大谷選手のERAは❓-⚾-#つぶやき英単語 1959

(2023.4.12)

大谷翔平投手、ナショナルズに勝利して、今季2勝目!
おめでとうございます。

Reddit のコメントで大谷選手の投球成績についてこんな風に書いてありました。
0.47 ERA in 19 innings on the season, given up 2 or fewer runs in his last 10 starts (franchise record). Also has given up 2 or fewer in 32 of 34 starts at Angel Stadium. He has the second lowest home ERA of all time trailing only Jose Fernandez
今季は19イニングで防御率0.47、過去10先発で2失点以下(フランチャイズ記録)。また、エンゼルスタジアムでは34試合中32試合で2失点以下となっている。ホセ・フェルナンデスに次いで、歴代2番目に低いホーム防御率を記録ている。

ERA は、Earned Run Aaverage の略で、『防御率』の事です。
ここで earned run は『自責点』です。

Merriam-Webster の説明では
earned run average
:the average number of earned runs per game scored against a pitcher in baseball determined by dividing the total of earned runs scored against him by the total number of innings pitched and multiplying by nine
「earned run average 防御率:
野球で、ある投手に対して取られた自責点の合計を総投球イニング数で割って9をかけることで求められる1試合あたりの平均自責点数」
だそうです。

せっかくなので、ERAとか使ってみましょう。
“What is Otani’s current earned-run average?”
“He has a 0.47 ERA in 19 innings of pitching.”
「大谷投手の現在の防御率は?」
「19イニングの投球で防御率0.47です。」

やっぱりすごいですね。



千賀投手のお化けフォーク=ghost forkへの英語コメント拾い食い-👻-#つぶやき英単語 1953

(2023.4.6)

先日、千賀滉大投手がMLBで初勝利を挙げ、
その持ち球のフォークボール、通称「お化けフォーク」がアメリカでもgohst fork として話題になっているようです。
なんか落ち方が、他の人のフォークと違う感じですね。

Redditでのコメント
That ghost fork is going to be a MAJOR problem.
「あのゴーストフォークはメジャーな問題になりつつある」
    (MAJOR が「主要な」とMAJOR LEAGUE Baseball をかけてるんですね。)
Just don’t swing. Problem solved.
「振らなきゃいいだけ。これで問題解決。」
Or just don’t believe in ghost
「それか、ゴーストを信じなきゃいいだけ。」
とか、やり取りがあって面白いです。

The movement on that last strikeout was beyond unfair.
「最後の三振とったボールの動きは卑怯すぎる」

bruh wtf is a ghost forkball? How does anyone ever make contact on this dude?
「ゴーストフォークってマジかよ。あんなのどうやったら当てられるんだ?」

I am IN LOVE with that fork!!! Oh my god its disgusting!
「あのフォークに惚れる‼ なんてえぐい!」

Ghost fork is absolutely nasty
「ゴーストフォークはえぐい」

Cannot wait to see more of him this season
「このシーズンもっと彼の活躍を見るの待ちきれない」
僕もです。

Twitter では千賀選手のグローブのデザインが話題に。
KODAI SENGA GHOST FORK GLOVE ALERT
👻 🍴
「千賀滉大のゴーストフォークグローブ警報 👻 🍴」

ゴーストフォークのグッズが売れそうですね。👻 🍴

juggleは❓-🎪-#つぶやき英単語 1952

(2023.4.5)

動詞のjuggle には、もちろん
『ジャグリング(ボールやナイフなどを空中で扱う曲芸)をする』の意味があります。

「彼はボール4個でジャグリングできる」は、
自動詞: He can juggle with four balls.
他動詞: He can juggle four balls
のように表せます。

ただ、juggle は他の意味で使われる場合も有ります。

例えば、juggle は
『(複数の仕事などを)巧みに処理する、上手に扱う』の意味にもなります。
たぶん、ジャグリングのように次から次へと仕事をこなしていくイメージなのでしょう。例文)He is juggles the two roles of artist and manager.
「彼はアーティストと経営者という二つの役割を両立している」

また、juggle は『(数字・事実などを)ごまかす』の意味にもなります。
例文)He juggled the figures concerning his income.
「彼は収入に関する数字をごまかした」

また、juggle は野球で『(ボールを)あぶなっかしい手つきでとる、お手玉する』の意味でも使われます。これはジャッグルとしてカタカナ語にもなっていますね。


「彼らに脱帽だ」は?-⚾-#つぶやき英単語 1950

(2023.4.3)

また、WBCの話です。
大谷投手に三振を取られた日本戦後のMike Trout 選手のインタビューで、
「第一ラウンドは大谷の勝ち」と言った後に、
Hats off to them guys over there.
「向こうの彼ら(日本チーム)に脱帽だ」とも言ってました。

この hats off to は、『(人)に脱帽で』という意味です。

実は前にも hats off to について書いていました。
関連投稿:英語で「脱帽だ」は?

