これ、辞書サイトのWeblioで見ると Work hard and play hard. という表現が出ています。 これはちょっと簡単だったでしょうか。
では、『よく学び、よく遊べ』というのが、そもそも英語から日本語に翻訳されて定着したという話をご存知ですか。 その元になったのは、上の英文とは少し違うらしいんです。 コトバンクというサイトの説明では、 『よく学び、よく遊べ』は、英語のことわざの Work while you work, play while you play. の翻訳が明治時代に入ったもので、修身や国語の教科書でも教えられていたのだそうです。 「学ぶときはよく学び、遊ぶときにはよく遊べ」ということですね。
まあ、教科書とか教育関係で使われたのでwork が「学べ」になっていますが、 働いている人なら、Work hard and play hard.を『よく働き、よく遊べ』と理解しておいていいと思います。 ゴールデンウィークで大いにリフレッシュして、連休後は仕事をがんばりましょうか。
例文です。 At the entrance to the clubhouse of a rugby team, Saitama Panasonic Wild Knights, a magnificent samurai armor is displayed as a symbol of the team. ラグビーチーム、埼玉パナソニックワイルドナイツのクラブハウスの入り口には、チームのシンボルとして立派な侍の鎧兜が飾られています。
Its helmet is adorned with buffalo-like horns and a lightning bolt-shaped ornament. The team’s color blue is also featured in several places on the armor. その兜には、水牛のような角と稲妻の形の飾りがついています。 また、鎧兜のところどころにチームカラーの青色が用いられています。
As a fan of Wild Knights, I feel that this suit of armor is sending good energy to the team. Go Wild Knights! ワイルドナイツのファンとしては、この鎧兜がチームに良いエネルギーを送ってくれているように感じます。 頑張れ、ワイルドナイツ!
「5月 ことわざ 英語」で検索すると、 April showers bring May flowers. 「四月の雨は五月の花を咲かせる」というのが出てきます。
これには長めのバージョンもあります。 March winds and April showers bring forth May flowers. 「3月の風と4月の雨が5月の花を運んでくる」
どちらにしても、日本語の「苦あれば楽あり」的な意味のことわざなんですね。
Wictionaryでは、文字通りの花についてのこと以外に拡張されて、 A period of discomfort or hardship can provide the basis for a period of happiness and joy. 「不快や苦難の期間が、幸福や喜びの時期の基礎となることもある」 の意味となることが説明されています。
dictionary.cambridge.orgのサイトでの説明では、 If a quality, ability, disease, etc. runs in the family, many members of the family have it: 「ある資質、能力、病気などが run in the family するということは、その家族の多くがそれを持つということ。」
なので run in the family という表現は、遺伝するなら能力でも病気などでも、良い悪いに関係なくこの表現を使っていいようです。
例えば、こんな感じでしょうか。 Stubbornness runs in your family, doesn’t it? 「頑固さは君の家系の遺伝なんじゃないの?」 No, I should say that strong willpower runs in my family. 「いや、強い意志力がうちの家系の遺伝だというべきでしょう。」 (このうちの人はみんな本当に頑固なのかも・・・)
最近、遊覧船(tour boat)の沈没について報じられています。 NBC Newsの記事タイトルでは Operator of sunken Japanese tour boat apologizes as company is investigated 「沈没した日本の遊覧船の運営会社が調査を受け謝罪」 のようにsunken が使われていました。
Operator of tourist boat that sank off northern Japan with 26 people aboard says he approved the trip despite a broken communication device and forecasts of rough weather. https://t.co/K0AO2mPq6b
ラグビーで用いられる hand-off という名詞は、イギリス英語で the act of warding off an opposing player with the open hand 「空いている片手で相手プレイヤーを払いのける行為」 ということです。 ここで、ward offが『受け流す、かわす、防ぐ、寄せ付けない、払いのける』の意味です。
例文です。 The CTB player tried to ward off an opponent’s tackle with a hand-off. 「そのセンターバックの選手はハンドオフで相手のタックルをよけようとした」
ルカニョ・アム選手のハンドオフ
一方、アメリカンフットボールのhand-off はもちろんアメリカ英語で、 an offensive play in which a player, usually a back, hands the ball to a teammate 「選手(通常はバックの選手)が味方の選手にボールを手渡す攻撃的なプレイ」 だそうです。
ラグビーでもアメフトでも、hand off を動詞として用いて、それぞれ『hand-off を行う』という意味で使えるようです。
また、hand off はスポーツ以外では、ビジネスで『(プロジェクトなどを)他の人に引き継ぐ』場合や、技術的に別のシステムに『(制御などを)引き継ぐ』場合にも動詞として用いられるようです。 これらの使い方は、アメフトのhand-offに近いイメージですね。 ラグビー風だと、例えば仕事を引き継ごうとする人を払いのける感じになって、さすがに問題になるんじゃないかな。