(2022.5.2)
今朝、テレビ朝日のグッド!モーニングの中の「林先生のことば検定スマート」というコーナーで、『旅』という意味の英単語 journeyのことを取り上げていました。
問題になっていたのは journeyの由来で、答えは「一日の仕事、一日の旅」という意味の言葉から来ているのだそうです。
林先生は journeyと類義語である travelとtripと比較して解説していました。
辞書サイトのWeblioでも、「旅」を意味する単語の意味の違いが説明されていましたので、それを語源も併せてまとめてみました。
travel :もっとも広い意味で旅行の表す語で,特に遠い国または長期間にわたる旅行。
語源は、「苦しんで旅する」の意味の中期フランス語。
trip :通例用事か遊びで出かけ,また帰ってくる旅行。
語源は、「踏む」の意の古語英語。
(林先生も語源は「ステップを踏む」と説明していました。)
journey :通例かなり長い,時として骨の折れる旅で、
必ずしも帰ってくることは意味しない。
語源は「一日の(旅)」の意の古期フランス語。
これは、『日誌、日記』の意味のjournalと同じ語源なんだそうです。
tour :観光や視察などのための計画に基づいて各地を訪れる周遊旅行
この語源は、「旋盤,回るもの」の意味のラテン語だそうです。
だから、見て回るような旅行のイメージなんですね。
voyage :海上の比較的長い旅行。
語源は、「旅の費用」の意のラテン語。
excursion :レクリエーションなどのために多くの人が一緒に行なう短い旅行
語源は、ラテン語で「外に走り出ること」の意だそうです。
そろそろ安心して旅行できるといいんですが。