(2014.7.27)
It’s all Greek to me. の意味は、
「それは私にはちんぷんかんぷんだ」です。
直訳なら、「それは私には全くギリシャ語だ」ですけど。
ギリシャ語はアルファベットから違うおので、英語圏の人にとって分からないものの代表になっているようですね。
これ、ジョークとしていろいろ応用が効きそうな面白い表現だと思います。
元はシェークスピア(Shakespeare)の戯曲 「ジュリアスシーザー」らしいので、
さすがの表現力というところでしょうか。
(2014.7.27)
It’s all Greek to me. の意味は、
「それは私にはちんぷんかんぷんだ」です。
直訳なら、「それは私には全くギリシャ語だ」ですけど。
ギリシャ語はアルファベットから違うおので、英語圏の人にとって分からないものの代表になっているようですね。
これ、ジョークとしていろいろ応用が効きそうな面白い表現だと思います。
元はシェークスピア(Shakespeare)の戯曲 「ジュリアスシーザー」らしいので、
さすがの表現力というところでしょうか。
(2014.7.25)
映画「猿の惑星」の原題はPlanet of the Apes です。
これ、monkey ではなくてape です。
ape は類人猿=直立して歩く尾の無いサルで、chimpangee、gorilla、orangutan などを指します。(映画に出てくるのもそんなだったし。)
最近の生物分類では、チンパンジー、ゴリラ、オランウータンのいずれもヒト科 Hominidaeに入ります。
チンパンジーが最もヒトに近く遺伝子的には人と99%同じ。
あなたも私も、彼らとほとんど同じなんですね。
最近の話題を見ると、人が最も野蛮な種という感じがしますけど。
(2014.7.24)
桃太郎の話に出てくるキジは英語で pheasant です。
この pheasant にはキジ肉の意味も有ります。
気になる例文を見つけました。
Pheasant should be a little high before you eat it.
「キジ肉は、食べる前に少し傷んでいるぐらいがいい」
(本当か??)
high には『傷みかけた、少しにおう、ちょうど食べごろの』の意味もあるんだそうです。
でも、傷みかけて少しにおうのが、ちょうど食べごろなのか? 熟成か?
申し訳ないですが、
古い鶏肉が流通したというニュースを思い出してしまいました。
(2014.7.22)
dog days って何? 犬の日々?
dog days は『盛夏の時期』という意味です。
北半球で、7月初めから8月中旬まで天狼星 The dog star が太陽とともに出没することから、こういう表現らしいのです。
この星が太陽を活発にして、暑さを呼んでいるようなイメージでしょうか。
天狼星は Sirius。最も明るい恒星だそうです。
そう言えば、例のあのお話に Sirius Blackというキャラクターが名のキャラクターが出てましたけど、彼も犬と関係ある設定でしたよね。👓
(2014.7.20)
bull market は直訳なら雄牛の市場ですが、牛を売っている所ではありません。
これ、株式などの『上げ相場、強気相場』です。
動物が変わって熊になったbear market は、反対の意味『下げ相場、弱気相場』になります。
攻撃の時に牛は下から上に突き上げる形で、熊は立ち上がって下を向くので、上向きのbull market、下向きのbear market ということになったのだそうですよ。
形容詞のbullish 『上向きの、強気の』とbearish 『 下向きの、弱気の』も合わせて覚えておきましょう。
(2014.7.19)
動物の子供の英語名にもいろいろありますが、
ブタは pig で、子ブタは piglet です。
だから、
クマのプーさん Winnie the Pooh の友達の Piglet は、
「こぶた」という名前の子ブタなんですね。
ところで、pig iron という言葉を知っていますか?
日本語で『銑鉄』、まあ鉄の一種と思ってください。
では、何でpig iron なんでしょうか?
銑鉄の伝統的な製法では、枝分かれした砂型に溶けた銑鉄を流しこんで、
複数の塊を同時に作っていたそうです。
その銑鉄の塊が複数つながっている様子が、子ブタたち piglets が並んで乳を吸っているようだから、pig iron と呼ばれるようになったそうです。
🐖 🐖 🐖 🐖 🐖
この言葉ができた頃は、まだ鉄製品を作る工業と、豚を飼育するような農業とが、もっと近しい関係にあったのかもしれません。
pig iron は技術用語なのに、なんか牧歌的な感じがしますもんね。
(2014.7.18)
The Ugly Duckling は「みにくいあひるの子」
アンデルセン童話ですね。
カモやアヒルが duck で、その子供がduckling です。
なお、ugly duckling は一般名詞化もしていて
「有望とは思われておらず、成長して美しくなったり優秀になったりする子供」を指すそうです。
duckling のように、英語では動物の子供は大人と違う呼び方をされる場合がよくありますね。
No.46で書いたkid 『子ヤギ』もそうで、大人のヤギならgoat です。
(2014.7.17)
短めで。
kidの本来の意味は
『子ヤギ』や『子ヤギの肉、皮』‼
kid =『子供、若者』というのは、子ヤギから来たもので、
口語的な表現ということです。
(2014.7.15)
分数のことを vulgar function ということを前に書きました。(→No.43です)
知恵袋的な内容の英語のサイトに
「 vulgar fraction は何でvulger なの?」というような質問が出ていました。
vulgar は『下品な、低俗な』という意味を持つ、悪い感じの言葉さしいのです。
それなら、「何で分数のことを下品と言うのか?」というのはもっともな疑問ですね。
正確には覚えてないので、僕の解釈が入っているかもしれませんが、
答えはこんな感じだったと思います。
現在では、vulgar がマイナスのイメージで使われることが多いのは事実でしょう。
ただ、vulgar の語源は「大衆の」の意味で、『一般大衆の、一般に行われる』の意味も辞書に載っています。
数学用語として分数を vulgar fraction と呼び始めた時代には、vulgarは悪いイメージの無い「一般の」の意味で使われていたと考えられます。
時代が進んで、vulgar に否定的なイメージがついてきたということでしょう。
分数の別の言い方であるcommon fraction の common とvulgar は、実はほとんど同じ意味なのです。
最後に勝手な感想を:
言葉がまとっているイメージに変遷があるのは普通のことだと思います。
でもvulgar のような一般庶民に関係する言葉に否定的なイメージがつくようなら、社会の方が歪んでいるのかもしれません。
(2014.7.13)
辞書を引くと、
分数の『分子』 numerator、『分母』 denominator と出ています。
でも、英語で書かれると「こいつら何? 」と思うかもしれません。
英語の分数の読み方は
1/5ならone-fifth、2/5ならtwo-fifth で、
これは「5等分が何個」と数えているわけです。
切り分けたケーキを何個食べるか考える感じでしょうか。
🍰🍰🍰 🍰🍰
動詞のdenominate は「名前をつける」の意味です。
分母のdenominator は、いわば「〇等分という名前をつけるもの」と考えましょう。
🍰🍰
また、numerate =『数える』なので、
numerator は「等分したものが何個あるかを数えるもの」ということになります。
なので、英語の分数は、denominatorで〇等分と決めて、numerator でそれが△個と数えると理解すればいいかと思います。
まあ、勝手な理解解釈かもしれませんが、たまには理屈をつけてみるのも単語を覚えるのに役に立つ気がします。
(45に続く)