bite the hands that feeds one は❓-🐶-#つぶやき英単語 1828

(2022.12.8)

bite the hands that feeds one は、
『餌をくれる人の手を噛む、恩をあだで返す』という意味です。

日本語では「飼い犬に手を噛まれる」と言いますが、
この英語表現では逆に「飼い主の手を噛む」のよう噛む側の視点になってるんですね。

使ってみましょう。
He bit the hands that feeds him by stealing money from his boss.
「彼はボスの金を盗んで、恩をあだで返した。」

まあ、手は噛まれたくないですね。
噛みたくもないですけど。

cold snapは❓-🥶-#つぶやき英単語 1827

(2022.12.7)

cold snap =『突然の一時的な寒い天候』

snap は『パチンと鳴らす』などいいろいろな意味が有りますが、
名詞として『天候の急変』の意味があるのだそうです。

指をパチンと鳴らすと天気が急変するような魔法をイメージすると
覚えやすいかもしれません。

12月なので寒くて当たり前なのですが、
長期予報見たら12月17日あたりが特に寒くなりそうです。
マジか。
12月17日は熊谷ラグビー場でリーグワンの開幕戦行くんですけど。
ワイルドナイツ VS ブレイブルーパスなんですけどー・・・。

I don’t want a cold snap on the day the rugby game is scheduled.
「ラグビーの試合予定がある日に急に寒くなってほしくない」
本音です。

森保監督はClass ―⚽-#つぶやき英単語 1826 

(2022.12.6)

サッカーワールドカップ、日本はクロアチアに負けてしまいました。
目標の8強には届きませんでしたが、いい試合でした。
試合後に森保監督がスタジアムの日本サポーターにお辞儀をしている写真が、
redditで話題になっていました。

Class
“And it’s a deep bow — the most deferential.”
「品格がある」
「そして、最大の敬意がこもった深々としたお辞儀」
  *class には『優秀な、上品な、いきな』の意味が有ります。
   deferential は『敬意を表する、うやうやしい』です。

🇯🇵

ツイッターでも同じシーンの写真が載っていました。
The Japan manager bowed to their fans after his side got knocked out of the World Cup
「ワールドカップで敗退した日本代表の監督が、ファンに向かって一礼をした。」

respect 「敬意を」  

負けはしましたけれど、日本人として誇りを感じられるチームでした。
監督も選手の方々もありがとう。お疲れさまでした。

サッカー用語の turnover って❓-⚽-#つぶやき英単語 1820

(2022.12.1)

サッカー用語として turnover を調べると、
Turnover: Turnover is a word used to describe a situation where the ball has changed possession from one team to another
a-comprehensive-glossary-of-the-terms-used-in-soccer
「 turnover とは、ボールの所有権が一方のチームから他方のチームに変わった状況を表現するために使われる言葉です」
のように出ています。
辞書にも、この意味では載っている場合が有ります。(英辞郎とか)

今週、カタカナ語の「ターンオーバー」が、主力選手を休ませるために先発メンバーを大幅に変える作戦の事として使われているのを多く見ました。

サッカーワールドカップで日本がコスタリカ相手に、このターンオーバーをやったのが
敗因じゃないかと議論になっているんですね。

僕の気になるのは、この特定な意味のターンオーバーが英英辞典なんかでも載ってないことです。

近い例では
Despite injuries and significant roster turnover, BIS-Houston’s boys soccer team finished 9-6 overall and made it to the area playoffs in 2022.
「BIS-Houstonの少年サッカーチームは、怪我やメンバーの大幅な入れ替わりにもかかわらず、通算9勝6敗で終え、2022年のエリアプレーオフに進出しました。」
のように確かにメンバーの入れ替わりについては使われてますが、意図したわけではなさそうです。

なので、メンバーの「入れ替え」ということでは使ってもいいと思うんですけれど、
turnover は他の意味のサッカー用語でもあるので、混乱する可能性が有ります。

例えば
「この前の試合の敗因は、あのターンオーバーだ」
The reason we lost that last game was that turnover.
というと、どちらの意味か分かりません。

たぶん、この文は試合の中でボールを失った局面を指しているのですが、
turnover がメンバー入れ替えと思えば。そんな気もするわけですね。
文脈で決まるという感じになります。

