大谷翔平選手とは heteronym の大谷君は丸刈り!―👥―#つぶやき英単語 2539

(2024.4.14)

大谷という名字の知り合いがいるのですが、その読み方は「おおや」です。
大谷翔平選手は「おおたに」なので、同じ字なのに音が違いますね。
最初に大谷選手を知った時、ぼくは何回か「おおやせんしゅ」と言い間違えていました。
たぶん、この知り合いのせいです。

大谷選手はユニコーンと言われるぐらい特別な人ですから当然ですが、
大谷選手と僕の知り合いの大谷君、名前以外はかなり違います。
髪型からして彼は丸刈りで、大谷選手のファサっとした髪とは似ても似つかない感じです。

同じ綴りで発音と意味が違う単語、同綴り異音異義語を heteronym と言います。
たとえば、
英単語のwind は
『風』の意味では発音記号で wínd(ウィンド)ですが、
『曲がりくねる』『巻き上げる』等の意味では wáind (ワインド)の発音になります。

また、動詞の read は
現在形の 発音はríːd(リード)で、過去形・過去分詞形の発音はred(レド)となりますから、これもheteronymと言えます。

なので、読み方の違う大谷選手と丸刈りの大谷君は、この heteronym みたいなものかと・・・。

ただし、丸刈りの大谷君の名誉のために言っておきますけれど、
彼は博士号も持っている人なので「優秀さ」という点で大谷翔平選手と共通性が有ると思います。

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「山のような○○」の英語は❓―🏔―#つぶやき英単語 2538

(2024.4.13)

非常に量が多いことを『山のような』とか『山ほどの』と形容しますが、
これを英語で何と言ったらいいでしょうか?

英語にも a mountain of という言い方が有ります。
基本的に人が考えることなんで、。日本語も英語も同じ感じですね。
(この表現、オンライン英会話 Bizmates の教材の英文で見かけました。)

例えば
a mountain of homework 山ほどの宿題
a mountain of problems  多くの問題(山積みの問題)
a mountain of cash  多額の現金(山のような現金)
のように用いられます。

では、使ってみましょう。
The man reportedly had a mountain of gambling debt.
「その男は、ギャンブルで山のような借金を抱えていたとのことだ。」
誰の事とは言いませんけど。

The details that have emerged today regarding the extent of Ippei Mizuhara’s gambling debt are jawdropping, but they all point to Ohtani’s complete innocence.
「今日明らかになった水原一平のギャンブルによる借金の詳細には開いた口が塞がらないが、これが大谷が完全に潔白であることが示している」

ソメイヨシノの「自家不和合性」の英語―🍒―#つぶやき英単語 2537

(2024.4.12)

『自家不和合性』とは、雌雄同株の植物で、自家受粉では受精しない性質のこと。
英語では self-incompatibility と言うそうです。
『自家不和合性の』はself-incompatible です。

All Someiyoshino are clones with the same genes and are self-incompatible, which means that they cannot produce seeds by self-pollination.
Therefore, it cannot be propagated by seed, but only by grafting or cuttings.
ソメイヨシノはすべて同じ遺伝子を持つクローンで自家不和合性です。そのため、種子による繁殖はできず、接ぎ木か挿し木により繁殖させるしかありません。

難しい講釈はともかく今年もサクラはきれいでした。

brainchild って何❓―🧠―#つぶやき英単語 2536

(2024.4.11)

brainchild という単語、そのままなら脳+子供ですけど、ナニコレ?

実は、brainchildは『新構想、新案、発明品』の意味なんだそうです。

なるほど、アイデアというのは脳の子供みたいなものですからね。

使ってみましょう。
This calculation method is a brainchild of Prof. Tanaka.
「この計算方法は田中教授のアイデアによるものだ」

この単語、今日のオンライン英会話のレッスンの文章に出てました。
面白い単語ですね。

「接ぎ木」の英語は❓―ソメイヨシノはそうなんだって―🌸―#つぶやき英単語 2535

 (2024.4.10)

接ぎ木とは「枝などを切り取って、同種または近縁の他の植物の幹に接ぐこと」で 、
これにより枝の部分の特徴通りの木を作る事ができるわけですね。
繰り返していくと、同じDNAを持った木をどんどん増やせることになります。

