英語で「同位元素」は❓―📚―#つぶやき英単語 2215

(2023.12.14)

原子番号が同じで質量数が違う原子のことを『同位体』や『同位元素』と言いますが、これを英語では isotope と言います。

The Free Dictionary でのisotope の説明は、
one of two or more atoms with the same atomic number that contain different numbers of neutrons
「原子番号が同じで、中性子の数が異なる2つ以上の原子のうちの1つ」
となっていました。

また、『放射性同位元素』は radioactive isotope になります。

使ってみましょう。
Objects containing organic material can be dated by radiocarbon dating using the properties of 14C, a radioactive isotope of carbon.
「有機物を含む物体の年代は、炭素の放射性同位体である14Cの特性を利用した放射性炭素年代測定によって知ることができます。」

科学って教わるから分かりますけど、原子とか中性子とか同位元素とか、
自分の目と頭でこういうことを考えつくというのは大変なことですね。
科学を切り開いた先人たちの功績には敬意を払うべきでしょう。

大谷選手の契約で話題の「ぜいたく税」の英語は❓―⚾―#つぶやき英単語 2214

(2023.12.13)

『ぜいたく税』を辞書で引くとluxury tax と出てきます。
これは一般には、
贅沢とみなされる物品やサービスにかけられる税のことを指します。

野球のメジャーリーグの『ぜいたく税』は
「選手に支払う年俸総額がしきい値を超えるチームに課される税」のことで、
これも英語でluxury tax と言われます。
ただ、この正式名称は Competitive Balance Tax (CBT) =『戦力均衡税』だそうです。
(competitive は『競争の、競争的な』ですね。)

大谷選手がドジャース入りすることになり、大幅な給料後払いを含む契約にしたのが話題になっていますね。
この契約内容は、ぜいたく税の点でドジャースに有利になるので、他にチームのファンから批判的な声も出ているようです。

And does MLB really not care this is a major league luxury tax avoidance plan?
「そしてMLBは本当にこれがメジャーリーグのぜいたく税の回避策になることを気にしないのだろうか?」とか。

まあ、大谷選手は強いチームメイトを得て優勝したいわけですから、
ルール内でやることを批判するのはどうかと思いますけど。

ワイルドナイツ:「滑り出しは好調」の英語―🏉―#つぶやき英単語 2211

(2023.12.10)

『滑り出しが良い、幸先のいいスタートを切る』は、
英語では get off to a good start のように言うことができます。

今日、埼玉パナソニックワイルドナイツのラグビーのシーズン開幕試合を見てきたのですが、まさにそんな感じでした。

Japan Rugby League One has begun, Saitama Wild Knights won their first game against Yokohama Eagles by a score of 53-12.
The Wild Knights get off to a good start in the new season.
「ジャパンラグビーリーグワンが開幕し、
埼玉ワイルドナイツは横浜イーグルスとの初戦を53-12のスコアで快勝しました。
ワイルドナイツ、新しいシーズンの滑り出しは好調です。」

今年もワイルドナイツを応援したいと思います。

「三人寄れば文殊の知恵」に似た英語表現―👪―#つぶやき英単語 2201

(2023.12.1)

「三人寄れば文殊の知恵」とは「凡人でも三人集まって相談すれば、思いがけないよい知恵が浮かんでくる」という意味の諺ですね。
ここで、文殊は知恵をつかさどる菩薩のことです。

オンライン英会話のレッスンで
先生に日本語の「三人寄れば文殊の知恵」の意味を説明したら、
英語では Two heads are better than one. が同じような意味と
言われました。
「二つの頭は一つよりも良い」ということでしょうか。

英語では文殊とかが出てくるわけではないのですが、
確かに、複数人で協力すれば、いい知恵が出るという趣旨は同じですね。

まあ、どこの国でも人間は同じようなものなので、他の国で似たような諺があっても不思議ではないと思います。

英語で「ニホンカモシカ」は❓―🦌―#つぶやき英単語 2200

(2023.11.30)

『ニホンカモシカ』は英語で Japanese serow だそうです。

ニュースの記事で見かけました。

Yamagata Shinkansen Suspended after Collision with Japanese Serow
「山形新幹線がニホンカモシカとの衝突で運転見合わせ」

お互い、ぶつかりたくないはずですが・・・。

英語で「森林浴」は❓―🌳―#つぶやき英単語 2199

(2023.11.29)

