(2022.11.17)
この頃知ったのですが、ビールの持ち帰り容器のことを growler と言うのですね。
The American Heritage Dictionary の説明では
4. A container used for carrying draft beer, especially a half-gallon or gallon glass jug with a gasket or screw cap.
「4. 生ビールを運ぶための容器で、特にガスケットやスクリューキャップがついた0.5ガロンか1ガロンのガラス製のジャグのこと」
となってました。
こんなやつですね。素材はステンレスや陶器などいろいろなのものもあるようですけど、茶色のガラス瓶のタイプが一般的なのかもしれません。
Ilyapa Amber Glass Growlers for Beer, 2 Pack – 64 oz Half Gallon Jug Set with Lids – Great for Home Brewing, Kombucha, Cider RSVGUGDhttps://t.co/mYtuLFwa9O pic.twitter.com/XNNhuHqpzR
— Sophia.LeschHhVS (@leschhhvs) November 16, 2022
これを何で growler というのでしょうか?
growler の基本的な意味は、さっきの辞書で見ると
1. One, such as a dog, that growls.
「1.(犬などのように)うなるもの」なんです。
こういう、うなるような音(growl)を発するものがgrowler なんですね。
(がみがみとうるさい人もgrowler らしい)
昔(たぶん19世紀)、ビールを地元のパブから蓋をしたバケツに入れて自宅まで運んでいたそうです。当然揺れてビールが跳ねるので、蓋から炭酸ガスが抜けてゴロゴロとした音(growl) がしたんですと。なので、こういう量り売りのためビール容器をglowlerと呼ぶらしいです。
今はエコ志向のためか、growler でビール売るという店がちょいちょいあるのかもしれません。重そうだけどね。