この『接ぎ木』という手法は、英語では grafting と言います。
『接ぎ木する』は graft や engraft という動詞で表されます。

使ってみましょう。
Grafting is one of the techniques to create clonal trees with the basically same DNA.
接ぎ木は基本的に同じDNAを持つクうくローンの木を作る技術の一つです。

Somei-Yoshino cherry trees have been repeatedly grafted from a single original tree discovered at the end of the Edo period and increased until today.
桜のソメイヨシノは江戸時代の終わりごろに発見された一本の原木から接ぎ木を繰り返して、今日まで数が増やされてきました。

The beauty of these cherry trees is due to the efforts of many people who have continued to protect them.
この桜の美しさは、守り続けてきた多くの人々の努力が有ってのものなのですね。

大谷翔平選手と日食―🌞―#つぶやき英単語 2534

(2024.4.9)

大谷翔平選手が第3号ホームランを打ちました。調子が上がって来ましたね。

Redditスレッド ”Ohtani hits his 3rd homer of the season, an opposite field shot! ” 
(大谷選手が今シーズン3号のホームランを逆方向に)の中で、こんなやり取りが有りました。

HOTTER THAN THE SUN!!! WOOOO 
「(大谷選手は)太陽より熱い!!! すごいよ」
というコメントに対し
CAN’T BE ECLIPSED
「日食にもならないしね」 

今日、アメリカでは皆既日食が見られるということで、そのネタが入った返しです。
これじゃ、大谷選手が太陽神みたいですが、もうそれに近いかもしれません。

eclipse は名詞では『(太陽や月の)食』です。total solar eclipse が『皆既日食』です。

動詞では『(天体が他の天体を)食する、覆い隠す』の意味になり、主に受け身の形で使われます。
また、比喩的に『を色あせさせる、影を落とす、光を奪う』のような意味にもなります。
例えば、
His effort has been eclipsed by his brothers talent.
「彼の努力は、彼の兄弟の才能の前に色あせた」
のように使えます。

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upshot は❓―🏹―#つぶやき英単語 2533

(2024.4.8)

upshot って「上に向かって打つ」みたいなスポーツ用語のように見えますが、
これで『結果、結末、結論』の意味だそうです。

in the upshot という表現では、『とどのつまり、結局』の意味になるそうです。

upshot 使ってみましょう。
What was the upshot of the discussion?
「話し合いの結果は?」

In the upshot, both sides must compromise.
「結局のところ、双方の妥協が必要だ。」

このupshotがスポーツ用語みたいだと言いましたが、
これはあながち的外れでもありません。
upshot の語源は、
「最後の一矢」を意味するアーチェリー用語らしいので。

大谷選手の打球音は英語でどう言われてるか❓―⚾―#つぶやき英単語 2532

(2024.4.7)

大谷翔平選手、ホームラン打ち始めました!

それにしても、
大谷選手のホームランの打球音は他と違うと感じている人が多いですね。
そういう英語コメントを集めて訳してみました。

例えば、Xに大谷選手の今シーズン第一号ホームランについて、こんなコメントが出ていました。

The sound off Shohei Ohtani’s bat is just insane
大谷の打球音は本当に狂ってる

他に、大谷選手の第一号ホームラン後のReddit のスレッドでも
バットの音についてのコメントが多くありました。

that sound is addictive, maybe the best bat crack I’ve heard in my life
あの音は中毒性がある。私の人生で聞いた最高の打球音かもしれない。

*crack には『裂け目、割れ目』のような意味も有りますが、(鞭で)パシッと打つ音や、(銃の)パンという発射音の意味にも有ります。大谷選手のホームランの打撃音は、銃の発射音に近いかもしれませんね。ここでは野球なので『打撃音』と訳すことにします。

for real, he didn’t hit this one especially hard but for some reason he always produces the loudest bat cracks
本当に彼は今回特に強く打ったわけではないのに、なぜか彼はいつも最も大きな打球音を出す。

Absolutely thunderous bat crack
全く雷のような打球音

There was an article about it posted in this sub. It’s his bat. Forgot what kind of wood it is.
これに関する記事がこのサブの中に有った。バット(の違い)なんだよ。何という種類の木か忘れたけど。

