英語で「五月病」 は?-💙-つぶやき英単語 1633

(2022.5.30)

『5月病』をWeblioや英辞郎やで調べるとMay blues と出てきます。
blues が『気のふさぎ、憂鬱』ということですね。

でも、5月病って4月に新生活が始まる日本だからこそのものではないでしょうか。
なので、日本の事情を知らない人には、May blues =5月の憂鬱というだけでは伝わらない部分があると思われます。

例えばWeblioの説明のように
blues experienced by college freshmen or workplace recruits shortly after beginning school or work
「新入生や新入社員が学校や会社が始まってしばらくして感じる憂鬱」
のように言って、
Most schools and companies in Japan begin in April.
「大部分の日本の学校や会社が4月に始まる」ことを付け加えれば理解してもらえるのではないでしょうか。

5月に調子が出なかった人も、そろそろエンジンがかかってくるかもしれません。
もう5月も終わっちゃうので、6月は笑顔で過ごせるといいですね。

こんな言葉覚えたいわけではない・・・?-😿-#つぶやき英単語 1630

(2022.5.27)

ニュース記事を見ていて、
嫌な言葉でも何回も出て来るんで覚えてしまうことがあります。

mass shooting 『銃乱射(事件)』

Wictionary の説明だと
(crime) The shooting of multiple people over a short period of time, particularly when there are many victims and/or the victims are chosen indiscriminately.
「(犯罪)短時間に短時間に複数の人を射殺すること。特に多くの犠牲者が出る場合や犠牲者が無差別に選ばれる場合。」だそうです。

他にも、massacre 『大虐殺』とか。
(これ発音記号で mǽsəkər、マサカァみたいな発音です。)

なんかアメリカのニュースで覚えてしまいました。

余計なお世話かもしれませんが、銃の規制を少し厳しくした方が
いいんじゃないでしょうか。

“When in god’s name are we going to stand up to the gun lobby?”
US President Joe Biden speaks after mass shooting at Texas school
「私たちはいったいいつになったら銃ロビーに立ち向かえるんだ」
ジョー・バイデン米大統領、テキサス州の学校での銃乱射事件を受けて演説
(まず、大統領が立ち向かわないとね)

マットレスのこと―😴―#つぶやき英単語 1525

(2022.2.15)

マットレスに毎日お使いで、一から十まで知り尽くしているというあなたに質問です。

Q1)マットレスの英語の綴りは? レはLかRかどっちでしょうか?
カタカナ語のラリルレロにはLなのかRなのか問題がついて回りますね。

これは、Rで、mattress が正解です。tが二つ、sが二つですね。
(less だと何かが無い感じになっちゃうもんね。)

Q2)マットレス mattressの語源は何語でしょうか?

mattress って、語感的にもなんか西洋的な感じがしますよね 。
ところが、これ「横たわるために床に投げ落とされたもの」と言う意味のアラビア語からきているんですって。

この mattress と言う言葉が英語に取り入れられることになったのには、
十字軍が関係しているらしいのですよ。
文化と文化が関わると、いろいろ影響があるんですね。

🛌

I’ve been experiencing a bit of insomnia lately. Can I sleep better if I get a more expensive mattress?
「この頃ちょっと不眠症君ぎみなんですけど、もっと高価なマットレスにしたら、よく眠ることができるんでしょうか?」

クリスマスにmassの話―🎄―#つぶやき英単語 1475

(2021.12.24)

mass を英和辞典を引くと、名詞としては最初に
『(一定の形のない)大きなかたまり、集団、多数、多量、大部分、大衆』などの意味が最初に出てきます。

次に、カトリックの『ミサ』と出てきます。カトリック教会の重要な儀式ですね。
この意味の場合は頭が大文字の Mass の表記が多いようですが、小文字のmass が用いられる場合も有ります。

発音なんですが、多量のmass も ミサのMass も同じマス(発音記号は mǽs)です。
じゃ、何でMassのことをミサというのかと言うと、ラテン語のmissa から来てるからなんですね。
(多量のmassはの語源が異なるようです。)

⛪

オンライン英会話の授業で
I go to Mass with my family on Sundays.
「日曜日には家族とミサに行く」
というような会話で、マス=Mass =ミサが瞬時に理解できないことが有りました。
日本語のミサが頭にあるから、混線するんですですね、たぶん。

🎅


今日はクリスマスイブですけれど、
Christmas は 、Christ の mass ということですもんね。

教会のミサに行く方も行かない方も、寒くなりそうなんで、
暖かくしてお過ごしくださいね。

malaise は?―😵―#つぶやき英単語 1459

(2021.11.23)

特定の病気ではなくても、何となく気分がすぐれないことありませんか?
malaise という単語は、このような『不快感、倦怠感、不調』のことだそうです。
(英検1級ぐらいで必要になる単語だとか)

例文です。
I’ve been feeling a certain malaise lately.
「このごろ、倦怠感を感じるんですよ。」

この単語は、体調だけでなく経済の沈滞などに関しても使われます。

The economic malaise of this period is known as the lost decade.
「この期間の経済の不調は失われた10年として知られています。」

malaise は語源はフランス語で、その元は「不快」の意味のラテン語らしいです。

どこの国の人も、調子の悪い時はあるもので、
そんな時は、休息をとるなり、病院に行くなりした方がいいですね。

経済の方の不調については、岸田さんや日銀の人に、良い解決策を考えてもらいたいところです。

Manic Monday のmanic は?―🌝―#つぶやき英単語 1440

(2021.10.18)

