ランサムウェアから取り留めなく―💻―#つぶやき英単語 1542

(2022.3.2)

世界はいろいろと混乱しているようです。

トヨタ自動車の取引先の部品メーカーがサイバー攻撃を受けたという最近のニュースがありました。某国が関係しているのでしょうか。
使われたのが ランサムウェアという手段だそうです。

『ランサムウェア』ransomwareは、相手のデータを人質にして身代金を要求するマルウェア(悪意のあるソフトウェア)のことですって。
(変なメールは開かずに捨てましょう)

ransom が『身代金』という意味なんですね。
この単語の語源は、「買い戻すこと」の意味の古期フランス語だそうです。

💰

ransom に関連して、king’s ransom といえば「王の身代金」ということですが、
『莫大な金』の意味になるそうです。
確かに、王様が人質に取られたら、身代金は大変な金額になるでしょう。

また、King’s Ransom 「キングの身代金」という有名な小説が有ります。
Ed McBainの警察小説「87分署シリーズ」の中の一つで、誘拐事件を扱った話です。

この小説 King’s Ransom を、日本映画界の巨匠 黒澤明監督が映画化しています。
その映画の題名が「天国と地獄」です。
身代金 ransom の受け渡しのシーンが映画に出てきます。
(出演者は三船敏郎、仲代達也、山崎努・・・・)

この黒澤映画「天国と地獄」の英語タイトルは High and Low です。

で、このHigh and Low ですが・・・・

世界の混乱の前に、僕の書いてることの方が取り留めなくなってきたので
今日はこの辺で。

オーバーヘッドキック―⚽―#つぶやき英単語 1541

(2022.3.1)

サッカーのオーバーヘッドキックは、漫画の必殺技のような特別感が有りますが、現実の試合でも時々見られます。
頭の上にボールを宙返りのように足を跳ね上げて蹴るアクロバティックな技術ですね。

英語で『オーバーヘッドキック』のこと、
そのまま overhead kick とも言うみたいですけれど
bicycle kick や scissors kick の方がよく使われるかもしれません。

bicycle は自転車で、scissors はハサミなので
蹴る時の姿勢がこれらに似ているからbicycle kick や scissors kick と言われる訳ですね。
(細かく言うと、同じオーバーヘッドでも、bicycle とscissors は足の使い方や形が少し異なるかもしれませんが)

以前、イギリスのレスターでプレイしていてオーバーヘッドキックで得点したことのある岡崎慎司選手が、今はスペインのカルタヘナというチームでプレーしており、最近の試合でもオーバーヘッドキックでゴールを決めました。
Shinji Okazaki, who used to play for Leicester in England and had scored with a bicycle kick, is now playing for a team called Cartagena in Spain and scored another bicycle kick goal in a recent game.

彼の情熱と献身が、このような美しいゴールを呼び込むのだと思います。
そして、ゴール後の彼の笑顔は見ている人にも幸せの意味を教えてくれるような素晴らしいものです。
I think it is his passion and dedication that brings about such beautiful goals.
And his smile after the goal is so wonderful that it teaches the meaning of happiness to anyone who sees it.

(岡崎選手のシュートは、scissors kick というよりは bicycle kick という方がふさわしいかもしれません。)

→関連投稿:岡崎選手のことを前にも書いています。


英語で「若木」は?―🌳―#つぶやき英単語 1540

(2022.2.28)

また、オンライン英会話で覚えたんですけれど
『若木』という意味の sapling という単語が有るんですね。
発音はsǽpliŋ で、カタカナだと「サップリング」に近い感じです。

Wictionary の説明だと、sapling
A young tree, but bigger than a seedling. 「実生より大きい若木」
だそうです。
なお、seedling = 実生(みしょう)は、種子から発芽したばかりの植物のことです。

🌳

では例文書いてみます。
The acorn he had planted was growing into a sapling.
「彼が植えたどんぐりが若木に育っていた」

なお、sapling は『若者』という意味にもなるそうです。