(2020.4.29)
頭文字をとった略語(initialism)というのは便利で多用されていますが、元の言葉を知っていた方がいいですよね。
例えば、BCPというのは Business Continuity Plan あるいは Business Continuity Planningの略語です。
Business=事業、Continuity=継続、Plan=計画ですから、日本語では『事業継続計画』ということになります。
英語での簡単な定義は以下のようになります。
A business continuity plan (BCP) is a plan that describes how a company will continue to function in the event of some kind of emergency, disaster, or incident.
(Safeopedia.comでの説明)
「事業継続計画(BCP)とは、何らかの緊急事態、災害や事件が発生した場合に、企業がどのように機能を継続していくかを記述した計画です。」
多くの会社が事業継続計画BCPを作って持っているはずで、それに従った対処がされていると思います。ただ、今回のコロナウィルス感染症による危機的状況は想定から外れた部分が多くあるかもしれません。どんな事態にも対応できる実効性のある計画になっているか、そのための体制を普段から整備してきたか、企業の「心がけ」が問われる状況ですね。