BCPって何だっけ?-🤔-#つぶやき英単語 1179 

(2020.4.29)

頭文字をとった略語(initialism)というのは便利で多用されていますが、元の言葉を知っていた方がいいですよね。

例えば、BCPというのは Business Continuity Plan あるいは Business Continuity Planningの略語です。

Business=事業、Continuity=継続、Plan=計画ですから、日本語では『事業継続計画』ということになります。

英語での簡単な定義は以下のようになります。

A business continuity plan (BCP) is a plan that describes how a company will continue to function in the event of some kind of emergency, disaster, or incident.

Safeopedia.comでの説明

「事業継続計画(BCP)とは、何らかの緊急事態、災害や事件が発生した場合に、企業がどのように機能を継続していくかを記述した計画です。」

多くの会社が事業継続計画BCPを作って持っているはずで、それに従った対処がされていると思います。ただ、今回のコロナウィルス感染症による危機的状況は想定から外れた部分が多くあるかもしれません。どんな事態にも対応できる実効性のある計画になっているか、そのための体制を普段から整備してきたか、企業の「心がけ」が問われる状況ですね。

1173)contract 2 これは捕まえないと。

つぶやき英単語☆(2020.4.10)

こんな意味もあるのか contract

辞書で見つけた例文 :

Smuggling bosses routinely put out contracts on witness

Oxford Dictionary of English

「密輸のボス達は、目撃者を消すために日常的に殺し屋を雇っている」

😎

contract には、『殺し屋を雇う契約』の意味があるんですね。俗語ですが。

まあ、普通の人はドラマか映画のセリフぐらいしか、こんな使い方のcontract には出会わないんじゃないんでしょうか。ゴルゴ13みたいな。

(実際にこんな意味のcontractが飛び交うような場所には行きたくありません)

😒

ついでの話: この文、Google翻訳だと「密輸ボスが日常的に証人との契約を結ぶ」になっちゃうんですけど。

意味全然違うじゃないの。まだまだだね。

1172)コロナで覚えたcontractの意味

つぶやき英単語1172  (2020.4.9)

contract というと『契約(する)』の意味で馴染みのある単語なんですが、それだけじゃないんです。

⚓️

ニュース記事の見出しで、こんなのがありました。

At least 100 sailors on US aircraft carrier contract COVID-19

by Victoria Gatenby01 Apr 2020 GMT+3

「米空母の乗組員の少なくとも100名が新型コロナウィルス感染症にかかる」

⚓️

contract には『(病気に)かかる』の意味もあるんですね。へえ。

1165)twiddle one’s thumbs って何なの、ヒマなの?

つぶやき英単語1165 (2020.3.29)

COVID-19の流行で、この週末は僕も外出自粛です。(まあ天気も悪いしね。桜咲いてから雪降るって。)

🌸🌸🌸

こういう時こそ辞書ひいて、暇つぶし、いや時間を有効に使って、面白い英単語の一つでも見つけてみようではありませんか。(by 気になる英語調べ隊 Zuka隊長)

❄ ❄ ❄ ❄

twiddle one’s thumbs という言い方があるみたいです。

これは退屈したり手持無沙汰の時のしぐさで

『 (両手の指を 4 本ずつ組んで)親指をくるくる回す 』の意味です。

また、実際に指を回さずとも

『 なにもせずにいる, ぶらぶら時を過ごす』の意味にもなります

twiddle自体 は「もてあそぶ、くるくる回す」の意味です。

twiddle one’s thumbsの使い方はこんな感じです。

He twiddled his thumbs for almost a week while he waited for somebody to set up his computer. (Wiktionary)

これグーグル翻訳で訳すと「誰かが自分のコンピューターをセットアップするのを待つ間、彼は1週間近く親指をいじっていました。」になるんですけど。

実際に彼が1週間近く親指をいじってたわけではないと思うんですよ。

「誰かが自分のコンピューターをセットアップするのを待つ間、彼は1週間近くヒマに過ごした。」ぐらいの訳になるんですかね。

(機械翻訳は便利ですが、現状ではダメな場合があること注意しないとね)

しばらくコロナ対策で外出自粛ムード続くでしょうから、その間の過ごし方を考えないとね。本当に指で遊んでるだけじゃ、もったいない。

1164)seitan って何?

