白銀ノエルさん用語12:シスターのかぶっているのは?―⛪―#気になる英語調べ隊 2324

(2024.7.6)

白銀ノエル団長の新衣装の各部分を英語で何と言うか問題。

『修道服』がhabit というのを書いた流れで
シスターが頭にかぶっているものを何と言うかも調べました。
これは wimple ウィンプルと呼ばれるらしいです。

Collins Dictionary によるwimple の説明
a piece of cloth draped around the head to frame the face, worn by women in the Middle Ages and still a part of the habit of some nuns
となっています。
「顔を囲うように頭からかぶる布のことで、中世の女性が着用し、現在でもシスターの修道服の一部となっている。」のようなことですね。

研究社の新英和中辞典で wimple
『(中世に女性が用いたが,現在では修道女が用いる)ベール』と出ているので、
場合によりベール vail と呼んだ方が分かりやすいかもしれません。

vail という単語は『ベール(装飾・宗教用の婦人のかぶり物)』や『おおって見えなくするもの』などの意味になります。

団長の新衣装には口元を隠すベールもあり、これは face veil のように言うようです。





wing it は❓―🐣―#つぶやき英単語 2445

(2024.1.13)

wing と言えば『翼、はね』の意味でお馴染みですね。

それでは、wing it はどんな意味になるでしょうか?

このwing it という表現は
『即座にやってのける、即席でしゃべる』の意味で辞書に出ています。
この場合のwing は他動詞ですね。

例えば
We were unprepared and had to wing it.
「私たちは準備不足でぶっつけ本番でやるしかなかった」
のように使えます。

この表現は、オンライン英会話 Bizmates のレッスンで見かけたのですが、
こういう表現は、簡単な単語を使っていても初見で意味を推測するのは難しいですね。
出会う都度、覚えるしかないと思います。

「お言葉ですが」の英語 は❓-😠-#つぶやき英単語 2022

(2023.6.11)

礼儀正しく相手に反論する時に『お言葉ですが』で始めたりしますが、
これを英語ではどう言うでしょうか?

『お言葉ですが』で辞書を引くと
with all due respectという表現が出てきます。

この表現の中のdue は『当然の、相応の、正当の』という意味と思われ、
with all due respect は直訳なら「正当な敬意をすべて込めて」というようなことになり、
相手には敬意を示しつつ意見は違うと言う場合の前振りになるわけですね。
これが日本語では「お言葉ですが」とか「失礼ながら」ということになります。

使ってみましょう。

With all due respect, your opinion is based on several misconceptions.
「お言葉ですが、あなたの意見はいくつかの誤解に基づいたものです。」

お互いに敬意をもって、丁寧な言葉使いでなら、議論は徹底的にやればいいんじゃないでしょうか。

wingmanは❓-🪶- #つぶやき英単語 2020

(2023.6.9)

恋の手助けをしてくれる人のこと、英語でwingman というみたいです。

Dictionary.comの説明で
wingman は
a man who helps a friend with romantic relationships, especially one who helps the friend attract a woman
「友人の恋愛を手助けする男性、特にその友人が女性にモテるように手助けする男性」
の意味のスラングだそうです。

そもそもの意味として wingmanは
Air Force. a pilot in a plane that flies just outside and behind the right wing of the leading aircraft in a flight formation, in order to provide protective support.
「空軍で、防護支援を行うため、飛行隊形の先頭機の右翼のすぐ外側、後方を飛行する機体のパイロット」の事なんだそうです。

なので、恋のキューピッド的な人の意味は、空軍用語が拡張してできたものと思われます。

漫画「僕の心のヤバイやつ」The Dangers in My Heart の海外の人たちのコメントで、
「萌は wingwoman」みたいなこと言ってました。そうかもしれない。

「藤」の英語は❓-🎏-#つぶやき英単語 1984

(2023.5.6)

『藤(フジ)』は英語で wisteria (Japanese wisteria) と言うそうです。

藤はマメ科フジ属の植物で、日本の固有種だそうです。
一般に、藤の花の開花期は4月~6月です。

Wisteria flowers are depicted as having the effect of keeping demons off, in the manga and anime series ”Kimetsu no Yaiba (Demon Slayer)”.
「漫画やアニメの「鬼滅の刃」で、藤の花は鬼を寄せ付けない効果があるものとして描かれています。」

今週、藤の花を見に行きました。
「江南の藤」と呼ばれる推定樹齢140年の藤です。

この花に悪いものを近づけない力が有るなら、あやかりたいものです。

Wild Knights’ proverbs -⚔-#つぶやき英単語 1625

(2022.5.22)

ラグビーリーグワンのプレイオフ準決勝
「埼玉パナソニックワイルドナイツ vs クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」を
秩父宮ラグビー場で見てきました。

ワイルドナイツ 勝ちました。強い。

クラッカー 絵文字



ラグビー観に行くと、レプリカジャージとかロゴ入りのタオルとか、いろいろグッズ売って、こういうのを買うのもファンの楽しみの一つですね。
今回は僕も少し買い物して、ワイルドナイツのロゴ入りのクリアファイルをおまけでもらいました。

