razor-thin margin 『紙一重の差』
razor は『カミソリ』、thinは『薄い』なので、
razor-thin は『〔かみそりの刃のように〕非常に薄い』や『(得点や得票の差が)わずかの』の意味になります。
margin は『差、余地』です。
なので、razor-thin margin は『わずかな差、紙一重の差』の意味になります。
この表現もWorld Cup のニュースで使われていました。
CBS のニュースタイトル
Germany out of World Cup by razor-thin margin thanks to Japan’s second goal in upset win over Spain
「ドイツ、紙一重の差でワールドカップ敗退。
日本がスペインに逆転勝ちした試合の二つ目のゴールによって」
*ドイツの敗退がぎりぎりだったというのは、日本がスペインに勝った際の決勝ゴールのことが絡んでいます。三苫選手の折り返しが紙一重の差でインプレーと認められ、そこから生まれた田中選手の決勝ゴールでスペインに勝ちました。その結果、ドイツがグループ内で2位となれず敗退となりました。
その決勝ゴールのギリギリさから、by razor-thin margin という表現になったと思われます。
あのシーンでボールの一部がゴールラインにかかっているためばインプレ―なのですが、ボールがラインにかかっていたのはわずかに1.88㎜だったそうです。
razor-thin marginを使って書いてみましょう。
The Japan team made it to the knockout stage by razor-thick margin, more specifically, by 1.88mm.
「日本チームは、ぎりぎりの差、より具体的には1.88㎜ の差でノックアウトステージに。進出した。
「1.88mm」が分けた勝負に会場は“歓声とブーイング” 三笘薫の“神業”が生み出したスーパーゴール https://t.co/GFxBQdhWGn #三笘薫 #前田大然 #サッカー #FIFAワールドカップ #fifaworldcup
— FIFA ワールドカップ カタール 2022 完全ガイド by ABEMA (@fifawc_guide) December 2, 2022
みごとです。
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