つぶやき英単語1164 (20203.27)

Cambridge dictionary に seitan という単語が出てました。なんか英語らしくない語感ですね。

辞書では、a food made from wheat that is high in protein and that is used in cooking instead of meat: 「小麦から作られるタンパク質豊富な食品で、肉の代わりとして料理に用いられる」と説明されてます。vegetarian御用達ですかね。

🤤

これ日本語の名前も『セイタン』なんだそうです。と言うか、そもそも日本語由来だから!

🇯🇵

セイタンは、マクロビオティック(Macrobiotic)の創始者の桜沢如一氏が命名した日本語由来の名称なのですが、日本国外で普及して後で逆輸入されたんだそうです。で、漢字表記が分からなくなって「セイタン」とカタカナで書くしかなく、物がよく分からない感じで。

結果として『セイタン』正式名なのに、グルテンミートなんていう和製英語名でも呼ばれてるんです。

🇬🇧

日本発で英英辞典に載るほど外国では物も名称も普及しているのに、僕の見た限り国語辞典には出てませんでした。Wikipediaには載ってますけど。

でも、これ僕が知らないだけで、みんな知ってるんですかね。確かに、検索してみると、いろいろ「セイタン」売られてるのは分かりました。美味しいんなら食べてみたいかな。

1163)torch bearer 🔥

つぶやき英単語1163 (2020.3.26)

torch bearer で『聖火ランナー』です。

🔥

bearer は『運搬人』の意味で、トーチを運ぶ人=聖火ランナーということです。

聖火ランナーは、bearer of the flame とも言われるそうです。flame は『炎』ですね。

🔥

bearer の元の bear という動詞は、たった4字の簡単な単語に見えますが、いろんな意味があって、結構曲者です。

例えば、『産む、生む、耐える、負う』身に付ける、もつ』など。で、『運ぶ』の意味もあるんですね。

実は、語源となる古記英語の意味は、この「運ぶ」なんだそうですよ。

🐻

因みに、同じ綴りで『熊』のbear もありますね。これは、別の語源で、茶色の動物的なところから来てるらしいです。

🔥

東京オリンピック、延期が決まりました。まあ聖火リレーも感染症を気にしながらというのでは有り難みも無いので、判断としては妥当だと思いますけど。

1161)これが plaque

つぶやき英単語1161 (2020.3.22)

人や出来事を記念して設置される金属や石で作られた銘板・記念額のことを commemorative plaque あるいは単にplaqueと言います。

下の写真みたいな物です。

これは、毎年の全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会を記念するplaque で、開催地である熊谷ラグビー場に設置されています。

この銘板には出場選手の名前まで出てるんですね。

🏉

当然かもしれませんが、高校でラグビーの全国大会出てる人達ですから、ラグビートップリーグの選手になってる人もいるわけです。

🏉

例えば、埼玉県 深谷高校の出場選手の中に、現在パナソニックワイルドナイツ 所属の山沢拓也選手の名前があります。

🌸

ラグビーファンの方、機会があれば熊谷ラグビー場の壁の Plaquesの出場選手の中に、お気に入りの選手名を探してみるのも一興じゃないでしょうか。

(ポケットサイズの選手名鑑を持っていけば、選手の名前探しやすいかも。今度、やってみます。)

🦷

ついでの情報ですが、plaque には『記念銘板』の他に、『歯垢』の意味もあります。(イメージのギャップ大きい!)

また、plaque のqをgに変えたplague は『厄災、疫病、ペスト』の意味なんで、ご注意を。(紛らわしい上にイメージギャップ大ですね。)

1156 )高所恐怖症は?

