Hoops は?-⚽-#つぶやき英単語 1490

(2022.1.12)

hoop っていうと『(たるなどの)たが、輪』です。
(輪っか状のものがhoopなので、バスケットのリングもhoopと言うらしいです。)

これを踏まえて、Hoops というニックネームスポーツチームがあるのご存知ですか。

これは、スコットランドのサッカーチーム、
セルティック・フットボール・クラブ(The Celtic Football Club)のニックネームなんですって。
セルティックと言えば、以前は中村俊輔選手が所属していましたし、今は古橋亨梧選手が活躍していますので、日本に縁のあるチームです。

で、Celtic が何でHoops か?

実は、チームのユニフォームが緑と白の横じまだからだそうです。
これ見方によっては緑と白の『輪っか』が積み重なっているわけで、つまりHoops なんですね。
(なるほど)

Celtic には、前田大然選手、井手口陽介選手、旗手怜央選手も新加入するとのことで、
3選手にも横じまのユニフォームでの大活躍を期待します。

C’mon the Hoops !

mnemonic は?-🤓-#つぶやき英単語 1489

(2022.1.11)

mnemonic は、形容詞としては『記憶を助ける、記憶術の』の意味です。
名詞としては『記憶を助ける工夫』で、具体的には公式や覚え歌などいろいろな形が有りえます。
発音はニマニクとかニモニク(nimɑ́nik、nimɔ́nik)で、綴りの最初のmは音にはならないようです。

mnemonics になると『記憶術』と言う意味だそうです。

簡単な覚え方みたいなものをmnemonic と言うので、かなり知られているものも有ります。

例えば、
The ABC song is a simple mnemonic for the alphabet.
「ABCの歌は、アルファベットの簡単な覚え方になっています。」

Fleming’s left-hand rule is a visual mnemonic for the direction of forces generated by magnetic fields and electric currents.
「フレミングの左手の法則は、磁場と電流で生じる力の方向の視覚的な覚え方です。」

等々

何か覚えなきゃいけないことがあるときは、覚え方を考えるのも一方法かもしれません。
良い mnemonic を考えついたころには、覚えちゃっているかもしれませんが。

心に響く resonate ―♬-#つぶやき英単語 1488

(2022.1.10)

最近のオンライン英会話のレッスンでも出てきたんですけど
resonate という言葉、なんか好きです。

そもそもresonate の意味は、自動詞なら『鳴り響く、(~に)共鳴する』です。
他動詞の用法も有って、その場合は『鳴り響かせる、共鳴させる』になります。
『共振、共鳴する(させる)』の意味で、技術用語としても使われます。

なんでこの単語が好きかというと
resonate は、「心に響く」という場面でもよく使われて、一種の比喩的な表現としてもきれいな言葉だと思うのですよ。
日本語でも同じように心に響くと言うので、感覚的に理解しやすいところもポイント高いです。

人の心に響くと言うには、
resonate with か、 resonate in one’s heart という形を取ります。
例えば、こんな風になります。

His speech resonated with the people.
「彼のスピーチはの人々の心に響きました。」

What words will resonate in your heart?
「どんな言葉があなたの心に響きますか?」

このブログ、基本的に自分の勉強のためにコツコツ書いているのですが、
たまには誰かに響くことがあったら嬉しいです。ホント。

cronyismもついでに―🌸― #つぶやき英単語 1486

(2022.1.8)

前にnepotism 『縁故採用』について書いたので
ついでに似た感じの単語をもう一つ取り上げたいと思います。

cronyism は『(政治家などの友人関係による)えこひいき、縁故主義』
の意味だそうです。

crony が『親友、仲間』の意味で、これにismがついて、
政治家の方が友達関係を妙に大事にしちゃうことを表すわけですね。

使ってみましょう。
The politician’s behaviors were criticized as cronyism.
「その政治家の行動は縁故主義だと批判された」

📰

なんか、実際そういう政治家の方がいましたね。

nepotism は?―👨‍👦-#つぶやき英単語 1485

(2022.1.7)

nepotism という単語は、
『(就職などの際の)縁者びいき、縁故採用』と言う意味です。

これは、甥 (nephew)を意味するラテン語を語源としており、
中世において法王が親族(多くは甥)を枢機卿に据えたことに由来しているそうです。

⛪

私企業であれば nepotismも全てが悪いというわけではないかもしれません。
小規模な店や工房などなら、関係ない人を雇うより家族や血縁者で働く方がいい場合もあるでしょう。
これが大きな会社となると、社会的な責任として公平な採用判断も求められます。実際に縁故採用が多いような会社があれば、そういう情報は伝わるものなので、有能な人材を集められず競争力を失うかもしれません。

一方、税金で成り立っているお役所では、そもそも公務員の採用は公平であるべきで、縁故採用は基本的に認めてはいけないと思います。

この意味で最も問題なのは、一種の公務員である議員の世襲が当たり前になっていることです。あれって一種の nepotism ですよね。
有権者は、世襲についてより厳しい目で見なければいけないんじゃないでしょうか。
そういう世襲議員ばかりになれば、公平な政治が行われなくなる恐れがあり、国や自治体としての活力を失うことにもなりかねないと思います。

✏

例文を書きます。
Nepotism in government and parliament do harm a fair and vibrant society.
「政府や議会での縁故主義は、公平で活力ある社会を損なう」

throw a wrench in the worksは?―😔―#つぶやき英単語 1484

(2022.1.6)

throw a wrench in the works は、
予定や日程などを狂わせるような意味の『水を差す』だそうです。
英辞郎によると、工場の機械に工具のレンチを投げ込めば、その機械は正常に作動しなくなることに由来するのだとか。(危ないからそんなことするのはやめましょうね)

で、この表現を使ってみたい心境です。

Some players in the rugby team got infected with COVID-19 before their opening game so that really threw a wrench in the works.
「そのラグビーチームでは開幕戦前にCOVID-19に感染した選手が出て、予定に水を差された。」

ニュースでご存知かもしれませんが、実話です。
埼玉パナソニックワイルドナイツの選手が何人も新型コロナのテストで陽性になってしまって、ラグビーの新リーグ Japan Rugby League Oneの開幕戦がキャンセルになってしまいました。

延期とかではなくワイルドナイツの不戦敗だそうです。
(僕がファンになってから公式戦で負け無しだったワイルドナイツがこんな形で負けるとは思いませんでした。)

ワイルドナイツの選手の方々が一番悔しいでしょうけれど、
僕もチケットも買っていて新国立競技場に行く気満々だったのに
それこそ完全に水を差されました。

コロナのばかー!