この前回の内容は、これも大打者のプホルス選手が「大谷選手に脱帽」と言った話を書いたものでした。

トラウト選手とプホルス選手に「脱帽」と言わせるなんて
大谷翔平選手、すごすぎます。
脱帽です。

大谷選手について Let that sink in! -⚾-#つぶやき英単語 1949

(2023.4.2)

Let that sink in という表現を大谷翔平選手についてのTweetで見かけました。

sink in には『~に沈む、くぼむ、浸透する』という意味の他に、
少し比喩的な『身に染みる、十分に理解される』という意味があるそうです。

なので、Let that sink in は「それをじっくり理解しよう」」というような意味になります。

そのTweet は以下のようなものでした。

”NOBODY ELSE HIT A BALL HARDER OR THREW A PITCH HARDER THAN SHOHEI OHTANI DID, THE ENTIRE WBC

LET THAT SINK IN

” OR HIT A BALL FARTHER!!!!!!! “

「WBC全体で、大谷翔平より強い球を打ち、強い球を投げた選手はにいない。

このことをじっくり理解してみよう。」

「より遠くに打球を飛ばした選手もね !!!!!!」


大谷選手のことを英語で検索すると、英語表現も覚えられて何度でも楽しめる感じです。

laudable は❓-👏-#つぶやき英単語 1945

(2023.3.29)

laudable は『称賛に値する、あっぱれな』の意味の形容詞です。
オンライン英会話のレッスンで習いました。

たとえば
Saving a child at the scene of a fire was a laudable act.
「火災現場で子供を助けたことは称賛に値する行為だった。}
のように使えます。

この関連語としては、『ほめたたえる、賛美する』の意味の laud という動詞があります。
語源は「ほめる」の意味のラテン語だそうです。
研究社の新英和中辞典の注釈では、laud は「主に新聞用語として用いられる」のだそうです。

確かに、ニュース記事で laud 使われてるみたいです。

1,200 Fans Laud Samurai Japan at Narita Airport
「1200人のファンが成田空港で侍ジャパンをたたえた」

I think the performance of Samurai Japan in WBC is really laudable.
WBCでの侍ジャパンの戦いぶりは本当に称賛に値すると思います。

WBC: 大谷選手のスピーチ-⚾-#つぶやき英単語 1938

(2023.3.23)

アメリカとのWBC決勝戦前の大谷選手のスピーチが英訳されて、アメリカのニュース記事でも取り上げられたようです。

“Let’s stop admiring them. … If you admire them, you can’t surpass them. We came here to surpass them, to reach the top. For one day, let’s throw away our admiration for them and just think about winning.”

これを訳すと
「彼らを憧れるのをやめましょう。…… 憧れてしまっては彼らを超えられない。僕らは今日超えるために、トップになるために来た。今日一日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけ考えていきましょう。」

大谷選手のオリジナルのスピーチでは、トラウトなど憧れの対象になる選手の名前も出ていました。
英訳の方が簡潔になっていますが、これでも士気を高めるに十分な内容であることがよく分かります。

このスピーチのすごいところは、アメリカの選手たちを尊敬していることが前提になっていて、それでも試合の時はその気持ちを捨てて試合に集中することを促しているところですね。これ、アメリカの人が聞いても悪い気がしないと思うし、野球に向かい合う態度に感心するしかない感じです。

大谷選手の圧倒的な主人公感は、ちょっと信じられないレベルです。

追記 大谷選手のスピーチ 英訳
“Just one thing – let’s stop admiring them. Goldschmidt is at first, you’ll see Mike Trout at center, and Mookie Betts in the outfield. If you play baseball, you’ve surely heard of all these players. But for today, let’s put aside our admiration for them because you can’t surpass them if you admire them. We have come here to surpass them, to reach the top – so just for today, let’s set aside our admiration and only think of winning. Let’s go!!!”

WBC決勝:Storybook ending-⚾-#つぶやき英単語 1937

(2023.3.22)

WBC決勝戦すごかったですね。
特に大谷 vsトラウトのエンディングは、アニメかなんかですか?

