英語で「神父、牧師」は?-⛪-#気になる英語調べ隊 2666

(2025.3.22)

キリスト教の神父さんと牧師さんって同じようなものと思いますが、
神父はカトリック教会の司祭に対する敬称で、
牧師はプロテスタント教会の管理や信者の指導をする職の人を言うそうです。

カトリックの『神父』は英語では father だそうです。
priest も『司祭、神父』の意味になります。

これに対して、プロテスタントの『牧師』は pastor と言うそうです。
他にministerという単語は、『大臣』だけでなく『牧師』の意味にもなります。

同じ神を信じる中で派閥のようなものができて、
言葉まで違ってくるのが不思議です。
宗教も人間がやることですから、人の性からは逃れられないということでしょうか。

パセリとかカタカナ野菜の英語名―🥦-#気になる英語調べ隊 2656

(2025.3.6)

カタカナの野菜名、例えば『トマト』は 英語でもtomato で、
カタカナ表記と英語のスペリングが近いですね。
(発音は təméitou とかですけどね。)

それじゃ『パセリ』はどうでしょうか?
これは英語では parsley です。
カタカナで知ってると思っているだけに、この綴りは意外に難しいのでは?
発音もパースリィ(発音記号で pɑ́rsli )で、パセリとはちょっと違う感じです。

『ブロッコリー』もカタカナ名はみんな知ってますけど、
これ broccoli とすっと書けるかは別問題ですよね。
(発音もブラカリ brɑ́kəli に近いらしいです。)

『レタス』は lettuce ですけど、
これでもuのところがちょっと難しいかも。
(発音は létəs でカタカナに近いので、問題ないですけど。)

にんじんが carrot なのはかえって問題ないんですけど
パセリが parsley なのが難しい感じがするんです。
僕にはね。

pager は?―📟―#気になる英語調べ隊 2504

(2024.9.18)

pager は『ポケットベル』だそうです。

page という言葉には、名詞だと『小姓、案内係』、
動詞だと『(空港などで)名前を呼んで(人を)探す』の意味が有ります。
そういう人を呼び出したり連絡するための機械なのでpager なんですね。

今日はWeblioで pager を調べた人が多かったみたいです。
ポケベル爆弾の件が、世界的なニュースになってますからね。

Details are emerging of today’s pager bombing in Lebanon. According to preliminary reports, mostly pagers distributed to members of Hezbollah as well as entities affiliated with it. The explosion occurred at approximately 3:30 p.m.
「本日レバノンで発生したポケベル爆弾テロ事件の詳細が明らかになりつつある。速報によれば、ほとんどのポケベルがヒズボラのメンバーやその関連団体に配布されたものであった。爆発は午後3時30分ごろ発生した。」

今時 ポケベルって感じですけど、こんな風に使われるとはね。

pass the torch to a new generation.―🇺🇸―#気になる英語調べ隊 2448

(2024.7.25)

バイデン大統領が、大統領選から撤退するということでスピーチしたようです。

その中で
pass the torch to a new generation.
は「新しい世代にトーチを渡す」と言ってました。
オリンピックの聖火リレーのイメージかな。

News Analysis: In a speech from the Oval Office, President Biden said it was time to “pass the torch to a new generation.” But he said nothing about his own age or capacity that led so many Democrats to desert him.
ニュース分析 大統領執務室からの演説で、バイデン大統領は新しい世代にトーチを渡す時だと述べた。しかし、多くの民主党議員から見放された自身の年齢や能力については何も語らなかった。

まあ、若返りも必要ですね。

「狼の群れ」の英語は❓―🐺―#つぶやき英単語 2404

(2024.6.15)

 5/26日、ジャパンラグビーリーグワンの2023-2024シーズンの決勝で東芝ブレイブルーパス東京が埼玉パナソニックワイルドナイツに勝利し、王座につきました。

 ブレイブルーパスは、 Lupus が狼座という星座の名前でもあり、チームのマークやマスコットは赤い狼で統一されています。今年のブレイブルーパスは、勇猛な狼の群れのようなチームだったと思います。

 英語では動物ごとに群れの言い方が違っていて、狼の『群れ』については pack という単語が使われます。
 なので、
 「今年のブレイブルーパスは、勇猛な狼の群れのようなチームだった」は
 This year’s Brave Lupus was a team like a pack of valiant wolves.
のように言えます。

