(2022.1.18)
塩野義製薬の新型コロナウィルス用の国産初のワクチンが治験の最終段階に入ったとのニュースがありました。
塩野義製薬のリリース情報(2022.1.17)のタイトルはこんなでした。
Notice Regarding the Initiation of an Active Control Neutralizing Antibody Comparative Clinical Trial for COVID-19 Recombinant Protein-based Vaccine, S-268019 in Japan
これを訳すと
「COVID-19 組み換えタンパク質ワクチン S-268019の 中和抗体価比較試験の国内での開始についてのお知らせ」
『組み換えタンパク質ワクチン』 Recombinant Protein-based Vaccine
塩野義製薬が開発中の新型コロナワクチンがこのタイプで、
「ウイルスのタンパク質の一部を遺伝子組換え技術で作成し投与するもの」だそうです。
このタイプは副反応はおこりにくいそうですが、免疫がうまく機能するタンパク質の設定や、効果を高めるための副成分などが技術的な課題とされています。
ちなみに、Recombinant が『(遺伝子)組み換えの』の意味だそうです。
『遺伝子組み換え』は、gene-recombination になります。
とりあえず、ワクチンや治療薬の選択肢が増えるのは望ましいことですので、塩野義製薬さんにも頑張ってほしいところです。
3月ごろまでに承認されたら、次に僕がブースターショットで打つのは国産ワクチンと言うことも有りうるわけですかね。