つぶやき英単語1016 (2019.5.19)
black sheep は❓
文字通り『黒い羊』ですが、
『(組織や家族の中の) 厄介者、面汚し、持て余し者』の意味にもなります。
👤
NGT48の山口真帆さんたちの卒業公演で、欅坂46の「黒い羊」という曲を歌ったことが話題になってますね。
🐑
周囲と違う「black sheep 的な僕」の独白的な歌詞ですが、
なにかと取り沙汰された状況の中で、
よくこれを歌ったなと思いました。
つぶやき英単語1016 (2019.5.19)
black sheep は❓
文字通り『黒い羊』ですが、
『(組織や家族の中の) 厄介者、面汚し、持て余し者』の意味にもなります。
👤
NGT48の山口真帆さんたちの卒業公演で、欅坂46の「黒い羊」という曲を歌ったことが話題になってますね。
🐑
周囲と違う「black sheep 的な僕」の独白的な歌詞ですが、
なにかと取り沙汰された状況の中で、
よくこれを歌ったなと思いました。
つぶやき英単語1015 (2019.5.19)
waist cincher は❓
👩🏻💻
The most effective waist cinchers on Amazon, according to reviewers
💻
米国Yahooの5/18付けの記事タイトルです。内容は「Amazon にある最も効果的なコルセット」のレビューですね。薄着になってウェストラインが目立つから、今の時期にこういう記事出るんでしょうね。
👗
このwaist cincher は、「ウェストを引き締める、ある種のコルセット」のことのようで、ボディスーツのようなものも含むようです。
動詞のcinch は『締める』の意味があるので、cincher は『締めるもの』です。
📖
そもそも、cinchには『馬の鞍帯(をつける)』の意味があり、語源はスペイン語の「帯」だそうです。
👖
Amazon でwaist cincher を探せば、いろいろ出てくると思いますので、興味のある方はどうぞ。ただ、あんまり無理に締め付けなくてもいいんじゃないでしょうか。
つぶやき英単語1014 (2019.5.18)
英語で『素人考え』は❓
🗣
英辞郎には
lay opinion 、layman’s view (idea)と出ています。
📚
lay opinion の lay は『素人の』の意味の形容詞です。
layman’s view (idea)のlayman は『素人、門外漢』です。
👉🏼
このlay には元に『(聖職者に対して)平信徒の、俗人の』の意味があり、語源は「人民の」の意味のギリシャ語だそうです。
😮
lay は『横たえる、置く』など動詞としての使い方が身近ですが、これと『素人の』のlayは語源も違うようです。
最初は中学校で習うレベルの単語なんですが、いろいろな意味・使い方があるんで、こういうの面白いというか、やっかいというか・・・。
つぶやき英単語1013 (2019.5.17)
hand and foot は❓
🤚🏼
hand and foot には
『手足となって、忠実に、まめまめしく』の意味があります。
副詞として以下のように使います。
Ranmaru worked for Nobunaga hand and foot.
「蘭丸は信長のため忠実に働いた。」
🦶🏼
また、『手足もろとも』の意味で、
Ranmaru bound Nobunaga hand and foot.
「蘭丸は信長の手足を縛り上げた。」
のようにも使われます。
🙇🏻♂️
(例文の個人名は実在の人物とは関係ありません。)
つぶやき英単語1012 (2019.5.16)
empty the tank は❓
直訳なら「タンクを空にする」ですけど『最大限の努力をする、とことんまで頑張る』の例えです。
🇬🇧
スポーツ報知の5/11のサッカーの記事で見たのですが、
Leicester から退団する岡崎慎司選手に対して監督から送られた賛辞の中に
「岡崎はまさにタンクを空っぽにする男」
という表現がありました。
原文が見つからなかったのですが、
Okazaki is just the man who empties the tank.