ここのファンの応援も面白くて、ときどき狼の遠吠えみたいな声を出します。
チームとファンも一体になって、一つの狼の群れなのかもしれません。

pantyhose は?―🙈―#気になる英語調べ隊 2324

(2024.3.28)

pantyhose ってナニ?

pantyhose は『パンティーストッキング』のこと。

hose には『ホース、注水管』の他に、『ストッキング、ソックス』の意味があるのだそうです。

pantyhose という言葉は主に米国で用いられ、英国ではtights と言うそうです。

ちなみに、パンティーストッキングは和製英語ですと。

MLB開幕:パドレスのチーム名について調べました!―⚾―#つぶやき英単語 2315

(2024.3.20)

MLB開幕で、今夜はドジャースとパドレスの開幕試合が韓国で開催されますね。
(時差が無くて見やすいです。)

この両チームですが、
大谷選手のいるドジャースの名前の由来については前に書きました。→これ

なので、今回はダルビッシュ選手のいるパドレスのチーム名について書こうと思います。

サンディエゴ・パドレス=San Diego Padres は、カリフォルニア州サンディエゴが本拠地のMLB 球団で、ドジャースと同じくナショナルリーグ西地区に属しています。

このpadre という単語は英語の辞書にも『神父、軍隊付き牧師』と意味が出ていますが、語源は father の意味を表すイタリア語・スペイン語・ポルトガル語の単語だそうです。

Padres という名称は、1769年にフランシスコ会の修道士たちがサンディエゴに教会を創設したという歴史にちなんだものらしいです。このチーム名、もともとサンディエゴにあったパシフィックコーストリーグの球団が使用していたものを、1969年にMLB球団のパドレスが設立された時から引き継いでいるとのことです。

今日の試合では、
パドレスのダルビッシュ投手とドジャースの大谷選手が初めて対戦するんですね。
これは見たい。

partial to の意味―例えば I’m partial to Wild Knights! ―⚔―#つぶやき英単語 2297

(2024.3.2)

partial to は、『不公平で、えこひいきして、大好きで』という意味だそうです。

part が『部分、一部』なので、
形容詞の partial の基本的意味も『一部の、部分的な』です。
これが、「全体の中の一部」ということなので『不完全な』の意味になり、さらに『偏った、不公平な、えこひいきして』という意味にもなります。
partial が『大好きで』になるのは、
えこひいきしてる人が開き直って「何が悪い、大好きなんだから。」と言っているようで面白いと思います。好きっていうのは、そもそも偏った感情なのかもしれません。

例えば
I’m partial to Wild Knights!
「僕はワイルドナイツが大好きだ!」
のように使えます。(実話です)

本日、ラグビーリーグワン第8節、
埼玉パナソニックワイルドナイツは静岡ブルーレブスとの対戦です。

ここまでワイルドナイツは全勝で来ていますが、
ブルーレブスには去年やられたイメージが・・・・。

とにかく、熱い試合になることを期待。 Go Wild Knights!

pang は❓―🏥―#つぶやき英単語 2264

(2024.1.31)

pang ってなんか擬音語みたいですけど、これで『激痛』の意味だそうです。
この単語は肉体的な痛みだけでなく、『(心の)苦しみ、傷心』の意味での使えます。

使ってみましょう。
Tests revealed that the pang I felt was caused by a ureteral stone.
「検査の結果、私の感じた激痛は尿管結石によるものだと判明した」

これはマジ。あれは激痛でした。

一字違いの parky と perky は❓―😵‍💫―#つぶやき英単語 2242

(2024.1.10)

オンライン辞書で perky という単語の意味を調べようとして
たまたま e を a と間違えて打ってしまい、parky という単語も有ることを知りました。

調べようとしていた perky
『元気のいい、活発な、自信にあふれた』などの意味の形容詞です。

parky も形容詞で
『(空気・天候が)ひんやりした、冷たい』の意味になります。

発音記号では
perky が pə́ːrki か pə́ːki で、
parky が pɑ́rki か pɑ́ːki だそうです。
(オンライン辞書で聞き比べても、僕の耳では差は微妙な感じです。
耳が悪いのかもしれませんが、紛らわしい感じではあります。)

使ってみましょう。
He looked perky in his jogging-wear in the parky morning air.
「朝のひんやりした空気の中、ジョギングウェアを着た彼は元気そうだった」

ちなみに、一字違いということでは porky という単語も有ります。
『豚(肉)のような、太った』という意味だそうです。
使い方を間違えるとまずそうな単語ですね。