コロナ関連:英語の三密も覚えたよ – 👨‍👨‍👦- #つぶやき英単語 1201

(2020.6.28)

日本のコロナウィルス感染症対応にいろいろな意見があるかもしれませんが、「三密」という言葉で最も危険な状態を説明してクラスター発生防止を呼び掛けたのは評価高いのではないでしょうか。お役所の作った三密のポスターもよくできてて、その英語版は海外の人もツイッターとかで使ってます。

この日本語・英語のポスターを二つ並べるとよくわかりますが
三密
①換気の悪い密閉空間
②多数が集まる密集場所
③間近で会話や発生をする密接場面
です。

これを英語にすると
Three Cs
1. Closed spaces with poor ventilation.
2. Crowded places with many people nearby.
3. Close-contact settings such as close-range conversations. 
なんですね。
(この場合の setting は「状況」といった意味です。)

6月末になってもCOVID-19の問題はまだ収まっていませんし、東京での感染数がなにげに多いのが気になるところです。

まだしばらく、Avoid the three Cs ! 「三密を避けましょう!」を心がけないと。
手洗いとマスクの着用もね。

locust plague は何? – 🌾- #つぶやき英単語 1200

(2020.6.27)

locust plagueって?

locust を辞書で引くと『バッタ、イナゴ』と出ています。
(セミもlocustという場合もありようで、なんか大雑把。)
plague は『大厄災、疫病』『(害虫などの)大発生』などの意味です。

それで locust plague は、「バッタ類、特にトビバッタ、ワタリバッタの類の大量発生による災害」のことを言います。
日本語では『蝗害(こうがい)』だそうです。(蝗はイナゴの漢字表記ですね。ただ、locust plague起こすのは、イナゴじゃなくて一部のバッタなんだそうですが。)

今、desert locust (サバクトビバッタ、学名Schistocerca gregaria)の大発生が世界的に脅威になっているようです。写真でもやばいことになっているのが分かります。

こういうの今に始まったことではないんです。

旧約聖書の出エジプト記(Exodus)では、神が奴隷状態であったユダヤ人を開放するためにエジプトに起こした10の災厄の中にもLocustsが入っているんです。紀元前13世紀ごろにも大規模なlocust plague が起こったということですね。

モーゼが神の言葉としてLocustsのことをエジプト王に伝えるところは、英語だとこんな感じ。
If you refuse to let them go, I will bring locusts into your country tomorrow. They will cover the face of the ground so that it cannot be seen. They will devour what little you have left after the hail, including every tree that is growing in your fields.
「もしあなたが彼ら(ユダヤ人)を解放することを拒むなら、明日あなたの国に locusts(バッタ)を連れてくる。 それらは地面を覆って見えないほどになり、畑に生えている木も含め、雹の被害を免れたものまで食い尽くすだろう。」

Locustsは8番目の災厄で、前の災害が雹 hail だったんです。
神様って実力行使付きで脅したりもするんですよ。

このトビバッタlocustには、普段の「孤独相=solitary phase」と呼ばれる体から「群生相=gregarious phase」と呼ばれる移動に適した体に変化する相変異(phase polymorphism)という不思議な生態があるんです。
普通の環境で生まれたサバクトビバッタの幼虫は緑色で、個々に分かれて暮らす性質です。これが、草地が減少するなどで生育密度が高い状態で幼虫が生まれると色が黒っぽくなる外観上の変化が有り、相対的に羽が大きくなり移動に適した体になって、集団で行動するんです。

よく環境が人を変えるといいますが、環境は虫も変えるんですね。

人間も集団になると、普段ではしないようなことをしちゃうことがあるようで・・・。集団の力って恐ろしいです。

food for thought は食べられないの? -🍖- #つぶやき英単語 1199

(2020.6.25)

food for thought ってネットのコメントで見かけたんですけど、思考力アップできる食べ物とかではないんですね。

food for thought は「考えるべき材料」のような意味なんです。

Cambridge dictionary では
food for thought = something worth thinking seriously about:(何か真剣に考える価値があること)との説明でした。

さっそく英作文で使ってみましょうか。

The recent chaotic situation has given us food for thought.
(最近の混沌とした状況には考えさせられる)

imaoは何? – 🤐 – #つぶやき英単語 1198

(2020.6.21)

imao ってネットスラングを最近知りました。

これは、in my arrogant opinionの略で、
「言わせてもらうなら」とか「ぶっちゃけて言うと」の意味になるそうです。

arrogant は、『横柄な、傲慢な、尊大な』の意味ですね。

先に、imho = in my humble opinion
「私に言わせていただければ」「私見ですが」という表現が使われてたそうです。
humble は『控えめな、粗末な』などの意味です。

以前は、imhoと謙遜して言う感じだったのが、俺様的なimaoが後から出てきたってこと。時代の流れでしょうか。
(まあ、謙遜しながら、勝手な意見言われた方が腹立つかもしれないけど)

imao を使った英文作ってみました:
「ぶっちゃけ、だれもお前の勝手な意見なんて求めてない。」
Imao, no one calls for your arrogant opinion.

今日はこんなところで。
That’s all for today.

