「抜け毛」の英語は?―💇🏻―#気になる英語調べ隊 2312

(2024.10.8)

日本語で『抜け毛』と一口に言っても、
「抜けた毛」と「毛が抜けること」の両方の意味で使われていますね。

抜けた毛の意味の『抜け毛』は英語では fallen hair のような言い方になります。

これに対し、毛が抜けることの意味の『抜け毛』は hair loss のように言えます。

例えば、以下のような使い分けになるのではないでしょうか。
This morning I was surprised to find many of my own fallen hairs on my pillow.
Is there any good treatment for hair loss?
「今朝、枕の上に自分の抜け毛がたくさんあるのを見つけてびっくりした。
 なにか抜け毛のいい治療法はないだろうか?」

抜け毛とか、ストレスでも起こりそうですから、
あまり気にし過ぎない方がいいのかもしれません。



中秋の名月―🌕―#気になる英語調べ隊 2291

(2024.9.17)

今日(2024年9月17日)は旧暦8月15日に当たります。
この旧暦の8月15日の夜に昇る月が「中秋の名月」と呼ばれます。

さっき写真撮ったので、この月が中秋の名月ということになりますが、
ちょっとまん丸じゃない気がします。

中秋の名月 (2024.9.17)

実は、中秋の名月は満月ではない場合が多いそうです。
(すり込まれたイメージは満月ですから、これ分かりにくいですよね。)
今年の場合、満月になるのは今日でなく明日の9月18日だそうです。

ちなみに9月の満月は 英語ではHarvest moon と呼ばれます。
いろいろな作物の収穫 harvest の季節になってくるので、
この英語のネーミングは分かりやすいですね。

せっかくなので、明日も夜空を見上げてみようと思います。

英語でハムスターの「回し車」は?―🐹―#気になる英語調べ隊 2270

(2024.8.27)

ハムスターがくるくる回す『回し車』を辞書で引くと
hamster wheel と出ていました。
分かりやすくて助かる。

他にもrotating cage、exercise wheel や 単にwheel と言われることも。

Wiktionaryでの hamster wheel の説明
A circular cage for a hamster or other small rodent,
which rotates vertically as the animal runs at its base.
「ハムスターなどの小さな齧歯類のための円形のケージで、
その動物が底辺を走ると垂直に回転する」
のようになっていました。

このhamster wheelは、動詞として
『空しく回転させる』のような意味で使われることも有るようです。

ハムスターは楽しんでやっているんだと思うけどね。

harp は「竪琴」ですね。それでは harp on はどんな意味?―♪―#気になる英語調べ隊 2562

(2024.8.10)

harp は名詞では楽器の『ハープ、竪琴』で、動詞としては『ハープを弾く』の意味にもなります。

それでは harp on だとどういう意味になるでしょうか?
これは『~のことをくどくどと言う、つらさ(悲しさ)を繰り返し訴える』の意味なのだそうです。

使ってみましょう。
They harped on the unfairness of the referee’s decisions that affected the outcome of the match.
「彼らは試合結果に影響した審判の判定の不公平さについてくどくどと言った」

ハープと言うと、なんか美しい女性が弾いているイメージがありますね。
これとharp onの「くどくどと言う」がどう結びつくのでしょうか?

実は、harp on は harp on the same string というイディオムが短縮されたものです。
つまり、これは「同じ弦だけを弾く」というような表現で、比喩的に「同じことを繰り返し言う」ことを表しているのです。
なるほど。

習慣じゃないhabitは❓―⛪―#つぶやき英単語 2323

(2024.7.5)

habit というと『癖、習慣、習性』等の意味で知られていますが、
それじゃない意味もあることご存知ですか?

