(2021.12.11)
救命救急を扱ったドラマを見ていると気道確保という言葉が出てきます。
英語の airway management は、この『気道確保、気道管理』に相当する用語になります。
Airway management は osmosis.org のサイトでは以下のように説明されています。
Airway management is the assessment, planning, and series of medical procedures required to maintain or restore an individual’s ventilation, or breathing.
「気道確保(管理)とは、人の呼吸を維持または回復するために必要な評価、計画および一連の医療処置のことです。」
アメリカの高校の生徒が救急処置の指導を受けたという2018年のツイートの中にも、
airway management が言葉として出てきていました。
これは、ためになる特別授業だと思いますが、残念ながらパンデミックのせいで、
こういうことはしばらくできないかもしれません。
Thank you to the Grady EMS Academy for educating our students on rapid field stabilization, treatment, and transport to the emergency room. Our Mustangs performed lifesaving techniques such as CPR, the use of an AED, airway management, and tourniquet application. #Believe pic.twitter.com/jjAcOVJDNU
— Meadowcreek High School (@MeadowcreekHigh) March 5, 2018
当然ながら、この場合のairway は『気道』で、Oxford の辞書での定義は、
The passage by which air reaches a person’s lungs.
「人の肺に空気が到達するための通路」となっています。
この他に、airway には『航空路、航空会社』の意味も有ります。
(だから、知らないで airway management って聞いたら、航空会社の経営の話と思ってしまうかも。)