動詞のdonは?―👕―#つぶやき英単語 1498

(2022.1.19)

don て、名詞ならマフィアのドンのdonとかの意味も有るんですが、
動詞のdon はどんな意味かご存知ですか?

動詞のdonは『(服・帽子などを)着用する、身に着ける』の意味なんですね。
この現在分詞はdonning、過去や過去分詞はdonnedの形になります。
donはput on と同じような意味ですけど、英辞郎では文語的というマークがついています。

don や put on は『身に着ける』という行動を表すので、
『身に着けている』という状態を表現するwear とは区別しておく必要があります。

🧥

使ってみましょう。
He stood up and donned his jacket.
「彼は立ち上がってジャケットを身に着けた」

因みに、英辞郎によると don の反意語は doff 『脱ぐ』です。

使ってみましょう。その2
He politely doffed his hat and greeted her.
「彼は丁寧に帽子を脱いで彼女にあいさつした」

このdondo on から来ていて、doffdo off から来ているんですと。
昔はdo on do off だったのが、それぞれ縮まった形になって現在に至るということです。
なるほど。


dog tag は?―🐶―#つぶやき英単語 1474

(2021.12.22)

dog tag は『犬の鑑札』のことで、首輪につける金属製の迷子札のようなものです。

でも、犬じゃなくてもdog tag をつける場合があるのですよ。

実は、兵士が身に着ける『認識票』のことも dog tag と言うのです。
例えば、戦争中なら戦死者の身元識別に使われるものですね。
この認識票の意味の dog tag は主に米国で用いられる口語的表現で、
正式に言えば identification tag となるようです。
でも、ニュース記事などでも dog tag と普通に使われているんですね。

以下は、第二次大戦中に有名人がつけていた認識票 がオークションで売られたとのツイートですけれど、ここでもdog tag となっています。

Dog Tag worn by Ted Williams in World War II. Sold for $10,500 in February by
@HeritageAuction
「第二次世界大戦でテッド・ウィリアムスがつけていた認識票、
2月にHeritageAuction で10500ドルで売られた。」

ちなみに、テッド・ウィリアムスは、Theodore Samuel Williams はメジャーリーグで3冠王を2回も獲得した伝説的な野球選手で、1941年に彼が規定打席で4割を打って以来、メジャーで規定4割打者は出ていないそうです。そんなスーパースターですが、彼は2度も従軍しています。
テッド・ウィリアムスが最前線に行ったかどうかは分かりませんが、第二次大戦では日本の野球関係者が何人も亡くなっています。このdog tagは、野球どころではなく、命のやり取りをする戦いがあった時代の証拠品のようにも思われます。

今、日本人メジャーリーガーの活躍を見られて、このような dog tag を身に着ける必要のない立場でいられるのはありがたいことだと思います。

do or die とか do-or-dieとか―😠-#つぶやき英単語 1412

(2021.9.1)

do or die は『(成功するために)死ぬ気でやる』っていうことですね。

使い方はこんな感じです。
They seemed determined to do or die.
「彼らは死ぬ気でやる覚悟のようだった。」

ハイフンを入れてdo-or-die だと『必死の覚悟の、食うか食われるかの』という形容詞になります。

It was a do-or- die situation.
「やるかやられるかの状況だった。」

まあ、気持ちは分かりますけれど、
言葉の上の事でも、何かやるときに死ぬとかdie とかを持ち出さない方がいいんじゃないでしょうか。

生き生きとがんばって、それで成功できればいいですね。

doodle は?―🐣―#つぶやき英単語  1367

(2021.5.23)

ニワトリの鳴き声 コケコッコーは、英語では cock-a-doodle-doo ですよね。

これと関係あるのか分かりませんが、
doodle という単語には『いたずら書き(をする)』の意味があるそうです。

✍🏼

He was doodling in the margin of the textbook.
「彼は教科書の余白にいたずら書きをしていた。」

ある辞書では、『(考え事しながら)いたずら書きをする』と説明が出ていましたので、
そんな感じのいたずら書きなんだと思います。

あと、doodleには『だらだら過ごす』みたいな意味もあるようです。


それにつけても、
僕にはニワトリの鳴き声って cock-a-doodle-doo に聞こえないんですけど。
英語耳になれば聞こえるのかな?

英語で『べからず集』 は?−🙅🏻‍♂️−#つぶやき英単語 1339

(2021.3.17)

『べからず集』『してはならないこと』の意味の英単語知ってます?
dont’s ですと。

「~しない」の don’t が名詞になって、その複数形がdont’s です。
専ら複数形で使われるらしいですけど。

例文書いてみました。
To avoid making mistakes when living offshore, you need to know the don’ts in that country.  
「海外生活で失敗しないためには、その国でしてはいけないことを知っておく必要がある」

don’ts の反対は dos で『すべきこと』の意味になります。
なので、dos and don’ts は、
『すべきこととすべきでないこと、注意事項』という意味です。

もう一つ、例文です。
Here are some dos and dont’s in this factory.
「この工場での注意事項を紹介します。」

世の中、しちゃいけないことはあります。
権限のある役所の人が利害関係者から接待されることは、
明らかにdont’sに入ってますよね。

英語で「おしっこ我慢してモジモジする」は❓-💃-#つぶやき英単語 483

(2015.12.30)

「おしっこ我慢してモジモジする」のは、英語の国の人たちにだってあることですよね。

これ、do the pee-pee dance というのだそうです。
(英辞郎調べ)

幼児語の『おしっこ 』が、pee とかpee-pee なので、
「おしっこダンスする」みたいなことですね。

でも、寒いところにいると、すぐトイレ行きたくなりません?

僕が、今、踊ってるみたいなのは、
大人の面目をかけて、
こらえてるところなので、
早く出て~。

dog days は?-🐶-#つぶやき英単語 50

(2014.7.22)

dog days って何? 犬の日々? 

dog days は『盛夏の時期』という意味です。

北半球で、7月初めから8月中旬まで天狼星 The dog star が太陽とともに出没することから、こういう表現らしいのです。
この星が太陽を活発にして、暑さを呼んでいるようなイメージでしょうか。

天狼星は Sirius。最も明るい恒星だそうです。

そう言えば、例のあのお話に Sirius Blackというキャラクターが名のキャラクターが出てましたけど、彼も犬と関係ある設定でしたよね。👓

Do you have the time? にまつわる疑念-⏱-#つぶやき英単語 35

(2014.7.4)

Do you have the time? は、要するに「今、何時でしょうか?」なんですね。
(時計持っていそうな人に時間を聞く感じです)

昔の話ですが、
カナダのホテルで金髪の女性に
Do you have the time?と尋ねられたことが有ります。

見知らぬ女性でした。
でも、僕が出席したイベントの参加者らしく、
エレベータホールに他の人はいなかったので僕に聞いてきたのでしょう。

その時、この表現を知っていたわけではないのですが、意味は分かりました。
スマホなんかない時代です。
時計を付けていない手首を見せてSorry. とだけ言いました。

その女性は、すこしがっかりした顔をして
Thanks anyway.
と言って歩き去りました。

このことが有って、僕は時刻を尋ねる表現
Do you have the time?をしっかりと覚えたのです。

でも、
the をつけない Do you have time?なら
「お時間有りますか」なんですよね。
(もしかして、あの時 誘われてた?)