とかでしょうか。
⚽️
「タンクを空っぽにする」と評される人はなかなか居ませんね。そこまでするからこそ、岡崎選手がゴールを決めた時の笑顔は一際チャーミングなのでしょう。
⚽️
この後、岡崎選手がどのチームに入るか分かりませんが、どこに行っても全力プレーを見せてくれると信じています。
つぶやき英単語1011 (2019.5.14)
道端にオレンジ色の花が咲いているのは気づいていましたが、外来種で非常に繁殖力が強い雑草らしいです。
🌿
『ナガミヒナゲシ』、英語ではLong-headed poppy といいます。
芥子坊主と呼ばれる果実が長細いため、「長実」や
long-headed(頭が長い)なのですね。poppyが『ケシ、ポピー』です。
🌱
加えて、一つの芥子坊主から1000以上の種子をばら撒きます。根などに周囲の他の植物の生育を阻害する物質を持つので、他の植物を駆逐して爆発的に増える可能性があるそうです。
🌿
まだ、特定外来生物などに指定はされていないものの、複数の自治体で駆除協力を求めてるらしいです。
花はけっこうキレイなのに、やっかいなものだったんですね。
つぶやき英単語1010 (2019.5.13)
glee は❓
♪
glee club ってあるじゃないですか。『男声合唱団、グリークラブ』と辞書には出てます。男のイメージが強いですが、混声や女声のグリークラブもあるようです。
🎶
本来、glee には『3部かそれ以上の無伴奏合唱曲』の意味があり、それをやるのがglee club だったんでしょう。時を経て、現在の glee club は伴奏も使いますし、より広い意味の合唱団を表しているんですね。
😀
昨日、東京六大学合唱連盟の定期演奏会に行ったんですが、なかなか良かったですよ。人の声がきれいに合わさると、心に響くものがあります。
🤗
glee を辞書で引くと、音楽関係の意味の他に、『大喜び、歓喜』との意味が出ています。
He was filled with glee. 「彼は喜びに満ちていた。」
😄
これならいい感じですが、gleeの訳には『(他人の失敗・不幸を)ほくそ笑むこと』というのもあります。なんか、ちょっと意地悪な言葉にもなりますね。
gleeの語源は「冗談、悪ふざけ」の意味の古語英語だそうです。
つぶやき英単語1009 (2019.5.11)
Yusei Kikuchi apparently used pine tar on brim of his hat
「菊池雄星は明らかに帽子のつばにつけたpine tar を使った」
🇺🇸
これは、NBC Sports の最近のweb記事の見出しです。
🇯🇵
これ、日本の報道では、「松ヤニ」って言ってるんですが、pine tar は単に松ヤニでいいのかが、気になりました。
🌲
『松ヤニ(松脂)』に相当する英語は pine resin で、「マツ科マツ属の木から分泌される天然樹脂」のこと。元来の製法は木に傷をつけて滲み出てくるのを集めるものです。成分はテレピン油turpentine とロジン rosinです。これから分離した固形樹脂分 rosin を『松ヤニ』と呼ぶ場合もあります。
⚗
一方、pine tar には『松根タール、パインタール』という訳語があって、「松の木の分解蒸留により得られる暗い色の粘着性の物質」のはず。別物なんじゃないかと思うんですが、rosin成分を多く含むためか、一部では『松ヤニ』という訳も出てました。ややこしいんです。
ただ、今回、rosin とpine tar を区別して考えた方がいいと思うのですよ。
⚾️
野球で使うロジンバッグrosin bagは、ロジン の粉を炭酸マグネシウムなどとともに袋に入れたもの。ピッチャーが、ロジンバッグで素手にロジンを塗ることは認められています。手の水分と合わさって、ベタベタした感じになり滑り止めになるそうです。
🏟
一方、パインタール pine tar は、バットの滑り止めとしてグリップ回りにそれこそベタベタ塗って使います。これをピッチングの際の滑り止めに使ったら、「表向き」はルール違反になります。
👤
菊池投手が帽子を触る癖があり、手についたロジン がつばに付着してたぐらいなら、何の問題もないと思います。
バットに使うようなパインタールを故意に帽子につけ、そこから手に塗っていたならルールから外れる可能性があります。
ただ、どこのチームでも同じようなことやってるらしいので・・・。まあ言うほどの問題にはならないと思うんですが。
つぶやき英単語1008 (2019.5.9)
Australian $50 bill has a typo – and it took for months someone to spot it
「50豪ドル紙幣に誤植 – 見つかるのに数ヶ月」
📰
これ、今日付けのNewsweek のweb記事タイトルです。
この中の typo が 『誤植』の意味です。typographic error (印刷上の間違い)の短縮形ですね。
🇦🇺
去年10月から使用の新50豪ドル札で、責任の意味の「responsibility」を「responsibilty」と間違えて印刷してたそうです。i が足りない!
それで、7ヶ月経って気がついたと。
💴
紙幣には女性政治家のエディス・コーワンさんの顔を入れ、その横に演説文を引用して印刷していたんですが、その中でやらかしました。
ただ、0.2mmぐらいの非常に小さい文字だったんです。だから気が付かなかったのか。(僕には虫眼鏡必要なレベル)
🔎
よりによって「責任 responsibility 」を間違えたってところが皮肉が効いてる感じです。
つぶやき英単語1007 (2019.5.9)
この木何の木、気になる木。
近所の公園に高い木が並んでいて、その実が「小さい松ぼっくりの隙間が少し多いバージョン」なんです。実の大きさは2cmぐらい。
英語名以前に、日本語でも名前分かんなかったんです。(無知なもので)
木の高さは20mくらいか。もっとか。葉っぱは細く別れていて、秋には赤茶色に紅葉します。落葉した後の冬の姿も趣きがあります。
で、調べました。特徴から、メタセコイア Metasequoiaと思われます。
和名は『アケボノスギ』、英名はdawn redwood というそうです。
dawnは『夜明け、曙(あけぼの)』で、redwoodは『アメリカスギ、セコイア』なので、和名は英語にほぼ対応しています。
🇯🇵
この木の歴史はドラマチック!
この木は最初日本で化石が発見され、日本人学者がメタセコイアと命名し論文発表しました。第二次大戦中のことです。
🇨🇳
戦後、中国で現存してる木が論文と同じもの、メタセコイアと判明。絶滅種ではなかったんです。
🇺🇸
アメリカの研究者が中国から苗を持ち帰り育成しました。
1950年くらいに、その挿し木や種を日本が譲り受け、それが全国各地の公園、並木道などに植えられたのだそうです。
(参考、Wikipedia)
メタセコイアには、今の国際状況どう見えてるのかな。