つぶやき英単語354 (2015.8.2)
『蚊取り線香』は、和英辞典にちゃんと載ってます。
🍥
あの渦巻きのやつ、mosquito coil と言うんですね。
「蚊 + グルグル巻いたもの」ですから、見た目にあったネーミング。
🍥
あれ、グルグルの形の蚊取り線香は
KINCHO(大日本除虫菊株式会社)が元祖なんですよ。
あの形は大発明だと思うんですけどね。
つぶやき英単語354 (2015.8.2)
『蚊取り線香』は、和英辞典にちゃんと載ってます。
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あの渦巻きのやつ、mosquito coil と言うんですね。
「蚊 + グルグル巻いたもの」ですから、見た目にあったネーミング。
🍥
あれ、グルグルの形の蚊取り線香は
KINCHO(大日本除虫菊株式会社)が元祖なんですよ。
あの形は大発明だと思うんですけどね。
(2015.6.6)
英語で「玉にきず」に当る表現、ご存知ですか?
辞書に二つ出てました。
① flaw in the crystal
「水晶のきず」 だからイメージそのままですね。
② fly in the ointment
ointment は 軟膏 なので、「軟膏の中のハエ」⁈
これはどうなんだろう。
塗り薬の中に死んだハエ・・・いや生きたハエでも・・
「玉にきず」すぎるのでは。
(2015.5.29)
電車の集電器はなぜパンタグラフ❓
🚋
電車の上についてる菱形とかの奴。
架線から電気を取り入れる装置で、パンタグラフ ( pantograph )と呼ばれてますね。
📐
語源は「すべてを描くもの」の意味のギリシャ語だそうです。
実は、原図をなぞって拡大・縮小した図が描ける製図用具 pantograph が先にあったんです。
この道具のように、菱形で伸び縮みする構造を指して pantograph と呼んでいるのだと思います。
🔷
今、新幹線に乗っていますので、pantograph には本当にお世話になってる感じです。
(2014.12.18)
『絶対零度』を英語で言うと
absolute zero
(ちょっとカッコイイかも)
温度って、なんか下限が有るんですよね。
熱力学とかの基本になる概念なので
理系の学生さんは内容を説明できるようにしておいたら
いいのではないでしょうか。
なんなら英語で。
(2014.11.3)
pure culture は『純粋培養』だそうです。
culture には『文化』の他に『栽培、培養』の意味が有るんですね。
culture of cotton なら「綿花の栽培」です。
動詞のcultureも有って
culture bacteria なら「細菌を培養する」です。
culture は「耕作」の意味のラテン語から来た言葉なので、栽培や培養は本来の意味に近いと言えますね。
(2014.10.30)
ナトリウム は化学記号ではNaですが、英語では普通 sodiumです。
塩化ナトリウムは sodium chloride になります。
カリウム K は、pottasium ですね。
ドイツ語でナトリウム、カルシウムは、Natrium、Kalium だそうです。
こちらは元素記号に合ってるんですね。
鉄も元素記号Feで英語ではironですし、
こういう元素記号と英語名がずれている場合があるので要注意です。
(2014.10.11)
LED エルイーディーは、Light-Emitting Diodeの略です。
光を放出するダイオード、つまり発光ダイオードのことですね。
青色発光ダイオードは、
blue LED、blue light-emitting diode です。
青色発光ダイオードと言えば、祝ノーベル賞受賞ということで。時事ネタです。
追記
2014年のノーベル物理学賞は、高効率の青色発光ダイオード(blue LED)を発明した赤﨑勇教授、天野浩教授、中村修二教授が受賞されています。
(2014.9.16)
レーザー laser は、割と身近な言葉になってますね。
でも、これは省略語なので、本来の言葉が分からないと知っていることにならない気がします。
laser は
Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation
「輻射の誘導放出による光の増幅」
を略した頭字語(acronym)です。
残念ながら、僕には技術的な内容を説明することができないので、興味のある方は自習してください。
そうでない方も、元の言葉をすっと言えるように覚えておけば、
プチ理系っぽい自己満足は得られるかもしれません。
(2014.7.19)
動物の子供の英語名にもいろいろありますが、
ブタは pig で、子ブタは piglet です。
だから、
クマのプーさん Winnie the Pooh の友達の Piglet は、
「こぶた」という名前の子ブタなんですね。
ところで、pig iron という言葉を知っていますか?
日本語で『銑鉄』、まあ鉄の一種と思ってください。
では、何でpig iron なんでしょうか?
銑鉄の伝統的な製法では、枝分かれした砂型に溶けた銑鉄を流しこんで、
複数の塊を同時に作っていたそうです。
その銑鉄の塊が複数つながっている様子が、子ブタたち piglets が並んで乳を吸っているようだから、pig iron と呼ばれるようになったそうです。
🐖 🐖 🐖 🐖 🐖
この言葉ができた頃は、まだ鉄製品を作る工業と、豚を飼育するような農業とが、もっと近しい関係にあったのかもしれません。
pig iron は技術用語なのに、なんか牧歌的な感じがしますもんね。
(2014.6.16)
「動詞 lead の過去・過去分詞は?」との問いに、led と答えた方、正解です。
実は、leaded と答えた方も正解なはずです。
確かに『導く』の意味の lead の過去分詞は、学校でも習うように led です。
不規則変化ですね。
ただ、lead には『鉛』って意味もあるんです。(発音はリードじゃなくてレッドですが)
で、この名詞のlead の関連で『鉛をはる、鉛を入れる』の意味の動詞のleadもあるんです。
なんか話が見えてきましたか?
この鉛をはるとかの意味の動詞は規則変化で、過去・過去分詞がleaded なわけですよ。
(発音はレデッドに近い感じです。)
この過去分詞が形容詞ともなるので、例えば
leaded gasoline なら『有鉛ガソリン』です。(こんなガソリン、今は滅多に使われてないと思いますが。)
ですから、普通の試験なら lead – led – led でいいのですけれど
ひっかけクイズなら leaded という単語も出てくるかもしれません。