大谷選手、dry swing、素振りはもう始めてるって!―⚾―#つぶやき英単語 2216

(2023.12.15)

『素振り』のことを dry swing というのですね。

今日のLAドジャースの入団会見で大谷翔平選手が
「もう dry swing 、素振りの方は始めている」と現在の回復状況を説明していました。
ひじの手術後、順調に来ているようで何よりです。
通訳の一平さんは、これをdry swings と複数形にして訳してました。
素振りなら、普通は複数回割りますもんね。

これ大谷さんとは関係ないんですが、dry swing のことを書いた投稿がXに有りました。
Dry swing, baseball term. Means swinging bat, not hitting ball.
「ドライスイングは野球用語で、ボールを打たずにバットを振るという意味。」
If thats a dry swing what the heck is a wet swing?
「それがドライスイングなら、ウェットスイングは何なのさ?」

素振りが何でdry なのかも、よく分かりませんが、
まあ大谷選手が言うことなので、そのまま信じて覚えちゃいます。


こちらもどうぞ→大谷選手関連投稿

「胡麻和え(ごまあえ)」の英語は❓-🥢-#つぶやき英単語 1917

(2023.3.2)

研究社 新和英中辞典での『胡麻和え(ごまあえ)』の英訳は
a dish dressed with sesame sauce
となっていました。

動詞のdress には
To prepare (food) for cooking or eating, especially by seasoning it; specifically, to add a dressing or sauce (to food, especially a salad)   Wiktionary
「調理または食事のために(食品を)、特に味付けることで準備すること。具体的には、(食品、特にサラダに)ドレッシングまたはソースを加えること。」
という意味が有ります。
そもそもドレッシングがその関係のものなんですね。

「ほうれん草の胡麻和え」なら
Spinach dressed with sesame sauce や
Spinach seasoned with sesame sauce
ということになります。

例文です。
I like to eat spinach dressed with sesame sauce.
「私はほうれん草の胡麻和えを食べたい。」
(僕も結構好きです)


夢を夢見る的な英文-(-_-)zzz-#つぶやき英単語 1765

(2022.10.9)

「昨夜、彼女は色鮮やかな夢を見ました。」を英語にするには
① She had a colorful dream last night. でもいいのですが、
② She dreamed a colorful dream last night. でも正解です。

他動詞のdream は名詞のdream を目的語にしても使えるんですね。
ただし通常、この形になるのは上の例のcolorful dreamのようにdreamに形容詞がついている場合のみだそうです。
(例外として、詩では形容詞の無いdream a dreamの形 も見られるようです。)

これ、dreamed a colorful dreamのように、一文にdreamが2回出てきますから、知っていなければ言葉の重複が有って正しくないように感じるかもしれません。

日本語でも「馬から落馬する」は意味が重複していて正しくないとされますが、一方「着物を着る」は正しい表現ですよね。
こういうのは使い方のパターンが頭に入っているから、正誤の判断ができるわけです。

なので英語にしても、正しい文例を頭に入れることが大切だと思います。

なお、このような他動詞と同じ語源の名詞がその目的語になるものを、
「同族目的語 cognate object 」と言うそうです。
他にも、同族目的語をとるパターンがあります。
   He lived a happy life.
   She smiled a charming smile. など
こういう文法的切り口で整理するのも、正しい文例を頭に入れる助けになると思います。

英語で『霧雨』は?-☔-#つぶやき英単語 1620

(2022.5.17)

『霧雨』を英語で何と言ったらいいでしょうか?
これをWeblioで調べると、drizzle という単語が出てきます。
逆にdrizzle をひくと『 細雨、霧雨、こぬか雨』ですと。

Weblioに、このdrizzle の語源も出ているのですが、
これが「(血の雨が)降る」の意味の古期英語だそうです。
(何それ、こわい)

『霧雨が降る』を言うには。drizzleが動詞として使えます。

例文です。
We often have drizzle at this time of year.
(=It often drizzles during this season.)
「この季節にはよく霧雨が降る」

It was drizzling this morning.
「今朝は霧雨が降っていた」

他に『霧雨』の英語としては、
mist や misty rain という言い方も有るようです。

mist には『かすみ、もや、霧、霧雨』などの意味が有りますので、
日本人的には misty 『霧のような』を使って misty rain とした方が、
分かりやすく『霧雨』っぽいかと思います。

一部では、mizzle というmist とdrizzle の混ざったような単語も『霧雨』の意味で使われるようです。

五里霧中のイラスト

昨日は、霧雨の中出勤。
さほど降っているように見えないのに、じわっと濡れてきて、
少し肌寒い感じでした。