このクリアファイルに、ことわざ(proverb)のような英語がいくつか書いてあったので、それをご紹介したいと思います。

ACTIONS SPEAK LOUDER THAN WORDS
「行動は言葉より雄弁である」
   ラグビーでも何でも、言葉のコミュニケーションは重要ですけれど、
   行動やプレイで語るという方が説得力はあります。

SHARPEN THE SWORD
「武器を磨いておけ」
   自分の技術や能力を向上させる努力が大切ですね。

KEEP THE DREAM ALIVE
「夢を追い続けろ」
   夢に向かって努力を続けることが大切でしょう。

来週は、東京サンゴリアスとの決勝戦になります。
僕も野武士軍団の闘いを見届けます。

負けるな Wild Knights!―🏉-#つぶやき英単語 1581

(2022.4.9)

日本の国内ラグビーで、ワイルドナイツは実際に行われた公式戦では2020年から一回も負けたことが有りません。
Wild Knights have not lost a single official game played actually on the field since 2020 in Japanese domestic rugby.

今シーズン、コロナ感染のせいで2試合がワイルドナイツの不戦敗となりましたが、これらの中止試合を除くと、ワイルドナイツは2020年から25試合して24勝1引き分けです。
They lost two games by default due to COVID-19 infections this season. Excluding these cancelled games, the Wild Knights have played 25 games since 2020, winning 24 and drawing one.

なので、2019年のラグビーワールドカップからのにわかファンである僕は、ワイルドナイツが実際の試合で負けるのを見たことがありません。
So, as a newbie fan after the Rugby World Cup 2019, I have never witnessed the Wild Knights lose an actual game.

このごろぎりぎりの接戦が続きますが、ワイルドナイツにはできるだけ連勝を伸ばしてほしいと思います。
頑張れ、ワイルドナイツ。
There have been a few close games recently, but I would like to see the Wild Knights extend their winning streak as long as possible.
Good luck, Wild Knights.

Wild Knights vs. Shining Arcs 
April 9, 2022

「〜さえしないで」の英語は?―#つぶやき英単語 1483

(2022.1.5)

「彼は理由さえ告げないで、私から去っていった」
という文を英語にするとしたら?

「〜さえしないで」を英辞郎で調べると
without so much as doing という表現が出てきます。
(so much as は、without やnotに伴い『~さえも』の意味を表すそうです。)

これを使って上の文を英語にすると
He left me without so much as telling me the reason.
のようになります。

🔖

even も『~でさえも』の意味なので、
so much as をeven に変えることも可能です。

例えば
He walked away from me not even telling me why.
も上の文の英訳として成り立つと思います。
こっちの方が思い浮かびやすいかもしれません。

何でも思ったことをすっと英語にできるといいんですけど、なかなか簡単ではないですね。
そこに近づくには、自分の中で使える英語表現の引き出しを増やすしかないと思います。(頑張りましょか)

あと、会話なら、完璧じゃなくても自分の考えを伝えるための気持ちや努力が大事じゃないでしょうか。

We can’t accomplish anything without even trying, can we.
努力もしないで何かを成し遂げるのは無理なんじゃないですかね。


windpipe は?―👄―#つぶやき英単語 1466

(2021.12.10)

windpipeは直訳なら「風の管」ですが、体の一部です。
さて何のことでしょう?

答え:windpipe は『気管、のど笛』のことなんですね。
(ちょっと楽器関係かと思っちゃいました。以前、wood wind 木管楽器について書いたからかな。)

ただし、工学分野ではwind pipe 『風管』という用語も有ります。これは、空気を通すための管部分で、air duct エアダクトが類義語らしいです。

また、『気管』には trachea という訳語も有ります。
こちらの方が解剖学用語っぽいでしょうか。

例文です。
I felt like something was stuck in my windpipe.
「気管に何かが詰まっているような感じがした。」

いや、呼吸できないと大変だから、気をつけましょうね。


wipe the slate clean は?―🧽―#つぶやき英単語 1433

(2021.10.6)

wipe the slate clean は、比喩的な表現(figurative expression)で、
『過去のことを水に流す、行きがかりを捨てる』という意味だそうです。

この場合のslate は『石板』のことです。
昔、石板にチョークで書いた文字などを消すために、布で拭いていたんですね。
このことを語源として、
wipe the slate clean は直訳なら「石板をきれいに拭く」ですけれど
『水に流す』的な意味になったわけです。

自作英文です。
The politician believed the slate was wiped clean by the election.
「その政治家は、選挙結果によって行きがかりはなくなったと信じていた」

あまり過去にこだわるのもどうかと思いますけれど、
すぐに水に流しちゃうのもどうかと思います。
特に政治的なスキャンダルは、きちんと説明してもらわないと。
石板もきれいに拭けていないんじゃないでしょうか。