関連)不戦勝・不戦敗は?

auspicious は?―🗻―#つぶやき英単語 1480

(2022.1.2)

auspicious は『幸先の良い、吉兆の、めでたい』といった意味を表す形容詞です。
(Weblio の学習レベル:12、英検:1級以上の単語です。)

これ、初夢の話題で使ってみたいと思います。

It is believed auspicious to dream of Mt. Fuji on the first night of the new year.
「新年の最初の夜に富士山の夢を見るのは縁起がいいとされています」

auspicious のところは a good omen としても同じような意味になります。
omen は『前兆、兆し』の意味です。(昔、The Omen という怖い映画がありました。)

🗻

初夢で縁起がいいと伝統的に言われているものは
一 富士 : Mount Fuji  
二 鷹 : hawk
三 茄(なすび): eggplant
四 扇 : fan
五 煙草 : cigarette
六 座頭 : blind monk
などと順番がついているそうです。

富士山は文句なく吉兆という感じですが、他には「何で?」というのも入っていますね。

たとえば、座頭は琵琶法師=琵琶を引く盲目の僧なので、頭に毛が無いことから「怪我ない」にかけているらしいです。
(駄じゃれじゃん。)

まあとにかく、いい夢見ましょうね。

クリスマスにmassの話―🎄―#つぶやき英単語 1475

(2021.12.24)

mass を英和辞典を引くと、名詞としては最初に
『(一定の形のない)大きなかたまり、集団、多数、多量、大部分、大衆』などの意味が最初に出てきます。

次に、カトリックの『ミサ』と出てきます。カトリック教会の重要な儀式ですね。
この意味の場合は頭が大文字の Mass の表記が多いようですが、小文字のmass が用いられる場合も有ります。

発音なんですが、多量のmass も ミサのMass も同じマス(発音記号は mǽs)です。
じゃ、何でMassのことをミサというのかと言うと、ラテン語のmissa から来てるからなんですね。
(多量のmassはの語源が異なるようです。)

⛪

オンライン英会話の授業で
I go to Mass with my family on Sundays.
「日曜日には家族とミサに行く」
というような会話で、マス=Mass =ミサが瞬時に理解できないことが有りました。
日本語のミサが頭にあるから、混線するんですですね、たぶん。

🎅


今日はクリスマスイブですけれど、
Christmas は 、Christ の mass ということですもんね。

教会のミサに行く方も行かない方も、寒くなりそうなんで、
暖かくしてお過ごしくださいね。

dog tag は?―🐶―#つぶやき英単語 1474

(2021.12.22)

dog tag は『犬の鑑札』のことで、首輪につける金属製の迷子札のようなものです。

でも、犬じゃなくてもdog tag をつける場合があるのですよ。

実は、兵士が身に着ける『認識票』のことも dog tag と言うのです。
例えば、戦争中なら戦死者の身元識別に使われるものですね。
この認識票の意味の dog tag は主に米国で用いられる口語的表現で、
正式に言えば identification tag となるようです。
でも、ニュース記事などでも dog tag と普通に使われているんですね。

以下は、第二次大戦中に有名人がつけていた認識票 がオークションで売られたとのツイートですけれど、ここでもdog tag となっています。

Dog Tag worn by Ted Williams in World War II. Sold for $10,500 in February by
@HeritageAuction
「第二次世界大戦でテッド・ウィリアムスがつけていた認識票、
2月にHeritageAuction で10500ドルで売られた。」

ちなみに、テッド・ウィリアムスは、Theodore Samuel Williams はメジャーリーグで3冠王を2回も獲得した伝説的な野球選手で、1941年に彼が規定打席で4割を打って以来、メジャーで規定4割打者は出ていないそうです。そんなスーパースターですが、彼は2度も従軍しています。
テッド・ウィリアムスが最前線に行ったかどうかは分かりませんが、第二次大戦では日本の野球関係者が何人も亡くなっています。このdog tagは、野球どころではなく、命のやり取りをする戦いがあった時代の証拠品のようにも思われます。

今、日本人メジャーリーガーの活躍を見られて、このような dog tag を身に着ける必要のない立場でいられるのはありがたいことだと思います。

breadwinner は?―🍞―#つぶやき英単語 1473

(2021.12.21)

breadwinner は直訳ならパンを勝ち取る人ですけれど、
これで『一家の稼ぎ手』の意味になります。
(オンランイン英会話 Bizmates のレッスンに、この単語が出てきました。)

例文です。
He was the only breadwinner in his large family.
「彼は大家族の中で唯一の稼ぎ手だった。」


breadwinner は一家に一人とは限りません。
two-breadwinner は『共稼ぎの』の意味の形容詞になります。

They are a two-breadwinner couple. (=They are a dual-earner couple.)
「彼らは共稼ぎ夫婦です。」

ご飯しか食べない一家の大黒柱のお父さんは、ricewinner という感じでしょうか。
(まあ、通じないとは思うけど。)