この頃知ったのですけど、
シスターが着る『修道服』のことも habit と言うそうです。
(修道士が着ててもhabitですが・・・。
 ついでに『乗馬服』もhabit と言うらしいです)

ホロライブの白銀ノエル団長の新衣装はシスター風なので、
habit っぽいとも言えますね。

(白銀ノエルさん用語11 : シスターの服)

(白銀ノエルさん関連→ここ

「強硬路線」は hardline -😡-#つぶやき英単語 2162

(2023.10.25)

『強硬路線』は、英語で hardline だそうです。主に政治的な意味で使われます。
シンプルなだけに、知っていないと出て来ない感じの表現ですね。

この流れで『強硬派』はhardliner と言うそうです。

使ってみましょう。
A hardline policy will only lead to more casualties.
「強硬路線の政策は犠牲を増やすだけです」

The success of peace will depend on whether the hardliners on both sides can be persuaded.
「和平の成功は、双方の強硬派を説得できるかにかかっています」

いろいろ難しいとは思いますが・・・。

「足の親指」の英語は❓-👣-#つぶやき英単語 2157

(2023.10.19)

『足の親指 (拇趾) 』のことを英語では hallux と言います。

また、足の親指が人差し指側に曲がっている状態を『外反母趾』と言いますが、
これは hallux valgus と言うそうです。

Wearing narrow-tipped shoes can cause hallux valgus.
「先の細い靴を履いていると、外反母趾になることがある」

楽な靴を履いた方がいいですね。

harry は❓-🧙‍♂️-#つぶやき英単語 2143

(2023.10.5)

harry は
『うるさく悩ます、うるさく求める』や
『執拗に攻撃する、侵略する、蹂躙する』の意味の動詞です。
この発音は hǽri です。

ハリー・ポッター のHarry は固有名詞なので頭が大文字な所が違いますが、
それを除けば綴りは harry と同じで、発音も同じです。

これと一字違いのhurry は
『大急ぎ』や『急ぐ、急がせる』の意味でお馴染みですね。
この発音は hə́ːri なので、harry とは違います。

せっかくなので、みんなまとめて使ってみましょう。
As the opposing players harried Harry, he did hurry to where the golden snitch shone.
「相手の選手たちがハリーを執拗に攻撃する中、彼は金色のスニッチが光った場所に急いだ」

なんか、こんなシーンあったような気がします。

have a bun in the ovenは❓-🥐-#つぶやき英単語 2014

(2023.6.3)

have a bun in the oven は、
『妊娠している(=to be pregnant)』という意味の口語的な表現だそうです。

普通なら bun は『小型の丸いパン、バン』で、oven はパンを焼く『オーブン』ですが、
The Phrase Finder というサイトの説明によると、
この比喩的なイディオムでは bun =baby『赤ちゃん』で、 oven= womb 『子宮』ということだそうです。(これ、説明しなくてもいいですね。)

まあ、イメージとしては分かりやすい比喩だと思いますが
初めて聞いたら意味は分からないかもしれません。

使ってみましょう。
She has got a bun in the oven now, and her sister has TWO buns in the oven.
「彼女は今妊娠中で、彼女の姉のお腹には双子がいる。」
(これ、双子は普通こんな言い方するか分かりませんが、まあ意味は通じるからユーモアとしてはいいかなと思います。)

このイディオムはオンライン英会話のトレーナーから教わりました。

 

「異母兄弟」は英語で何❓-🧑‍🤝‍🧑-#つぶやき英単語 1994

(2023.5.14)

英語で『異母兄弟』は、
half brother や half sibling と言うそうです。
(sibling は「(男女の別をつけない)兄弟」のことですね)

ただし、このhalf brother や half sibling は、
文字通りなら「半分兄弟」ですから、『異母兄弟』だけでなく『異父兄弟』も指すことになります。
なので、「母親が違う」兄弟ということをはっきりと示したい場合には
half sibling with a different mother
などのように説明することになります。

half brother の例文です。
The prince had a half brother, with whom he had a political rivalry.
「その王子には異母兄弟がおり、政治的に対立していた」
(お話ではよくありそうですが・・・)