(2021.8.26)
singular は、英文法では『単数(形)』や『単数(形)の』の意味で使われますね。
(この意味だと対義語は plural 『 複数(形)』や『複数(形)の』 です。)
この singular は、 単数という意味以外でも用いられ、
形容詞として『並外れた、まれにみる、非凡な、奇妙な、珍しい』等の意味になります。
使い方はこんな感じです。
They have had a singular success in the IT business.
「彼らはITビジネスで並外れた成功を収めた」
これを「単数の」と訳すと、意味が違ってくる感じです。
ただ、よく考えれば、並外れたということは、同レベルのものがなくマラソンの独走のような状態です。この一つのものが他からかけ離れている感じが、singularの単数という意味とつながるんですね。
She is a woman of singular beauty.
She is a singularly beautiful woman.
「彼女は稀にみる美人だ」
上の例のように、singularly という副詞として使うことも可能です。