「サルでも分かる」の英語 – 🐒 – #つぶやき英単語 1197

(2020.6.19)

「サルでもわかる」の英訳語が辞書に載ってるのが驚き!
for dummies というそうです。

🙊

dummiesはdummyの複数形です。

このdummyは、ダミー会社とかで日本語にもなってますが、
『飾り人形、替え玉、かかし的人物』などの意味があり、
『馬鹿者』という意味にもなります。

for dummies は「お馬鹿さんたちのための」ということですね。サルじゃなくてウマとシカってことで。

🙉

サルでもわかる=for dummies とされているのは、同じ感じでいろんな分野の入門解説書のタイトルに使われたかららしいです。

今調べても
Vegetable Gardening For Dummies
Chinese Cooking For Dummies
Windows 10 For Dummies
Auto Repair For Dummies
菜園から中華料理、ウィンドウズ、自動車修理・・・・、
数えきれないFor Dummies BooksがAmazonで売ってます。

🙈

Learning English as a Foreign Language For Dummies
「外国語としての英語学習」のFor Dummies本も売ってました。
本当にサルでもわかるのか、ちょっと読んでみたい気もします。

コロナ関連: 第2波は英語で何? – 🌊 – #つぶやき英単語 1196

(2020.6.16)

そのままな感じですけど、『第2波』は second wave でいいんですね。

🌊

COVID-19関係のニュース記事でもこんな感じで使われています。

Cases of coronavirus are rising again, prompting fears that a second wave has hit the U.S.

「コロナウイルスの感染数が再び増加し、第2波が米国を襲ったとの懸念を呼び起こす。」

🏄‍♂️

たぶんCOVID-19の第2波は来るんでしょうけど、上手く乗り越えていかないとね。

Probably the second wave of COVID-19 is coming, but we’ll have to get through it well.

不倫は英語で何?-🙉-#つぶやき英単語 1195

(2020.6.14)

不倫とは「道徳に反すること、特に配偶者以外の男女関係」ということです。(ほとんど男女関係でしか使わないけど。)

このような、いけない男女の『不倫』は英語でadulteryというそうです。
不倫の他の訳語として、姦通、不義、不貞が出てて、
まあ「人の道に外れる感」が強いこと。

commit adultery で「不倫する」の意味だそうです。
commit adultery with ~ なら、「~と不倫する」ですと。

🙈

不倫のadultery はいかにも大人の話なので、語源的に adult 『大人(の)』と関係あるかと思ったんですが、それは無いみたいです。

どちらもラテン語由来ではあるものの、adult は to grow up(成長)の意味の言葉から、adultery はother(他の)の意味の言葉からできたとのこと。

(まあ、この単語覚えるには「不倫は adult な関係=adultery 」と思っててもいいかな。)

🙉

stoning for adultery は「姦通に対する石投げの刑」。
世が世なら、こんな刑を受けるぐらいダメなことなんですね。

でも、関係ない人間がネット上で石投げるような言葉発するのもどうかと思います。石を投げれば、往々にして自分に返ってくるものなので。僕は気を付けます。

「雨好きの人」の英単語は? – ☂️ – #つぶやき英単語 1194

(2020.6.13)

雨好きな人、いますか。

あなたみたいな人を表す英単語があるんですよ。

pluviophile = 雨好きな人 ですって。

pluvio- はラテン語由来の接頭辞で「雨」の意味です。

phile が「〜を好む者」で、語源は「愛している」の意味のギリシャ語だそうです。

雨の日が好きかどうかは、誰と過ごしているかにもよるんじゃないかな。

no-brainer は何? – 😃- #つぶやき英単語 1193

(2020.6.10)

no-brainer をMerriam-Webster英英辞典で引くと
something that requires a minimum of thought
『ほとんど思考を必要としないもの』と定義が出ていました。

さらに別の説明では
a decision or choice that is very easy to make and requires very little thought
「ほとんど考える必要もない容易な決定や選択」と。

最初、brain は脳だから、no-brainer は「脳味噌がない」的なことかと予想してしまいました。

事実、no-brainerには『愚か者、能無し』みたいな意味もあるらしいです。

でも、主には「脳を使わなくてもできるこよ」の方なんですね。

The choice was a no-brainer.
「その選択は考えるまでも無かった。」とか使うんですね。

no-brainerはアメリカ英語らしいです。
informalな言葉なんで、使いどころは考えないといけないかもしれません。(no-brainer じゃないじゃん)

コロナ関連: PCR test using saliva – 😷 – #つぶやき英単語 1192

(2020.6.8)

先週のJapan Times の記事のタイトルで
Japan approves safer, easier PCR virus test using saliva
「日本がより容易・安全な唾液によるPCR ウイルス検査を承認」というのが有りました。

saliva が『唾液』です。

因みに、よだれを垂らすとかは、dribble salivaなんですね。
カッコ悪いドリブル。
  He often dribbles saliva while sleeping.
  「彼は寝ている時によくよだれを垂らす」

🤧

で、PCRなんですが、
既存の方法では、綿棒(cotton swab)で 鼻の奥の粘液(mucus)を採取しなければいけなかったので、くしゃみとかで採取する人は感染する可能性もあったんですね。鼻も痛そうだしね。

唾液 saliva なら自分で容器入れればいいので、ずいぶん簡単。
ちゃんと保険も効くようで。

実用化に尽力いただいた方たち、ありがとうございます。
薬やワクチン Vaccine を開発してる方たちも、よろしくお願いしますね。