go nuts はどんな意味?―🥜―#つぶやき英単語 1670

(2022.7.6)

今日の気になる英語 : go nuts はどんな意味?

go nuts で『気がふれる』『熱狂する、怒り狂う』の意味です。
以下のように使えます。

 She would go nuts with despair.
 「彼女は絶望で気がふれてしまうだろう」
 His fans went nuts when he won the game.
「彼が試合に勝った時、彼のファンたちは熱狂した」
He went nuts when he found his bike stolen.
「彼は自転車が盗まれたのを発見して怒り狂った」

nut は『(堅い殻 の) 木の実』ですけれど、
『変わり者、狂人』や『熱心な愛好者、~狂』の意味も有るんですね。
gun nut だと『銃マニア』です。

これが、nuts になると形容詞として『気が狂った、~に夢中で』等の意味を表します。
そして、一般に go + 形容詞で『~になる』という表現になるので、
go nuts で「 狂ったようになる」の意味と解釈できます。

nut という言葉は、他にもねじ関係のナットも意味します。
俗語としては男性の体にあるタマもそう言うらしいんですよ。
いろいろあるわけですね。

golden anniversaryは?-🥇-#つぶやき英単語 1598

(2022.4.26)

golden anniversary はどんな意味でしょうか?
「金の、金色の」とは関係があるような無いような・・・。

golden anniversary が『50周年記念日(記念祭)』だそうです。
この場合の形容詞のgolden は『50年目の』の意味になんです。

これで、golden wedding (anniversary) といえば、
結婚して50年目のお祝い『金婚式』のことです。

ちなみに、silver は「銀の、銀色の」ですが、これにも『25 年目の』の意味があり、silver wedding (anniversary) なら『銀婚式』になります。

手をつなぐ老夫婦のイラスト

例文です。
My wife and I have completed our silver wedding anniversary, but our golden anniversary is a long way off.
「私と妻は銀婚式を終えましたが、金婚式はまだまだ先です」

お互い健康で、仲良く一緒に居られるなら、それが一番の幸せだと思います。


ゴーヤーは英語で何?―👨‍🍳―#つぶやき英単語 1409

(2021.8.29)

『ゴーヤー(ゴーヤ)』は英語では bitter gourd と言うんですね。

bitter は『苦い』でgourd は『ウリ科の植物』なので、
bitter gourd は直訳なら「苦いウリ」です。

ゴーヤーは別名としては『ニガウリ(苦瓜)』とも呼ばれるので、
どこの国の人も、苦いウリのような実と思うんでしょうね。

そもそも、僕がゴーヤーをよく食べるようになったのは、最近じゃないかと思うんです。(注)僕のような爺の最近というのは20年前ぐらいからだったりします。
沖縄での呼称のゴーヤーが日本のどこでも使われるようになったのも、その頃からなんじゃないでしょうか。

実は、ゴーヤーという名称は、英語のgourd に由来するという説もあるそうです。
たしかに、少し似てます。
(でも、他に苦瓜の中国語の発音から来ているとの説もあるとか。)

go-to という形容詞 知ってた?―📚―#つぶやき英単語 1398

(2021.8.1)

go to と言えば、『~に行く』の意味でお馴染みですが、
ハイフンでつないだ go-to は、『望ましい、お気にいりの、(人が)頼りになる』の意味の形容詞になるんですね。 

自作例文です。
  Pudding is my go-to dessert.
「プリンは私のお気に入りのデザートです」

🍮

この単語はオンライン英会話のレッスンで出てきて知ったのですが、
その中では、以下のように使われていました。
 Who is your go-to person?
 「あなたの頼りにしている人は誰ですか?」

🙉

この go-to は、読むなら「へ行く」のgo to と見た目で違うからまだいいとして、
Listening のテストでは同じ音なので、ちょっと紛らわしいと思います。
他の単語も聞き取れていればいいですけど、この単語だけ耳に飛び込んできたら、なんか動詞の方かと思っちゃうかもしれません。
でも、go-to という形容詞があると分かっていれば、周りの単語も含めて聞き取れる可能性が増えるのでは?
何にしても、知ってて損はないでしょう。

Oh my gosh! の gosh は?―😲―#つぶやき英単語 1391

(2021.7.16)

Oh my gosh! はびっくりしたようなときに使う「えーっ」とか「おやまあ」とかいう意味の言葉ですね。
アメリカの人とかやたら言っている印象があるのですけど、
今日、ふと疑問に思いました。gosh って何だっけ?

辞書で調べると
gosh 自体で「おや、まあ、うへー」とかいう驚きを表す間投詞で、
god の婉曲語(euphemism)でもあるそうです。

これは、びっくりして Oh my god! と言うところを
あまり神様の事を気軽に口にするのがはばかられるため
婉曲的にそれを指す gosh という言葉にしているのですね。

ついでに言うと
gosh を一時違いの gash は『(長く深い)傷』という意味になります。
おやまあのgosh の発音はgάʃ で、傷のgash はgˈæʃ です。

サンゴリアスは Sungoliath-🏉―#つぶやき英単語 1348

(2021.4.3)

ラグビートップリーグの強豪チーム「サントリー サンゴリアス」は、
ゴリラのロゴマークやマスコットで知られています。
ですが、名前がゴリラと直接に関係しているわけではないのです。

サンゴリアスの英語名はSungoliath です。
サンゴリアスのSunは、サントリーや太陽のSun なのでいいとして、
goliath は何?ってことになりますよね。
少なくとも ゴリアスはゴリラス gorillas ではないのです。
(当たり前か)

🦍


この goliath (発音記号 gəlάɪəθ )は、『巨人、力持ち』の意味の名詞です。
語尾はth なので、英語として発音するには舌をちょっと噛むことになります。
なお、この単語は複数形ならgoliaths になります。
(もともとの固有名詞 Goliath『ゴリアテ』は、聖書に出てくるペリシテ Philistia族の巨人で、ダビデ (David)と戦って殺された戦士です。)

つまり、Sungoliath は「サントリー(あるいは太陽)の巨体の力持ち」のような意味になります。ラグビーチームらしいネーミングですね。

で、goliath とゴリラ gorilla (発音記号 gərílə)は、g始まりで字面や音が似てますが、
語源も含めて言葉的には関係が無いようです。
(研究社の新英和中辞典の説明では、gorilla の語源はギリシャ語で「毛深い女の種族に対する呼称」だそうです。びっくりです。)
 
ただ gorilla ゴリラは 、goliath の「巨体の力持ち」というイメージに合ってるということで、サンゴリアスのロゴやマスコットになっているということですね。

🏉

2021年のラグビートップリーグで、サンゴリアスは優勝候補の一つです。
今日(4/3)もBeauden Barrett選手のトライで突き放して勝ちました。
面白い試合でした。