なので、先発メンバーの入れ替えのことを、カタカナ語の「ターンオーバー」と言うのがいいのかはちょっと疑問です。
プレミアリーグとかで用語として定着してるのでしょうか。
(そうだとしたら、ソースを教えていただけるとありがたいです。勉強します。)

でも、あやふやなものをカタカナ語で使うよりは、
日本語で「先発選手の入れ替え」と言えばいいんじゃないでしょうかね。

swimming stone は❓-🏊-#つぶやき英単語 1817

(2022.11.28)

泳げないことを「金づちだ」と言いますけれど、
英語でも sink like a stone (rock, brick)のような表現が有ります。
石(岩、レンガ)のように沈むということですね。

泳げないものの代表が石ということですが、
世の中には swimming stone というものも有ります。

swimming stone は文字通りなら泳ぐ石ですが、これで『軽石』の意味になります。
同じような感じで floatstone とも言います。
また、軽石には pumice (stone) という言い方も有り、これが最も一般的かもしれません。

今日、ネットでたまたま火山島の話を読んだのですが、
火山から噴出されて海に浮かんだ大量の軽石で、いろいろな被害が有ったようです。
まあ、いろいろ使い道も有るかもしれませんけど。

例文です。
Large amounts of swimming stones from the volcano are covering the sea surface, affecting fishing.
火山から出た大量の軽石が海面を覆っていて、漁に影響が出ています。


underdog とかgiant killing とか・・サッカーWC関係-⚽-#つぶやき英単語 1813

(2022.11.25)

ちょっとまだサッカーのドイツ戦の興奮から覚めていないので、
この話題で見かけた言葉をちょっと取り上げてみます。

giant killing 『ジャイアントキリング』 略してジャイキリですね。
  Wikitionary の定義では
  (sports) The defeat of a team by a much weaker opponent.
  「(スポーツで)あるチームがはるかに弱い相手に敗北すること」
  語源は聖書のDavid とGoliathの話なんですね。

upset   名詞では『番狂わせ』
An unexpected victory of a competitor or candidate that was not favored to win.
「勝つと予想されなかった競技者や候補者が思いがけず勝つこと」

   Another shocking upset in the World Cup group stage
   「ワールドカップのグループステージでまた番狂わせ」

underdog 『負けそうな人(チーム)』
 When an underdog team plays hard and wins, many people are impressed.
「劣勢のチームが懸命にプレーして勝利すると多くの人が感動する」

surprise victory 『大金星』

historic win (victory) 『歴史的勝利』

come-from-behind victory 『逆転勝ち』

The coach’s strategy was on target, and the change of players brought momentum.
In the end, Japan earned a historic victory.
『監督の作戦が的中し、選手交代が勢いをもたらしました。
最終的に日本が歴史的な勝利を収めました」

次の試合でグループステージ突破を決めてほしいですね。

「イケオジ」の英語は?-サッカーのサウジアラビアのHervé Renard監督を見て―⚽-#つぶやき英単語 1811

(2022.11.23)

サッカーワールドカップで、サウジアラビアがアルゼンチンに勝ったんですね。スゴイ🎉

それにしても、
サウジアラビアのHerve Renard監督って「イケオジ」じゃないですか。

こんな言葉は辞書に載ってるわけはないと思ったのですが、
試しにWeblioで検索したら『イケオジ』=good-looking mature man と出てました。
まあ訳語は「外見の良い大人の男性」ということで、そんなもんかという感じですが、
これが出てるというのが驚きです。

せっかくなので使ってみましょう。
Coach Herve Renard, who leads Saudi Arabia, is a good-looking mature man in a white shirt. He may be even cooler than the players.
「サウジアラビアを率いるエルヴェ・ルナール監督は、白いワイシャツが似合うイケオジです。選手よりカッコいいかもしれません。」


実際、監督にもフォーカスが当たっているようです。
Twitter の英語での投稿にこんなのが有りました。

「Won the 2012 Africa Cup of Nations with Zambia.
 2012年アフリカネイションズカップをザンビア代表で優勝。

Won the 2015 Africa Cup of Nations with Ivory Coast.
 2015年アフリカネイションズカップをコートジボワールで制覇。

Leads Saudi Arabia to a surprise victory over Argentina in the 2022 World Cup.
 2022年ワールドカップでサウジアラビアを率い、アルゼンチンにサプライズ勝利。