つぶやき英単語1156   (2020.3.14)

acrophobia が『高所恐怖症』です。

acro-は「高い、先端」などの意味の接頭辞(prefix)で、phobiaが「恐怖症」です。

acrophobia?

height phobia とか a fear of heights でも高所恐怖症です。

😨

「彼は高所恐怖症だ」と言うなら、He is afraid of heights. も有りです。
heightには「高い所」の意味の加算名詞の使い方が有り、いろんな高い所が怖いので複数形のheights なんですね。high places でも同じ意味になります。

😱

メルブルックス監督の映画 High Anxiety (邦題:新サイコ)には、高所恐怖症の主人公が High Anxiety という歌を歌ってるシーンが有りました。この印象が強くて、僕は長いことhigh anxiety = 高所恐怖症なのかと思ってたんです。

🎞

でも、英辞郎で high anxiety を調べたら、「強い不安」と出てました。高い所限定じゃないんですね。

分かってるつもりの言葉でも、ちょっと「不安」に感じたら、辞書等で調べた方安心!

この言葉、間違ってた僕が言うんだから間違いないです。

1153)痛くないBackdropは?

つぶやき英単語1153   (2020.3.3)

ちょっと前までbackdropといったらプロレス技だと思ってたのは僕です。

先週のIrish Rugbyのtweetで、backdropという単語が使われてたんですけど、明らかにプロレスの話題ではなさそうで。

backdropには『背景幕、背景』の意味があるんですね。

https://twitter.com/IrishRugby/status/1233323918863110145

このtweetは

「カリフォルニアに集まったキャプテンたち

🇺🇸

The iconic Manhattan Beach Pier provided the backdrop for Thursday’s LA Sevens Captain’s Photo

アイコニックなマンハッタンビーチ桟橋が木曜日のLA Sevens のキャプテン集合写真撮影の背景となった。」

この2/29~3/1にLAで行われた7人制ラグビーの大会では、南アフリカが優勝したそうです。

🏉

なんか英文tweetはかなり勉強になるんだすよね。そもそも知らないことが多いから何見てもね。

1147)ホワイトロック選手 ごめんなさい

中央がサム・ホワイトロック選手(2020.1.12の試合で)

つぶやき英単語1147   (2020.2.16)

2/15 ラグビートップリーグ第5節、ともに全勝で迎えた パナソニック ワイルドナイツと東芝ブレイブルーパスの対決が熊谷ラグビー場で行われました。見に行きましたよ。

すごく良い試合で、ワイルドナイツの勝利! 

🎉

この試合でMan of the match に選ばれたのがワイルドナイツのサム・ホワイトロック選手。

身長203㎝、体重 115kg 、顔にはひげを蓄えた迫力ある外見。ニュージーランド代表 All Blacks で117キャップの世界的なラグビー選手です。

🏉

で、今年の正月頃、うちの奥さんとの会話:

奥さん「パナソニックに入ったAll Blacksの大きい人、名前何だっけ?」

僕「ホワイトロック」

奥さん「白岩さんかぁ」

僕「そうだねえ。」

なんか、あの存在感に岩ってのは合ってるなと思って納得してしまったんですよ。まあ、あだ名付けた感じで。

いや、違う違う。

ホワイトロック選手はWhitelock。

岩のrockじゃなくて錠前のlock。RじゃなくてLだから。

開幕戦の直前に気付くまで10日間ぐらい、うちではホワイトロック選手は「白岩さん」ということになってたわけです。

Rookie mistake ! こんな初歩的な間違え・・・。

rとlの区別がつかない 自分の非英語脳が情けないです。

Sam Whitelock選手、ごめんなさい。もう間違えません。

応援してます。

因みにWhitelock選手は、ポジションもlock。

lockはスクラムにガシッと錠をかけるような役割なので、錠前の方のlockから来たポジション名なんですよね。