The bat sounds more “woody“. I know it’s kinda like saying “this wine tastes like grapes” but sometimes it’s applicable…
このバットの音は、より木っぽいね。 「このワインはぶどうの味がする」と言うようなものだが、時にはそれが相応しいことも・・・

bro it’s like a gunshot. i hopped up off my ass
おい、こりゃ銃撃みたいだ。俺、ケツから飛び上がっちまった。

Saw him a few years ago hit 2 HRs at Yankee Stadium and it was easily the loudest ball on bat sound I had ever heard.
数年前に彼がヤンキースタジアムで2本ホームランを打ったのを見たけど、俺が聞いてきたボールとバットが当たる音の中では余裕で一番大きな音だった。

I heard him hit a triple in Colorado and it was nuts loud
彼がコロラドで三塁打を打ったのを聞いたが、くそでかい音だったわ。

That crack was exceptional.
あの打撃音は並外れている

That wasn’t the bat. It was Ohtani exhaling.
あれはバットじゃない。大谷が(あの音を)出しているんだ」

that’s a beautiful sound. i was just listening to it over and over
あれは美しい音だ。何回も繰り返して聞いてた。

As someone who never played baseball I’ve always wondered what makes that sound so different on different hits? Is it the hitters power? Contact with the ball? Timing?
野球をやったことのない私は、いつも不思議に思っていた。打者のパワーなのか? ボールとのコンタクト? タイミングか?

Hitting the sweet spot on the bat makes a different sound
バットのスウィートスポットに当たると違う音が出るんだ。

Always sound that good.
いつもいい音。

was there in person. it sounded like it did on tv. insane crack
現地にいたんだけど、テレビで聞いた通りの音がした。異常な打撃音だ。

Yeah everyone stood up the instant they heard the crack.
イヤー、全員があの打撃音聞いたとたん立ち上がった。

His homers always sound so satisfying off the bat.
彼のホームランはいつも満足感を与えるような打撃音だ。

What the fuck was that sound?
いったい、なんていう音だ。

That sound is truly different lol
あの音は、本当に違う (笑)

That fucking crack 🥲
すげー打撃音。

The sound of that hit startled me a little haha
あの音にちょっと驚いちゃった、ハハ。

That sound off the bat is absolutly scary
あのバットの音、こわっ。

Damn, that sounded beautiful!
くそ、あれは美しい音だ!

Dude his bat cracks are just pure eargasms
彼の打球音はただ純粋に耳の快感だ。

The sound of the bat and the crowd going crazy like it was a playoff game.
How can you not love baseball
あのバットの音と熱狂する観客たち、まるでプレイオフの試合のようだ。
野球を好きにならないはずがない。

THE SOUND IS BACK
あの音が帰ってきた。

Baseball is Back!
いや、野球が帰ってきたんだ!

大谷選手のホームランの打撃音の良さは、言語の壁と関係なく伝わると思います。
(当然、通訳も必要ありません。)

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花の名:golden bell は❓―📷―#つぶやき英単語 2531

(2024.4.6)

golden bell という英語名の花は何でしょうか?

春に咲く黄色い花、『レンギョウ』のことです。
英語では他にも golden bell flower やforsythia の名でも呼ばれるようです。

今日、公園で見かけて写真撮りました。
この季節、桜に目が行きますがレンギョウの黄色もきれいですね。

レンギョウは漢字で書くと連翹。俳句では春の季語として扱われるそうです。

dissident は❓―✊―#つぶやき英単語 2530

(2024.4.5)

dissident は『意見を異にする、反体制の』や『意見を異にする人、反体制派』の意味の単語です。
語源は、「離れて座る」の意味のラテン語だそうです。

Xの投稿でこの単語使われていました。
Hanna Malewska, author, Polish Home Army member, #WarsawUprising soldier, editor-in-chief of the “Znak” publishing house and anti-communist dissident, died #OTD in 1983.
She wrote many historical novels reflecting on philosophical issues, such as freedom or human dignity.
ハンナ・マレフスカ、作家、ポーランド国内軍メンバー、#ワルシャワ蜂起 の兵士、出版社「Znak」の編集長、反共・反体制派、1983年死去。
自由や人間の尊厳といった哲学的問題を反映した歴史小説を多数執筆。

理知的な感じの人ですね。