『森林浴』は英語で forest bathing です。
そのままな感じの訳ですね。

実は、森林浴は日本で作られた言葉で、英語の方がそれを訳したものなんです。

Wikipediaによると
日本語の森林浴は、1982年に林野庁長官だった秋山智英さんが新聞紙上で「森林浴構想」を提唱したことで生まれたとされています。
英語の Forest-bathing は、2007年に日本医科大学のチームがShinrin-yoku という言葉とともに論文の中で命名し定義したものとのこと。

forest bathing は Oxfordとか一般的な英英事典にはまだ載っていないみたいですが、
アウトドアが好きな人や健康志向の人は知っている言葉なのだと思います。

なんか、forest bathing で免疫力も上がるという研究も有るそうですし、
単純に自然の中でリラックスするのはいいと思います。
そこまで大げさじゃなくても、近所の公園に行くだけでも気持がいいですから。

(このforest bathing という言葉は、オンライン英会話 Bizmates のレッスンで覚えました。)

「えら」や「えらが張る」の英語は❓―🐡―#つぶやき英単語 2196

(2023.11.27)

魚の『えら(鰓)』は英語では gills です。
(単数形はgillですが、通常複数形で用いられるそうです)

Collins の辞書サイトでの説明では
Gills are the organs on the sides of fish and other water creatures through which they breathe.
「えら(Gills)は、魚やその他の水生生物の側面にある、呼吸をするための器官である」
となっています。

人の顔についても『えらが張っている』と言いますが、
これは英語ではgillではなくて、square-jawed になるようです。
「四角いあごの」的なことですね。

まあ、えらというけど、人間の場合はあそこで呼吸できるわけではないですもんね。

「乳糖不耐症」の英語は❓―🥛―#つぶやき英単語 2191

(2023.11.23)

『乳糖不耐症』は、英語では lactose intolerance と言います。
lactose が『乳糖』で、この場合の intolerance は『不耐症』ですから、
そのままな感じですね。
(医療以外では、intolerance は『耐えられないこと、狭量、不寛容』等の意味です。)

THE FREE DICTIONARYでの英語の説明では
lactose intolerance – congenital disorder consisting of an inability to digest milk and milk products; absence or deficiency of lactase results in an inability to hydrolyze lactose
「乳糖不耐症 – 牛乳および乳製品を消化できない先天性疾患。ラクターゼの欠如または欠乏により、乳糖を加水分解できない。」となっていました。

lactaseは『ラクターゼ、乳糖分解酵素』です。

今日、牛乳飲んだらおなかの具合が・・・。
ラクターゼが足りないのか?

英語で「口をとがらす」は❓―😗―#つぶやき英単語 2187

(2023.11.19)

何か不満がある顔つきをすることを『口をとがらす』と言いますが、
英語では pout という動詞がこの意味になります。
この pout は『ふくれっつらをする』や『すねる』のようにも訳されます。
(名詞として『口をとがらすこと、ふくれっつら』の意味にもなります。)

CollinsのThesaurusでのpout の定義
to thrust out (the lips) sullenly or provocatively
「不機嫌に、あるいは挑発的に(唇を)突き出す」
のようになっていました。

使ってみましょう。
She pouted like a child as she couldn’t convince her brother well.
「彼女は兄をうまく説得できず、子供のように口をとがらせた」

口をとがらすのが不満を表す表情になるのは、
日本でも英語の国でも同じなんですね。
これは、どこでも共通したものなんでしょうか?

「木を見て森を見ず」の英語は❓―🌳―#つぶやき英単語 2186

(2023.11.18)

「木を見て森を見ず」に当たる英語表現は、
can’t see the forest for trees だそうです。
(オンライン英会話 Bizmates のDiscover Lesson で出てきました)

THE FREE DICTIONARYの説明によると、can’t see the forest for treesは
Cannot see, understand, or focus on a situation in its entirety due to being preoccupied with minor details.
「些細なことに気を取られて、状況全体を見たり、理解したり、集中したりすることができない」ということです。

使ってみましょう。
He is so invested in this project that he cannot see the forest for the trees.
「彼はこのプロジェクトに入れ込み過ぎ、木を見て森を見ずになっている」

こういうことありますよね。
成功するには、同時に細部と全体を見る目が必要だと思います。
(It’s easier said than done. 言うは易く行うは難しですが。)