情報を見つけ出そうとすること、あるいはごみ箱をあさって個人情報を盗む詐欺の手法。
とのこと。あと、システムを攻撃する手法という説明も出ていました。

(ごみ箱の中に飛び込んで探すイメージかな。)

これは、犯罪ですね。

dumpster diver ごみをあさる人は、
いろんな意味で汚い奴なのは間違いありません。

scuba diving の scubaは何?-⚓️-#つぶやき英単語 1190

2020.6.5

scubaって何?
スキューバダイビング scuba diving やってる人はご存知でしょうが、これ略語だったんですね。

🏝

scuba = self-contained underwater breathing apparatus
『自給式水中呼吸装置』だそうです。(自分で呼吸に必要なボンベ背負ってるからね。)

因みに、scuba diving に対して、
船の上からホースで空気を送る潜水方式を
surface-supplied diving (送気式潜水)というそうです。

scubaのこと、アクアラングとも言ってた気がするんですが、
あれは最初にこの潜水システムを広めたAqua Lung Lung社から来ているんだそうですよ。