「だぶる」の英語は?-👥-#気になる英語調べ隊 2661

(2025.3.13)

この一つ前に書いた wind egg 『無精卵』については、
以前にも同じことを書いていて、内容がだぶっていました。
すみません。

このような時の『だぶる、重複する』は、英語では動詞の duplicate や overlap で表されるようです。

例えば
 「この記事の内容は以前の記事とだぶっている」は
 The content of this article duplicates previous articles.
 The content of this article overlaps with previous articles.
のようになります。

これは、『重複した』の意味の形容詞 duplicative を使って
 The content of this article is duplicative of previous articles.
のように言うこともできます。

なんかこの頃ぼくも記憶力があやしくて、
こういう「だぶり」とか起こりがちなんですわ。
まあ年なんでね。 

(問題のwind egg の記事は→ここ

「投げ売りする」の英語は❓―🥎―#つぶやき英単語 2328

(2024.4.1)

『投げ売りする』は、損を承知で安値で売ることを指しますが、
これは英語で何と言うでしょうか?

英辞郎で『投げ売りする』を調べたら dump と出ていました。
dumping で『投げ売り』の意味にもなります。

dump という動詞は『投げ捨てる、投棄する、放り出す』等の意味が有り、
この延長で、捨てるような値段で売ることも表すのだと思われます。

使ってみましょう。
Because of the company’s scandals, I was forced to dump my shares in that company to avoid further losses.
「その会社のスキャンダルのせいで、私はさらなる損失を避けるためにその株を投げ売りせざるを得なかった。」

ちなみに、荷台を傾けて積み荷を降ろせるダンプカーのダンプも、このdumpですね。
ただし、ダンプカーは和製英語で、正しい英語ではdump truck や dumper truck と言うそうです。

あの dust 、この dust ―🧹―#つぶやき英単語 2179

(2023.11.11)

dust は名詞では『粉末、ちり、ほこり、ごみ、粉塵』などの意味ですね。

これが動詞だと『(粉末を)ふりかける、まぶす』と『ほこりを払う』の意味が有ります。

この二つは、粉っぽいものを取り除くのと、振りかけるので、全く違うことをしている感じです。

例えば
I dusted the cake with sugar. あるいは I dusted sugar over the cake.
  「私はケーキに砂糖をふりかけた」
He is now dusting the table.
  「彼は今、テーブルの粉を払っている」
のように使えます。
(私が砂糖をふりかけたときにテーブルにこぼれて、彼がそれをきれいにしてくれているのかもしれません。この両方が同じ動詞dustで言えるんですね。)

dust については、オンライン英会話のレッスンで
contronym (またはcontranym)
=A word that has two opposing meanings「相反する二つの意味を持つ単語」の例として出てきました。

英語で「フンコロガシ」は❓–🌏−#つぶやき英単語 2107

(2023.8.30)

『フンコロガシ』は糞虫とも呼ばれ、主に哺乳類の糞を食糧とするコガネムシ科の昆虫です。名前の通り「丸くしたフンを転がす」という習性を持っています。

この『フンコロガシ』のことを英語では、
ball-rolling dung beetle あるいは単にdung beetle と呼ぶそうです。
ここで、dung は『(牛馬などの)ふん』で、beetle は『甲虫』です。

reddit に、このdung beetle 『フンコロガシ』の話題が出ていました。

Japanese man collects all dung beetle colors
「日本人がすべての色のフンコロガシを集める」

Japanese man collects all dung beetle colors
by u/Estelmayer in interestingasfuck

きれいですね、フンコロガシ。
こういうのは構造色 structural color と言うのですよね。

duvet dayは❓-🛏️-#つぶやき英単語 826

(2017.12.2)

duvet day  
『羽毛布団の日(仕事ができないほど疲れているという理由で欠勤して、自宅で休養する日)』だそうです。
(イギリスで使う表現らしい、英辞郎調べ)

duvet は英国で羽毛布団のことです。

こんな日も必要!

仕事漬けで体壊さないようにしないとね。

A jewel in a dunghill は❓―💎―#つぶやき英単語 216

(2015.2.25)

A jewel in a dunghill は
ダンヒルの高級品とかの話ではなく、
『糞の山の中の宝石=掃き溜めに鶴』です。

dunghill は、dung 『ふん』のhill 『小山、丘』なんで、そういう意味なんです。

ファッションブランドのダンヒルは Dunhill で g がありません。Alfred Dunhill, Ltd. だそうです。

蛇足)
「掃き溜めに鶴」を英語に直訳すると
掃き溜めがdumpで、鶴がcrane なので
A crane in a dump …….. 工事現場感 !

The Ugly Duckling は?―🐣―#つぶやき英単語 47

(2014.7.18)

The Ugly Duckling は「みにくいあひるの子」
アンデルセン童話ですね。

カモやアヒルが duck で、その子供がduckling です。

なお、ugly duckling は一般名詞化もしていて
「有望とは思われておらず、成長して美しくなったり優秀になったりする子供」を指すそうです。

duckling のように、英語では動物の子供は大人と違う呼び方をされる場合がよくありますね。
No.46で書いたkid 『子ヤギ』もそうで、大人のヤギならgoat です。