micromanageは?―🤔―#つぶやき英単語 1512

(2022.2.2)

micromanageという単語は、『無駄な細部まで管理する』の意味の動詞です。

そもそもは、micromanagement 『細部までの管理』という言葉が先にできて、
それからmicromanage と言う動詞が出来たんだそうですよ。
(こういうのを普通の言葉のできる順番とは逆ということで、逆成語 back-formation というそうです。)

また、micromanagerなら、『無駄な細部まで管理をする人』のことです。
(マイクロな小さいマネージャーって意味ではないですね。ある意味、ちっちゃい奴かもしれないんですけど。)

例文です。
Her boss is a very detailed person and likes to micromanage everything.
「彼女の上司はとても細かい人で、何でも細部まで管理したがる」

特に、会社の上司がこういう人で、何から何まで管理されるとしたら、
部下はたいへんですね。


medical attention は?―🚑―#つぶやき英単語 1511

(2022.2.1)

どこの国の言葉でもそうでしょうけれど、英単語も使われ方でいろいろな意味になりますよね。
でも、意外とその中の一つの意味で覚えている場合も有って、ちょっと違った使い方されると戸惑うことがあると思います。

medical attention は『治療』と言う意味で、そんなに難しいことはないのですが、
実は僕は attention を『注意、注目』と言う意味で覚えていたので、これを最初に見たときに、ちょっと意味を誤解しそうになりました。まあ文脈で分かったんで良かったんですけれど。
attention には『世話、手当』のような意味もあり、medical attentionではこちらの意味になるわけですね。
(単語一つを覚えたら、そのいろいろな使い方を理解するのが大切だと思います。)

🚑

使ってみましょう。
If the COVID-19 case numbers increases further, someone can’t get the proper medical attention.
「COVID-19の患者数がこれ以上増えたら、誰かが適切な治療を受けられなくなります」
これ実話なのが怖いところですよね。

intermittent fasting は?―🍰―#つぶやき英単語 1507

(2022.1.28)

intermittent fasting は、訳語としては『断続的断食』あるいは『間欠的断食』となり、ダイエットや健康のために行われるものです。
例えば、一日のうち夕食後から16時間は食事を断ち、後の8時間は食事をとるのが、このintermittent fasting の方法の一つになります。

ここで、intermittent は『断続する、間欠性の』の意味です。
(intermittent hot spring なら、時々お湯が噴き出す温泉、つまり『間欠泉』のことです。)

また、fast が『断食する』の意味の動詞なので、fasting は『断食(すること)』です。

このintermittent fastinのことを、オンライン英会話のレッスンでトレイナーと話す機会が有りました。
実は、そのトレイナー自身が断続的断食を実践していて、午前中は食事をしないのだそうです。
In fact, the trainer herself is practicing intermittent fasting and doesn’t eat in the morning.

これやると、当たり前かもしれませんが、やせるそうです。
ちょっと、試してみようかと思ってしまいました。

英語で「黙とう」は?―😔―#つぶやき英単語 1503

(2022.1.24)

『黙とう』を和英辞典で調べると、silent prayer と出ています。
prayer は『祈り』ですね。

『黙とうをささげる』ということになると、
observe a silent prayer や offer a silent prayer のようにsilent prayer を含んだ言い方ができます。
また、observe a moment of silence やpray silently のようにも言えるそうです。

🇹🇴

At the rugby game held in Kumagaya on January 23, we had a moment of silence before the game to show solidarity with the people of Tonga who were affected by the eruption. A fund-raising event was also held at the venue. I hope that those activity will be some help for the Tongan people.

1/23に熊谷で行われたラグビーの試合では、試合前に噴火の被害を受けたトンガの方たちに連帯を示すために黙とうの時間がとられました。
その会場では募金活動も行われましたが、このようなことが少しでもトンガの人々の助けになればいいと思います。



動詞のdonは?―👕―#つぶやき英単語 1498

(2022.1.19)

don て、名詞ならマフィアのドンのdonとかの意味も有るんですが、
動詞のdon はどんな意味かご存知ですか?

動詞のdonは『(服・帽子などを)着用する、身に着ける』の意味なんですね。
この現在分詞はdonning、過去や過去分詞はdonnedの形になります。
donはput on と同じような意味ですけど、英辞郎では文語的というマークがついています。

don や put on は『身に着ける』という行動を表すので、
『身に着けている』という状態を表現するwear とは区別しておく必要があります。

🧥

使ってみましょう。
He stood up and donned his jacket.
「彼は立ち上がってジャケットを身に着けた」

因みに、英辞郎によると don の反意語は doff 『脱ぐ』です。

使ってみましょう。その2
He politely doffed his hat and greeted her.
「彼は丁寧に帽子を脱いで彼女にあいさつした」

このdondo on から来ていて、doffdo off から来ているんですと。
昔はdo on do off だったのが、それぞれ縮まった形になって現在に至るということです。
なるほど。


by the day は?―📅―#つぶやき英単語 1493

(2022.1.15)

by the day という表現がオンライン英会話のレッスンで出てきました。

by the day は『一日一日、日ごとに』の意味になります。
なので、day by day と同じような表現なんですね。(こっちはよく知ってたけど。)