若い時はいろいろ吸収力があったのか、あの頃、何となく流れているのを聞いていて覚えた曲がいくつもあります。

最近、The Bangles のManic Monday という曲をたまたま聴いて、「懐かしい」と思ってしまいました。
これ、1986年の曲なんですね。Prince が作ったんですか、へえ。

このManic Mondayのタイトルにある manic を辞書「英辞郎」で引くと、
まず『躁病の』という訳語が有って、その次に『熱狂的な、とても興奮した、大忙しの』の意味が出ています。
さすがに、曲名に病気関係はないので、当然ながら後の方の意味になりますね。

今まで歌詞の内容も分からずに聴いてたんですけど、
このManic Mondayというタイトルは「慌ただしい月曜日」ということで、
日曜日を恋人と楽しんだ女性が月曜日に慌ただしく仕事に行く気持ちを歌ってるようです。

サビでは、
It’s just another manic Monday
「またいつもの慌ただしい月曜」
という歌詞が繰り返し出てきます。

I wish it was Sunday「今日が日曜だったらよかったのに」
みたいなことも言ってるので、
「うん、うん、分かるよ」と思うのですけれど、この曲の女子と僕とでは大違いです。
とにかくポップな曲にのっているので、この女性は慌ただしい月曜日の中を元気に走っていく感じです。なんかうらやましい。
僕なんかだと、どよーんとした感じで月曜始まるんでね。

でも、今日はManic Monday を脳内再生して、朝から飛ばしていこうかな。
今週も頑張りましょう。

make-believe は?―😎―#つぶやき英単語 1399

(2021.8.5)

これもオンライン英会話のレッスンで読んだ英文に出ていた単語ですが
make-believe で名詞として『見せかけ、偽り、空想』の意味になるそうです。
また『見せかけの、偽りの、架空の』の意味の形容詞としても使えます。

 His ideal family is actually a make-believe one.
 「彼の理想的な家庭は、実は作りものです。」

そもそもハイフンのない make believe なら
『(~と)見せかける、ふりをする』の意味で、以下のように使います。

Let’s make believe that we are Samurai warriors.
「さむらいごっこをしよう。」

ポイントは、動詞として使われるmake believe を
ハイフンでつなぐと名詞や形容詞になっちゃうとこです。

この前に書いた go-toも形容詞になってましたしね。
ハイフン一つで品詞も変わっちゃうんだから、英語って面白いです。

英語で格言・ことわざは?―👉―#つぶやき英単語 1389

(2021.7.12)

格言、ことわざ、金言に当たる英単語は、いくつか有ります。
proverb, maxim, saying, adage, ……..

Oxford dictionaryによる説明はこんな感じです。
proverb :
A short pithy saying in general use, stating a general truth or piece of advice. 
一般的に使われる含蓄のある簡潔な言葉で、一般的な真実やアドバイスを述べたもの

maxim:
A short, pithy statement expressing a general truth or rule of conduct.
一般的な真理や行動のルールを表現した短くて含蓄のある文

saying:
A short, pithy expression that generally contains advice or wisdom.
一般的にアドバイスや知恵を含んだ短くて含蓄のある表現

adage:
A proverb or short statement expressing a general truth.
一般的な真理を表現したことわざや短い文

正直、意味の差はよくわからないのですが、まあ似たような意味であることは確かです。

こういう類義語はみんなまとめて覚えてしまえば、その方がお得で、
かえって覚えやすいかもしれません。
Killing two birds with one stone = 一石二鳥ならぬ、
Killing four birds with one stone = 一石四鳥じゃないでしょうか。

made-to-measure は?―👕―#つぶやき英単語 1363

(2021.5.9)

made-to-measure は、計るために作ったみたいな意味にも見えますが、
ちょっと違います。惜しいけど。
『寸法に合わせて作った、あつらえの』の意味を表す形容詞です。主に衣服とか家具なんかに使えます。

使ってみました。
They bought made-to-measure curtains for their new room.
「彼らは新しい部屋のためにオーダーメイドのカーテンを購入した。」

🪟

made-to-measure の類義語は、
custom-made 『注文品の、あつらえの』
made-to-order  『あつらえて作った、ぴったり合う』 などになります。
(👉 ちなみに オーダーメイドは和製英語なので、ご注意を。)

また、反対の意味になる言葉としては、
off-the-peg  『でき合いの』
off-the-shelf 『既製の、在庫品の』
ready-made 『でき合いの、既製品の』 などが有ります。

コーヒーじゃない maxim は?―📚―#つぶやき英単語 1362 

(2021.5.5)

Maxim マキシム を、インスタントコーヒーの商品名として知っている方は多いかもしれません。(AGFさんの商品ですね。)

一般名詞として、maxim を辞書で引くと『格言、金言』という意味が出ています。
他に『根本原理』『公理』などの意味も有ります。

Cambridge Dictionary の説明によると、maxim は
a short statement of a general truth, principle, or rule for behaviour
「一般的な真理、原則、行動のルールを短く述べたもの」
だそうです。

☕

コーヒーに関する金言 なら、こんなのどうでしょうか。
How about this maxim about coffee?

「まずコーヒー、それから計画」
COFFEE FIRST. SCHEMES LATER. (LEANNA RENEE HIEBER)