It’s time to familiarize yourself with the tactical genius that is coach Herve Renard.
  戦術の天才、エルヴェ・ルナール監督にそろそろ詳しくなりましょう。」

Hervé Renard監督はフランス人で、選手時代はDFだったそうです。
1968年9月30日生まれですから、2022年11月現在で54歳です。

サウジアラビアは次の試合も注目ですね。

quetta, ronna, ronto and quecto は何?-😵‍💫-#つぶやき英単語 1810

(2022.11.22)

単位につく接頭語として103のkilo とかはおなじみですが、
今度新しいものが4つ加わったそうです。

quetta (記号はQ) 10の30乗
ronna (R) 10の27乗
ronto (r) 10のマイナス27乗
quecto (q) 10のマイナス30乗

NIKKEIのニュース記事の中の文:
「太陽の重さは約2000クエタグラム。
 地球の重さは約6ロナ(ronna)グラムです。」
を英語にすると
The sun weighs about 2000 Qg ( quetta-grams ).
The Earth weighs about 6 Rg (ronna-grams).
のようになります。

まあこういう単位は、天文とか科学分野では必要なんでしょうね。

お金の額としたら、ちょっと桁違いすぎて理解できないぐらいです。
(もし、こんな額のお金の話が当たり前になるとしたら、スーパーインフレにしてもスーパー過ぎますから。)

ビール関係の growler は?-🍻-#つぶやき英単語 1805

(2022.11.17)

この頃知ったのですが、ビールの持ち帰り容器のことを growler と言うのですね。

The American Heritage Dictionary の説明では
4. A container used for carrying draft beer, especially a half-gallon or gallon glass jug with a gasket or screw cap.
「4. 生ビールを運ぶための容器で、特にガスケットやスクリューキャップがついた0.5ガロンか1ガロンのガラス製のジャグのこと」
となってました。

こんなやつですね。素材はステンレスや陶器などいろいろなのものもあるようですけど、茶色のガラス瓶のタイプが一般的なのかもしれません。

これを何で growler というのでしょうか?

growler の基本的な意味は、さっきの辞書で見ると
1. One, such as a dog, that growls.
「1.(犬などのように)うなるもの」なんです。
こういう、うなるような音(growl)を発するものがgrowler なんですね。
(がみがみとうるさい人もgrowler らしい)

昔(たぶん19世紀)、ビールを地元のパブから蓋をしたバケツに入れて自宅まで運んでいたそうです。当然揺れてビールが跳ねるので、蓋から炭酸ガスが抜けてゴロゴロとした音(growl) がしたんですと。なので、こういう量り売りのためビール容器をglowlerと呼ぶらしいです。

今はエコ志向のためか、growler でビール売るという店がちょいちょいあるのかもしれません。重そうだけどね。

defeat は contranym かな -🎭-#つぶやき英単語 1801

(2022.11.13)

contranym は、 merriam-webster.com での説明によると
a word having two meanings that contradict one another
「相反する二つの意味を持つ単語」
だそうです。

僕はこれまでなぜかdefeat という単語を自信をもって使えなかったのですが、
これ contranym だからなんだと思います。

名詞のdefeat を辞書で見ると
『(相手を)打ち負かすこと、打破 』 
『負け、敗北、挫折、失敗』
の両方の意味が出ています。
(勝ちなのか負けなのか、どっちなの?)

例えば、このように勝っても負けても使えるわけです。
Their defeat of the Springboks took the world by surprise.
「彼らがスプリングボクスを打ち負かしたことは世界を驚かせました」
  (これは2015年のラグビー日本代表、南アに逆転勝ち)

I was really disappointed by the defeat against England.
「イングランド戦の敗北は本当に残念でした」
   (これ2022年11/13の日本代表。イングランドにコテンパンにやられた。)

defeatは動詞で使うこともできて、その場合は『(敵・相手を)打ち負かす』の意味になります。
例えばこんな感じ。

I expect the Japanese team to defeat the French team in their next match.
「私は日本チームが次の試合でフランスを打ち破るのを期待します。」
   (本当に次の11/20はフランス戦がんばって。)

なんか、例文書いてたら、defeat も使えるような気がしてきました。