(2021.11.8)
動詞のcook 『料理する』は、初歩的な英単語ですよね。
本日は、この使い方のパターンを整理してみました。
①自動詞=目的語がない
『料理する』
He can cook. 「彼は料理ができる」
②他動詞で目的語一つ (直接目的語のみ)
『(食物を)料理する』
He cooked chicken. 彼は鶏肉を調理した。
He cooked lunch. 彼は昼食を作った。
He can cook local dishes. 彼は地元料理が作れる。
目的語は、素材だったり食事・料理の場合も有ります。
③他動詞で目的語二つ (間接目的語+直接目的語)
『(人のために)(食物を)料理する』
He cooked her pasta. 彼は彼女にパスタを作った。
②のパターンの He cooked fish. 「彼は魚を料理した。」に、
for +人、例えば for us =「私たちのために」を加えると
He cooked fish for us. 「彼は私たちのために魚を料理した。」になります。
これは③の
He cooked us fish. とほぼ同じ意味になります。
ふとした疑問なんですが、
③のパターンで間接目的語の所にher が入ると、例えば
He cooked her fish. 「彼は彼女のために魚を料理した。」
(=He cooked fish for her.)
の意味という意味になりますが、
これは②のパターンの
He cooked her fish. 「彼は彼女の魚(her fish)を料理した。」
とも考えられるんじゃないでしょうか。
(彼女が飼っていた金魚とか料理してしまった感じで)
あと、猫に料理してやるシチュエーションでも使えるなら
He cooked his cat fish. 「彼は猫のために魚を料理した。」
ですけれど、
これも「彼は彼のナマズ(cat fish)を料理した。」みたいにも見えますね。
(それに、これを言ったら
He cooked his cat まで聞いたところで、猫好きの人が失神するかも。)