if anything は? ―🤔―#つぶやき英単語 1401

(2021.8.8)

if が『もしも』で、anything は『何でも、何か』等の意味ですが、
二つを合わせた if anything はどのような意味になるのでしょうか?

if anything というイディオムを辞書で調べると
『どちらかと言うと、むしろ、それどころか、いずれにしても』と出ています。

使い方はこんな感じです。
The pandemic situation has not improved, if anything it has gotten worse.
「パンデミックの状況は改善せず、どちらかというと悪化しています。」

こういう熟語は知っていないと意味を推測するのけっこう難しいので、
初歩的な単語の組み合わせでも侮れないですね。

ta-da は?―🎩―#つぶやき英単語 1400

(2021.8.6)

ta-da とか tada は『じゃじゃーん』っていう感じの間投詞なんですね。
そもそも、ファンファーレの音を模した言葉らしいです。
こんな風に使います。

He tapped his silk hat with his stick and… Ta-da!
A rabbit jumped out of the hat.
「彼がシルクハットをスティックでたたくと、ジャジャーン。
 ウサギがとび出しました。」

東京オリンピックをテレビで見ていた英語圏の方々の間で
ある日本人選手が話題になっていたようです。
短距離走者の多田修平選手です。

中継で胸にローマ字書きの名前をつけた多田選手が映ったわけですが、
向こうの方々には TADA =ジャジャーンなので、
面白い人が入ってきちゃった感じになったわけですね。
(外国の人名が日本人には面白く感じられる場合も有りますから、
当然逆も有ります。)

また、ツイッターなどで出回ったその時の多田選手の写真がちょっと笑顔なので、
本当にジャジャーンと登場したみたいにも見えます。
面白いです。

この件で、多田選手も、ta-daも覚えました。

make-believe は?―😎―#つぶやき英単語 1399

(2021.8.5)

これもオンライン英会話のレッスンで読んだ英文に出ていた単語ですが
make-believe で名詞として『見せかけ、偽り、空想』の意味になるそうです。
また『見せかけの、偽りの、架空の』の意味の形容詞としても使えます。

 His ideal family is actually a make-believe one.
 「彼の理想的な家庭は、実は作りものです。」

そもそもハイフンのない make believe なら
『(~と)見せかける、ふりをする』の意味で、以下のように使います。

Let’s make believe that we are Samurai warriors.
「さむらいごっこをしよう。」

ポイントは、動詞として使われるmake believe を
ハイフンでつなぐと名詞や形容詞になっちゃうとこです。

この前に書いた go-toも形容詞になってましたしね。
ハイフン一つで品詞も変わっちゃうんだから、英語って面白いです。

go-to という形容詞 知ってた?―📚―#つぶやき英単語 1398

(2021.8.1)

go to と言えば、『~に行く』の意味でお馴染みですが、
ハイフンでつないだ go-to は、『望ましい、お気にいりの、(人が)頼りになる』の意味の形容詞になるんですね。 

自作例文です。
  Pudding is my go-to dessert.
「プリンは私のお気に入りのデザートです」

🍮

この単語はオンライン英会話のレッスンで出てきて知ったのですが、
その中では、以下のように使われていました。
 Who is your go-to person?
 「あなたの頼りにしている人は誰ですか?」

🙉

この go-to は、読むなら「へ行く」のgo to と見た目で違うからまだいいとして、
Listening のテストでは同じ音なので、ちょっと紛らわしいと思います。
他の単語も聞き取れていればいいですけど、この単語だけ耳に飛び込んできたら、なんか動詞の方かと思っちゃうかもしれません。
でも、go-to という形容詞があると分かっていれば、周りの単語も含めて聞き取れる可能性が増えるのでは?
何にしても、知ってて損はないでしょう。

confident と confidant ―😤―#つぶやき英単語 1397

(2021.7.30)

オンライン英会話のレッスンで、
教材のエッセイの題を CONFIDENT だと思って読んでいたのですが、
実はCONFIDANTだったということがありました。

😤

e と a の一字違いで、
confident (発音 kάnfədnt)は『確信して、自信に満ちた』の意味の形容詞。
confidant (発音 kάnfəd`ænt)は『(秘密を打ち明けられるような)腹心の友、親友』の意味の名詞です。

古くは、confident には、現在のconfidant と同じ意味の名詞としての用法もあったらしく、兄弟同士みたいな関係なわけです。

🙈

まあ、ちょっと紛らわしいですよね。
でもまあ、僕としては confident は分かってたわけなので、
confidant もついでに覚えれば、合わせ技一本じゃないですか。
(東京オリンピックの柔道がんばってますね。)

てなことで、両方入れた自作英文です。
I am confident that he is my confidant who will keep the secret.
「彼はその秘密を守ってくれる親友だと確信しています。」

全知全能は英語で何?―👼―#つぶやき英単語 1396

(2021.7.25)

