(2022.9.15)
今日、気になった英単語:aural と oral の件
aural は『耳の、聴覚の』で、
oralは『口の、口部の、口頭の、経口の』などの意味です。
両方とも形容詞で、顔のパーツ耳と口に関係する意味なので、
かなり紛らわしいかもしれません。
発音については
耳関係のaural が、 ɔ́rəlかɔ́ːrəl(オラルかオーラル)で、
口の関係のoral が、ɔ́rəlかɔ́ːrəl(オラルかオーラル)です。
・・・同じですね。
やっぱり、紛らわしい!
ちなみに
aural の語源はラテン語で、 auris 「耳」に形容詞を作る接尾辞-alがついた形です。
oral の語源も、ラテン語でos「口」に-alがついてできています。
これらを使う時にも、いろいろ紛らわしいことが起こりそうです。
例えば、
aural surgeon は『耳科医』で、oral surgeon は『口腔外科医』です。
これは聞いても、どっちか分からないのではないでしょうか。
まあ、相当紛らわしいのは確かなので、注意を要する単語として両方覚えておく方がいいと思います。