この試合を英語記事の見出しで何と表現しているか、拾ってみました。

Fox News
STORYBOOK ENDING: Japan won its third World Baseball Classic, taking down the United States, 3-2.
「物語のような結末:日本が3-2でアメリカを下して、3度目のワールドベースボールクラッシック優勝」

YAHOO!SPORTS
Baseball Gods Delivered Dream Ohtani-Trout Matchup in WBC Final
「野球の神様が WBC決勝で夢の大谷-トラウト戦を実現した」

REUTERS
WBC win the best moment of my life, says Japan’s Ohtani
「WBC優勝は人生最高の瞬間と語る日本代表の大谷選手」

USA TODAY
‘He won Round 1:’ Shohei Ohtani vs. Mike Trout gave World Baseball Classic the storybook ending it deserved
「1ラウンド目は彼の勝ち:大谷翔平 と マイクトラウトの対決が、ワールドベースボールクラシックにふさわしい物語のような結末をもたらした」
   「1ラウンド目は彼の勝ち」はトラウトのせりふらしいです。

こういうのを storybook ending と言うのですね。
覚えました。



WBC準決勝:What a game!!! 英語コメント拾い読み-⚾-#つぶやき英単語 1936

(2023.3.21)

本日、WBC準決勝で日本チームがメキシコに逆転サヨナラ勝ち! 🎉
これを英語でどう表現してるか、拾い読みしてみました。 

What a comeback victory for Team Japan!
「日本チームのなんという逆転勝利!」
  感嘆文(=exclamatory sentence) ですね。
  comeback victory (win) は『逆転勝利』で、 come-from-behind victory でも同様の意味になります。

Redditから
Murakami walks off Mexico as Murakami drives in the winning runs to send Japan to the finals!  
「村上が決勝点を挙げメキシコにサヨナラ勝ち、日本が決勝進出」
   walk-off が『サヨナラゲーム』ですが、この文では動詞で使ってますね。
What a game!!!!!
WBC is the fucking shit. I am loving this.
「なんて試合だ!!!!!
 WBC はくそヤバイ。大好きだ。」

FOX SPORTS の記事から
JAPAN STUNS MEXICO IN WBC SEMIFINAL, WILL FACE USA FOR TITLE
「WBC準決勝で日本がメキシコを撃破、米国と王座決定戦へ」
メキシコのBenji Gil監督のコメント
Neither team deserved to lose, but someone had to win.
I think that Japan moves on, but the world of baseball won today.
「どちらのチームも敗北に値しなかったが、どちらかが勝つのは必然。」
「日本が次に進むことになる。しかし今日は野球界全体が勝利したのだと思う。」

これもreddit でのコメント
“This was the greatest game of baseball ever played”
「史上最高の野球の試合だった」
WHAT KIND OF ANIME-ASS ENDING WAS THIS
「なんてアニメみたいな終わり方!」
USA vs. Japan is going to be fun.
「アメリカ対日本は面白くなりそう」
OHTANI VS TROUT!!!!
「大谷 vs トラウト!!!!」

決勝戦、明日って・・・。
明日も休日にしてくれないかな。


もうすぐWBCのセミファイナルなので、semiで始まる単語いろいろ―⚾-#つぶやき英単語 1935

(2023.3.20)

ワールドベースボールクラシック(WBC)も佳境に入って、
もうすぐ「日本vsメキシコ」の準決勝=semifinal、略してsemiです。

なので、侍ジャパンの勝利を祈りつつ
semi-と言う接頭辞(prefix)がつく英単語をチャックしてみましょう!^

semi-は、漢字の「半」と同じような意味と考えられ、
これがつく英単語の日本語訳の多くには「半」がついています。

semicircle 半円
semicircular canal 半規管 →三半規管
semiconductor 半導体
semidiameter 半径 (=radius)
semigovernmental 半官
semisolid 半固体の
semitone 半音
semitransparent 半透明の
semivowel 半母音
など

ただ、訳語で「準」「亜」がつくものもあります。
semifinal  準決勝
semitropical 亜熱帯

他に、「半ば、やや」で表される訳語や、
「セミ」のついたカタカナ語になっているものも有ります。
「少ししか~できない、不完全な」のような意味の訳語も見られます。
semideveloped 開発半ばの
semiretired 半ば引退した
semirural 半ば田舎の
semiformal やや格式ばった、セミフォーマル
semiprofessional セミプロの
semisweet セミスイート、甘さをおさえた
semiliterate 読み書きが少ししかできない
など

また頻度を表す単語で
「~に2回」や「半~に1回」のように訳されるものが有ります。
semidaily  1日に2回の
semiweekly 週2回の
semimonthly 半月ごとの、月2回の
semiannual 半年ごとの、年2回の
semicentennial 50周年の、50年に1度の
など

最後にご注意を。
形としてsemi で始まる単語でも、「半」の意味の接頭辞semi-がついているわけではない場合も有ります。
例えば
seminar  セミナー
semiotics 記号学、症候学
Semitism セム風
など

WBCで日本チームには、ここまで来たら頂点を目指してほしいと思います。
がんばれ。