『全知全能』は、omniscience and omnipotence だそうです。

omni-はallの意味のラテン語を語源とする接頭語で、
『全』や『総』ということになります。

omniscienceの science は、ラテン語 scientia (=knowledge)に由来して、『知識、知ること』を表しています。だから、amniscience は「すべてを知っていること=全知」となります。
因みに、science 単独では『科学』などの意味で日常使われているわけですが、この発音は「サイエンス sάɪəns」ですよね。
でも、omniscience だと「アムニシェンス ɑmníʃəns」でscience の部分はシェンスです。
良心の意味の conscience も「カンシェンス kάnʃən」ですから、同じ感じです。

💮

potence の方ですが、この語源はラテン語のpotentia(=power)やpotens (=powerful)と考えられ、『強力な状態、能力』などを意味します。
なので、omnipotence は『全能』になるわけですね。

自作例文です。
Some people believed in God’s omniscience and omnipotence.
「ある人々は、神が全知全能であることを信じていた。」

ついでに言うと『全知全能の』なら、omniscient and omnipotent になります。

Some people believed in an omniscient and omnipotent God.
「ある人々は、全知全能の神を信じていた。」

あまり日常的に使う言葉じゃないですが、
アニメを見ていたら omnipotent という言葉が使われていました。
どこにでも学びの種はころがっているってことですね。

be caught off guard は?―👮―#つぶやき英単語 1394

(2021.7.22)

オンライン英会話のレッスンで、be caught off guard という表現が出てきました。
これで『(予期せぬことに)驚かされる』の意味になるんですね。
例えば
 I was caught off guard by the unexpected appearance of my ex-girl friend.
「私は予想もしなかった元カノの登場に仰天した。」

のように使えます。
(こんなことを言う場面には出会いたくないですが・・・)

🙀

be caught off guard には 『不意を突かれる、油断に付け込まれる』の意味も有ります。そもそも off guard が『油断して、警戒を怠って』という意味なんですね。

また、be caught off guard は、be の代わりにget でもほぼ同様な意味になるようです。
be より get の方がダイナミックな感じかもしれませんが。

We got caught off guard by the enemy and defeated.
「私たちは敵に油断して敗北した。」

何事も油断大敵です。
サッカーでも、感染症対策でもね。

2番目の second を動詞で使うと?―✌―#つぶやき英単語 1393

(2021.7.18)

『第2の』のsecond には動詞も有って、『賛成する』の意味になるんですね。
一番目の人の意見に従う感じでしょうか。

オンライン英会話 Bizmates のYoutube 動画で
 I second that.  「賛成です」
という表現が使われてて、覚えました。

そもそも、second の語源は「後に従う」の意味のラテン語だそうですから、
賛成するのsecond が元の意味に近いのかもしれません。

throw a tantrum は?―🏀―#つぶやき英単語 1392

(2021.7.17)

throw の基本的な意味が『投げる』というのはいいとして、世の中、何を投げるかで意味合いがずいぶん変わってくるものです。

throw a tantrumという表現で、
目的語の tantrum はボールとか物理的に投げれそうなもんじゃありません。
tantrum は『かんしゃく』ですから。

で、throw a tantrumの意味は何かというと、
『駄々をこねる、かんしゃくを起こす、むかっ腹を立てる』です。
だいたい駄々っ子や短気な人のケースで使われるようです。

これ、throw の代わりに動詞として have を使って、have a tantrum としても
同様の意味になるようです。

でも、なんかイメージとしては、throw の方が
自分の不機嫌・不満を周囲に投げっぱなす感じで表現として「面白い」と思います。

😭

In the past, we used to see children throwing tantrums in front of toy stores.
「昔はおもちゃ屋の前で駄々をこねる子供がよくいたものです。」
本当です。

英語で格言・ことわざは?―👉―#つぶやき英単語 1389

(2021.7.12)

格言、ことわざ、金言に当たる英単語は、いくつか有ります。
proverb, maxim, saying, adage, ……..

Oxford dictionaryによる説明はこんな感じです。
proverb :
A short pithy saying in general use, stating a general truth or piece of advice. 
一般的に使われる含蓄のある簡潔な言葉で、一般的な真実やアドバイスを述べたもの

maxim:
A short, pithy statement expressing a general truth or rule of conduct.
一般的な真理や行動のルールを表現した短くて含蓄のある文

saying:
A short, pithy expression that generally contains advice or wisdom.
一般的にアドバイスや知恵を含んだ短くて含蓄のある表現

adage:
A proverb or short statement expressing a general truth.
一般的な真理を表現したことわざや短い文

正直、意味の差はよくわからないのですが、まあ似たような意味であることは確かです。

こういう類義語はみんなまとめて覚えてしまえば、その方がお得で、
かえって覚えやすいかもしれません。
Killing two birds with one stone = 一石二鳥ならぬ、
Killing four birds with one stone = 一石四鳥じゃないでしょうか。