例えば
The case numbers of COVID-19 infection are increasing by the day.
「COVID-19の感染者数が日に日に増えています」
のように使えます。 
by the day のところは、もちろん day by day でもいいですね。

(コロナの件、状況は今良くないですが、一日も早く収まってくれるのを願うばかりです。)

🗓

ついでに言うと、
by the day は、これとは異なった場面でも使われることがあります。
賃金などに対して『日決めで』という意味の表現にもなるんです。

これは例えば
Their wages were paid by the day.
「彼らの賃金は日給で支払われた」
のように使います。

work by the day なら『日給で働く』ということです。

こういう簡単な単語の組み合わせの表現でも、
ここぞという時になかなか口から出て来ないかもしれません。
いつでも出せるように「身に着ける」には、とりあえず試しにでも使ってみるのが大事なんじゃないでしょうか。

queue-jumper って?―🐇―#つぶやき英単語 1492

(2022.1.14)

queue-jumper って、何を跳ぶ人なのかって感じですけれど、
これで『(順番を無視して)列に割り込む人』のことなんですね。

queue が『(順番を待つ人などの)列』のことなので、
queue-jumperは、順番とか跳び越えて列に入ってくるような、要するに割込みをする人です。

『(順番を無視して)列に割り込む』というのは、jump the queue でいいそうです。


queue は主に英国で用いられて、cue も同じ意味で使われることがあるようです。

他に line も『列』の意味の単語ですから、
jump the line でも同様に『列に割り込む』の意味になります。
他にもcut in line や put in line でも同じ意味になるようです。

何にしても
列に割り込む人って本当に許しがたいですよね。
Those who jump the queue are really unacceptable.


Hoops は?-⚽-#つぶやき英単語 1490

(2022.1.12)

hoop っていうと『(たるなどの)たが、輪』です。
(輪っか状のものがhoopなので、バスケットのリングもhoopと言うらしいです。)

これを踏まえて、Hoops というニックネームスポーツチームがあるのご存知ですか。

これは、スコットランドのサッカーチーム、
セルティック・フットボール・クラブ(The Celtic Football Club)のニックネームなんですって。
セルティックと言えば、以前は中村俊輔選手が所属していましたし、今は古橋亨梧選手が活躍していますので、日本に縁のあるチームです。

で、Celtic が何でHoops か?

実は、チームのユニフォームが緑と白の横じまだからだそうです。
これ見方によっては緑と白の『輪っか』が積み重なっているわけで、つまりHoops なんですね。
(なるほど)

Celtic には、前田大然選手、井手口陽介選手、旗手怜央選手も新加入するとのことで、
3選手にも横じまのユニフォームでの大活躍を期待します。

C’mon the Hoops !

mnemonic は?-🤓-#つぶやき英単語 1489

(2022.1.11)

mnemonic は、形容詞としては『記憶を助ける、記憶術の』の意味です。
名詞としては『記憶を助ける工夫』で、具体的には公式や覚え歌などいろいろな形が有りえます。
発音はニマニクとかニモニク(nimɑ́nik、nimɔ́nik)で、綴りの最初のmは音にはならないようです。

mnemonics になると『記憶術』と言う意味だそうです。

簡単な覚え方みたいなものをmnemonic と言うので、かなり知られているものも有ります。

例えば、
The ABC song is a simple mnemonic for the alphabet.
「ABCの歌は、アルファベットの簡単な覚え方になっています。」

Fleming’s left-hand rule is a visual mnemonic for the direction of forces generated by magnetic fields and electric currents.
「フレミングの左手の法則は、磁場と電流で生じる力の方向の視覚的な覚え方です。」

等々

何か覚えなきゃいけないことがあるときは、覚え方を考えるのも一方法かもしれません。
良い mnemonic を考えついたころには、覚えちゃっているかもしれませんが。

心に響く resonate ―♬-#つぶやき英単語 1488

(2022.1.10)

最近のオンライン英会話のレッスンでも出てきたんですけど
resonate という言葉、なんか好きです。

そもそもresonate の意味は、自動詞なら『鳴り響く、(~に)共鳴する』です。
他動詞の用法も有って、その場合は『鳴り響かせる、共鳴させる』になります。
『共振、共鳴する(させる)』の意味で、技術用語としても使われます。

なんでこの単語が好きかというと
resonate は、「心に響く」という場面でもよく使われて、一種の比喩的な表現としてもきれいな言葉だと思うのですよ。
日本語でも同じように心に響くと言うので、感覚的に理解しやすいところもポイント高いです。

人の心に響くと言うには、
resonate with か、 resonate in one’s heart という形を取ります。
例えば、こんな風になります。

His speech resonated with the people.
「彼のスピーチはの人々の心に響きました。」

What words will resonate in your heart?
「どんな言葉があなたの心に響きますか?」

このブログ、基本的に自分の勉強のためにコツコツ書いているのですが、
たまには誰かに響くことがあったら嬉しいです。ホント。